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ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

金に汚い会社って・・⑦(内規と有給と所定労働時間)

2014年05月08日 22時11分55秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
やっと、退職届を所長に提出しました。
ハア~、疲れた・・・
前回の記事を書いてから、またひと波乱ありました。

まず、有給についてー
前回の記事で、就業規則を見たら、”有給消化は本年度分から”となっていて、計算し直した私。
ところが、その事を所長に話したら、所長は「そんな事はない。繰越分からのハズ。」と言う。
改めて、二人で就業規則を引っ張り出して見てみました。(今度は所長の机の引き出しの中に入っていた。

私「ホラ、ここに書いてありますよね?」
所「ああ、これは内規だわ。」
私「ナイキ?・・・」

なんじゃそれ
 ”内規=社員全般には公表しないが、会社として規定しておくべきもの。”
と言うことで、とりあえず、会社内の決まりではあるけれど、社員には公表しなくて良いもの?
ついでに、社員は拘束されない物?
本来、社員には見せないものらしいが、ウチの職場、誰もこんな物を見ようとしないから、
「どうせ誰も見ないからー」と言う理由で、就業規則と一緒にファイルに入れてあったらしい。
(でも、ウチの職場の内規、就業規則と全く反対の事が書いてあるって、どうなのよ?

とにかく、私の場合、”法定どうり”と言うことで、有給消化は繰越日からしていくという話でした。
私が覚えていた有給日数が1日足らなかった事もあって、
最終的には、5月末の時点で残り有給日数は、12.5日になりました。
これを6月いっぱいで消化すると、有給12.5日+休み8日=20.5で、勤務出来る日数は、30日-20.5日=9.5日
これだと、夜勤4回半くらい? 面倒だから0.5日は諦めて10日出勤の夜勤5回でいいじゃん。
と、思ったのに、何だかまた所長が訳の分からない事を言い出した。

所「ウチは時間数をみんな全部足してない。以内で収めてる。
  基準日の177とか171を8で割れない数ばっかりで組んでるから、そこに満たない時間数はお金で消化していない。
  で、ウチは良心的だから、本来ならその177に近い数で全部組むけど、これ全部足してないの。
  例えば、6月は171時間の月だけど、この時間に満たない勤務時間であっても、その分お金で処理してないから。
  実際の勤務時間を基準として、そこから1時間でも出たら超過勤務が発生してるから。
  つまり、年間で働かないとイケナイ時間数ってのがあって、それが毎月その月によって30日と31日の場合で、通常は171時間とか177時間とか決まってる。
  だから割り切れない事もあるんだけど、ただ未消化有給に4時間分出てるから、それを使って171時間に近い数でシフトを組ませてもらう。
  そこは8で割らなくても4時間分の処理は時間外出さないようにして枠内で収まるようにしようと思うけどー」

私「???」 何の事やらサッパリ分からない?
後から調べてみたのですが、
要は、ウチの職場の ”所定労働時間”は、30日の月は171時間。31日の月は177時間と決められており、
シフトの関係で、その時間まで満たない場合でも減給などはしていない。
更に、超過勤務の場合でも、171時間ではなく、この働いた時間を基準に超過勤務をつけさせてもらっている。
だから今回、半有給の4時間は、171時間に近い時間になるようにシフトを組ませてもらうから、0.5日も消化出来るかも?
って事だったらしい・・・。

ウチの職場は、早番遅番は8時間勤務だけど、夜勤に関しては16:30~9:30までの中に2時間の休憩時間。ってことになっている。
(実際は休憩なんて殆ど取れないけど・・
だから、夜勤の日に関しては2日出勤で、1日7.5時間の勤務時間という計算になる。
30日の月は8日間の休み。31日の月は9日間休みと決まっている。

例)6月は30日までだから休日は8日。勤務日数は22日。単純に8時間勤務なら176時間の勤務になる。
   (実際昼勤務のみのスタッフはこれだけの時間を働いている。)
  しかし、夜勤が入る私達は、その月のシフトが、夜勤10回・早番1回・遅番1回 だったとすると、
  (7.5時間×20日)+8時間+8時間=166時間 しか働いていない事になる。本来なら、あと10時間働かないとイケナイ。
  が、ウチの職場の社員の所定労働時間は171時間なので足りないのは5時間。
  でも、その5時間は減給などせずに、まるっと基本給を支払っている。 エッヘン!良心的でしょ!

