さて、7歳の時に変な事件に遭遇した私。
それから、20年以上が経ちました。
私、33歳。
その日、小雨降る中を傘をさし、堤防道路を1人歩いておりました。
後ろから車が来た気配を感じたので、振り向きもせずに私は道の左端に寄りました。
でも車は、私の右斜め後ろから追い越して行こうとしません。
(もう、さっさと追い越せばいいのにー。)
と思いながら、後ろを振り返った私。
私の右後ろに白い軽自動車がトロトロとついてきます。
私のすぐ横まで来た車の中には、野球帽を被った若い男。
ズボンから自分の物を出して、ニヤニヤしながらこっちを見て触ってる!
「・・・・・。」
私は、一旦顔を前に戻し、「ハア~、まったくう~。」と、ため息をつくと、
もう一度、車の方に振り向き、次の瞬間!
「ドカッ!」
という音とともに、
車の助手席のドアを、思い切り蹴飛ばしました!
助手席のドアが凹み、綺麗に私の靴跡がつきました。
車は、あわてて走り去っていきました・・・が、
(しまった、ナンバー見るのを忘れた!)
私はその車をすぐに追いかけましたが、追い着けるはずもなく、車は行ってしまいました。
後ろから、かろうじて分かったのは、
後ろのハッチに緑色のアルファベットがいくつか並んでいた事ぐらいでした。
そのあと近くの交番に行って、今あったことを伝え、近辺の学校に連絡してもらいました。
(この日は中学校が期末試験で、生徒がいつもより早く帰る予定の日だったんです。)
ここで、警察官の人に。「被害届出されますか?」と、聞かれた私。
変な物見たことより、その言葉の方が恥ずかしかった・・・
10代か20代ならまだしも、
30過ぎた3人の子持ち女がその程度で訴える事の方が恥ずかしかった・・・ので、
丁重にお断りしました。
女も、年をとると変わるものです。
昔は何を見たのかさえ分からなかった女の子が、
20年以上経つと、相手の車を蹴飛ばすんですから・・・
ただ数日後、この事件を私の母に話したところ、私はこっぴどく母に叱られてしまいました。
「この、おバカ!相手が逃げていったからいいようなものの、
もし怒って襲ってきたり、連れ去られたりしたら、どうするつもりやったの!」と・・・
そういえば、あの時確かに周りに車は1台もいなかったし(平日の昼間だった)、
近くに民家もありませんでした。
相手がもし切れて、襲ってきたりしたら、助けを求める事もできなかったかも・・・
うーーん、気が強いのも考え物・・・。
もしまた今度こんな事があったら、
今度は、「キャー!」と悲鳴を上げて、しっかり相手の顔とナンバーを覚えてやろう!
と、思った私なのでした 。
ー 次は、「変質者 その後」ですー
それから、20年以上が経ちました。
私、33歳。
その日、小雨降る中を傘をさし、堤防道路を1人歩いておりました。
後ろから車が来た気配を感じたので、振り向きもせずに私は道の左端に寄りました。
でも車は、私の右斜め後ろから追い越して行こうとしません。
(もう、さっさと追い越せばいいのにー。)
と思いながら、後ろを振り返った私。
私の右後ろに白い軽自動車がトロトロとついてきます。
私のすぐ横まで来た車の中には、野球帽を被った若い男。
ズボンから自分の物を出して、ニヤニヤしながらこっちを見て触ってる!
「・・・・・。」
私は、一旦顔を前に戻し、「ハア~、まったくう~。」と、ため息をつくと、
もう一度、車の方に振り向き、次の瞬間!
「ドカッ!」
という音とともに、
車の助手席のドアを、思い切り蹴飛ばしました!
助手席のドアが凹み、綺麗に私の靴跡がつきました。
車は、あわてて走り去っていきました・・・が、
(しまった、ナンバー見るのを忘れた!)
私はその車をすぐに追いかけましたが、追い着けるはずもなく、車は行ってしまいました。
後ろから、かろうじて分かったのは、
後ろのハッチに緑色のアルファベットがいくつか並んでいた事ぐらいでした。
そのあと近くの交番に行って、今あったことを伝え、近辺の学校に連絡してもらいました。
(この日は中学校が期末試験で、生徒がいつもより早く帰る予定の日だったんです。)
ここで、警察官の人に。「被害届出されますか?」と、聞かれた私。
変な物見たことより、その言葉の方が恥ずかしかった・・・
10代か20代ならまだしも、
30過ぎた3人の子持ち女がその程度で訴える事の方が恥ずかしかった・・・ので、
丁重にお断りしました。
女も、年をとると変わるものです。
昔は何を見たのかさえ分からなかった女の子が、
20年以上経つと、相手の車を蹴飛ばすんですから・・・
ただ数日後、この事件を私の母に話したところ、私はこっぴどく母に叱られてしまいました。
「この、おバカ!相手が逃げていったからいいようなものの、
もし怒って襲ってきたり、連れ去られたりしたら、どうするつもりやったの!」と・・・
そういえば、あの時確かに周りに車は1台もいなかったし(平日の昼間だった)、
近くに民家もありませんでした。
相手がもし切れて、襲ってきたりしたら、助けを求める事もできなかったかも・・・
うーーん、気が強いのも考え物・・・。
もしまた今度こんな事があったら、
今度は、「キャー!」と悲鳴を上げて、しっかり相手の顔とナンバーを覚えてやろう!
と、思った私なのでした 。
ー 次は、「変質者 その後」ですー