ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

私の出産って・・・(1人目 その2 )

2006年07月05日 11時14分20秒 | にぎやかな出産・・・
なんとか病院の急患受付にたどり着いた私は、その場で、
「あーーーーー!。」と、陣痛の痛みで座り込んでしまいました。

飛んできた数人の看護師にストレッチャーに乗せられたのですが、
看護師達は私が初産と知ると、途端にシラ~っとした雰囲気にー。
(ギャーギャーうるさいな!)というカンジがヒシヒシと伝わってくる・・・。

確かに、初めてで私もかなりパニックになっていたと思います。
でも、破水している上に、太ももの間に何かぶら下がっている物が・・・
私がそれを訴えても、
「はいはい、じゃ、一応見てみますね~。

私の担当だった研修生と私を残して、他の看護師は診察室から出て行ってしまいました。
内診台に乗せられた私は、
「なんかある、なんか足の間からでてる!。」と叫んでいました。
研修生は、「はーい、じゃあちょっと見せてもらいますねー。」とのんびり。
すぐに、研修生は「ちょっと、待っててね。」と言って、診察室を出て行きました。

彼女がドアを閉めて、私は内診台の上に乗せられたまま、一人にされた瞬間!
「バシャーッ。ビチャビチャ!」と言う水音がして、次の瞬間、赤ん坊の泣き声が!!

女性ならご存知でしょうが、産科の内診台に受ける物などあるはずも無く、
私は子供が下に落ちた!と思いました。

「誰か来てー、誰か来てー、誰か来てー!」

冬の朝、5時、産科の病棟に身動きできない私の叫び声が響き渡りました。

バタバタと走ってきた数人の看護士。もう、私は大泣きで、パニック状態です!
次の瞬間、看護師が私に言った事!

「もう、こんな所で産んでまって!」

そう言うと、ポンと赤ん坊を私のお腹の上に乗せました。

その後も、「向こうで用意しとったのに。」「あーあ、掃除大変」「まったく、もう」など、
ブツブツ聞かされました。

私が悪いのか?どー考えても、お前らのミスだろ!!
という、怒りよりも子供の事が心配でなりませんでした。

この時、看護士達は何も言いませんでしたが、幸い、子供は下には落ちていなかったそうです。
私のへその緒が普通の人よりかなり長かった為、
子供はそれが首に巻き付き、足の間から頭だけ出て泣いていたそうです。
(生まれる前に足の間にぶら下がっていたのは、その長いへその緒だったようです

と言う事は、もしへその緒が普通の長さで、子供の首に巻きついていなかったら、
あきらかに子供は診察室の床に叩きつけられていた?
後から、考えれば考える程、恐ろしく、腹立たしかった!!

なにより、生まれて初めて聞いた言葉が、
母親の悲鳴と看護師の「こんな所で産んでまって!」という怒鳴り声だったなんて・・・

自分の子が可愛そうでしかたありませんでした・・・。

ちなみに主人は、駐車場に車を止めて、やっと産科まで上がってくると、
いきなり看護師に 「はい、産まれました。」と、子供を手渡されたそうです。

病院に着いてから、5分後のことでした・・・。


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