って事だ。

確かに、
 ”月当りの所定労働時間(1日当りの所定労働時間×月当りの勤務日数)を下回ると、
  就業規則によっては不足している時間が遅刻・欠勤などの扱いになる場合もある。”
との事なので、ある意味、良心的?
でも、何も私達が希望してそうして貰っている訳じゃないし、私達は会社が指定してきたシフトで一日も休まずキッチリ勤務している。
単に、会社の都合上、そうせざるを得ないんじゃないの?
本来は、月夜勤5回・早番・遅番合わせて12日で、ちょうど171時間になるので、実際問題、夜勤の回数が多すぎるって事でしょ?
むしろ私に言わせれば、夜勤を所定の倍も入れてる会社の方がおかしいでしょ!
会社の都合で勝手に労働時間減らしといて、それを ”給与から引いてないだろ!”なんて、
何を偉そうに吐かしてるんだ!
なら、そんな事しなくていいから、最初っから夜勤を月5回だけにしてよ!
でも人手が足りなくて、それが出来ないから仕方なしにそうしてるだけじゃん。
むしろ、これで減給されてたら、コッチが怒るわ!

と、後からブツブツ怒っていても仕方ありません。
とにかく、私の希望は一応通って、6月いっぱいで有給全部消化出来る・・・かも?
まだ、ほかのスタッフとのシフトの兼ね合いがあるので、”絶対!”とは言えませんが・・・
(月末になって、所長に「やっぱり全部消化出来なかった・・・。」とか言われる可能性も大です。
これを防ぐには、予め有給日数分だけ私が申請すれば良いのです。
退職時の有給申請は会社は断る事が出来ません。
でも、出来ればそんな事はしたくない。チョットは所長を信じたいんですけど・・・
やっぱり甘いですかね?


✩とりあえず有給消化の話がついたので、次は退職届の日付の話し。
 でもちょっと長くなってしまったので、退職届の日付の話は次の記事に書きます。

金に汚い会社って・・⑥(就業規約)

2014年05月05日 13時09分33秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
お仕事(夜勤)に行ってきました。そして就業規約を見てきました。

ウチの職場は書類の類は全て事務所に置いてあります。
私、事務所に入った時に、さりげな~く普段私達が触れる書類の棚を見たのですが、
それらしい書類は見当たらなかった。
これはやっぱり、所長の机の後ろにある、鍵の掛かる書棚の中か?・・・
いやあ~、「就業規約を見せてください。」って言うだけなのですが、コレがなかなか言いにくい・・・
もし「なんで?」「どうして?」などと聞かれたら、ナンと答えよう・・・と考えると、なかなか所長に切り出せない。
結局その日は所長に言い出せず、所長は帰ってしまいました。
翌朝、ラッキーな事に所長は休み。事務所には事務員だけ。
私は、慌ただしい朝の準備中に、
私 「すみませ~ん、就業規約って、何処に置いてありましたっけ~
事 「ああ、ここにあるよお~。」
後ろの鍵が掛かる書棚から、アッサリ就業規約のファイルを出してくれました。

ヤッター!就業規約手に入れたあ~!\(^^@)/
と思ったら、しっかりファイルの表紙に、”事務所内にて閲覧”と書いてあった・・・。
(チクショ~、これじゃあコピーは取れないなあ~
ま、仕方なしに中身を見始めました。

気になったことは4つあった。
① 年次有給休暇について。
 ”有給の消化は、本年度分から消化し、前年度繰越分はあとから消化とする。”
 ”消化しきれない有給の買い上げはしない。”

ええ!マジで!!
普通は、繰越分から消化していくもんじゃないの?
そうなると、私の未消化の有給日数、計算し直した方が良いかも・・・

② 賃金の項目にあった、手当について。
書いてあった手当は大体キチンと支払われてた。(ただし、就業規約には金額は一切書いてなかったケド・・)
その一番最後に書いてあった手当。”勤続手当”
えー!この勤続手当って、勤続3年目以降から付くの!
と言う事は、私、今度貰えるお給料から付くのかなあ~?

③ 退職について。
退職や解雇については、雇用契約書に書いてあったのと同じだったけど、”退職日の14日前までに承認”と書いてあった。
雇用契約書には、”退職する30日以上前に届け出る事”になっていた。
違いは、『承認』と『届け出』。
要は、30日前までに”届け出て”、14日前までに”承認”を貰わなくてはイケナイ。って事だよね?

④ 書いてあったんじゃなくて、書いてなくて驚いた。
賞与の項目が、一切ない・・・
就業規約の中に、『賞与』のしょの字もないんですけど・・・
つまり、私が今まで貰っていたボーナスは、賞与ではなく、やっぱり”寸志”だったんだなあ~
でも、雇用契約書には”賞与”って書いてあるんだけどなあ~?

これらを読んで、賞与はまず貰えないであろう事は分かった。(辞める人間に支払ってくれないでしょ。
では、有給はどうなるのか?
計算し直したら、5月末の時点で10.5日間の未消化有給日になりました。
更に減ってるし・・・(所長、しっかり計算して下さい・・
これで、6月も5月と同じように7日間有給を消化すると、残りは3.5日間かあ~。
返ってビミョ~な残り日数になっちゃったなあ~。
う~~~ん どうしよう・・・
7月末退職にすると、7月は有給3.5日だけ。それ以外は普通にお仕事だし、賞与という名の寸志は貰えないだろうし、
6月いっぱいで有給全部、消化しようと思うと、有給10.5日消化+休暇9日=19.5日間が休みになるから、
私の出勤日は10.5日。
夜勤5回分なら、シフトも何とかなるんじゃないか?
これはやっぱり、所長と相談だなあ~。

金に汚い会社って・・・⑤(社会保険)

2014年05月03日 17時52分01秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
先日の記事で、月末退社の場合、日付を1日繰り上げられると、その月は社会保険に加入してない事になると、書きました。
でも、会社が社会保険代を浮かせているのは、退職時だけじゃないんです。
むか~し、私の年金問題が起きた時に書いた記事(  )でも書いていますが、
実は私達雇用される側の人間は、入社した時にも、社会保険加入月数を奪われているんです。

よく耳にしませんか? 
 ”入社後3ヶ月は試用期間なので、社会保険には加入できません。”
コレ、嘘ですから!

会社は、例え1日でも人を雇ったら、その従業員の社会保険に加入しなければならない”義務”があるんです。
(法人及び、5人以上の従業員がいる個人事業主は、一部の例外を除き、原則として社会保険に加入する義務があります。)
だから、試用期間であっても、従業員を社会保険に加入させないのは、”違法”です。
会社が勝手にそれを捻じ曲げて解釈して、そう言ってるだけです。
チャンとした会社だと、キチンと最初から社会保険に加入させてくれます。

だから、入社する時に試用期間が3ヶ月あって、退職する時に月末から1日繰り上げされると、
合計4ヶ月分の、あなたの社会保険加入期間が減らされているんです!
会社は、4ヶ月分の社会保険料を浮かせているんですねえ~。(よく言えば節約?)

ただし、従業員を社会保険に加入させるには、イロイロと条件があります。
正社員と変わらない勤務時間体制で働いている方は、考えるまでもなく、上記に当てはまります。
一言で社会保険と言いますが、これは4つの保険の集合体です。
 ①健康保険 ②厚生年金 ③雇用保険 ④労災保険 の4つです。
これら4つの保険にも、それぞれ加入条件があって、かなり細かく分かれています。
ひとつひとつ書いていくと大変なので、他のサイトをお借りしま~す。
コチラ(クリック)→ 『社会保険に加入する従業員の範囲とは?』 に詳しく書かれてます。

でもねえ~、退職するときはまだしも、
これから入社する時の試用期間の社会保険未加入は、会社に言いにくいのが正直なトコロ・・・

これは、昔、私が入社したある会社での出来事です。
その会社は、類に漏れず、入社3ヶ月の試用期間中は社会保険に加入できませんでした。
でも、その3ヶ月の間に、動機で入社した男子のひとりが”おたふく風邪”に掛かって、入院してしまったんです。
当時19歳だった彼は、モチロン保険の詳しい内容など全く知らなかったのですが、
健康保険に加入していない入院となれば現金払い。その医療費はかなりの金額になります。
すると会社は、スグに彼を社会保険に加入させて、その医療費を抑えました。
だから、同期入社が沢山いた中で、彼だけは私たちと加入保険期間が2ヶ月ほど長く加入出来た事になります。

ま、こんな場合↑は特別でしょうが、
実際、試用期間に社会保険に加入していない事に気づかず、国民健康保険や国民年金に加入していないと、
私みたいに、後になってから、年金未加入期間がある事に驚くハメになりますので、十分気をつけて下さいね。


✩もし年金未払期間がある事に気づいたら、出来るだけ早く国民年金の手続きをして、年金代を支払ったほうが良いです。
 10年以内なら国民年金として支払い出来ます。
 それ以上前だと、私みたいに60歳まで待って、たか~いお金を払うハメになります。
 年金の支払い金額は、年々上がって行くことが決まっています。
 だから、今年より来年、来年より再来年の方が年金支払額は高くなっていきます。
 つまり、払い損ねた当時の支払い金額が、遅くなれば遅くなるほど年々高くなっていくからです。

 最も、来年の10月からは、トータルの加入期間が25年以上ないと貰えなかった年金が、加入期間10年以上になるそうですよ。
 多分、これからも年金の内容はどんどん変わっていくと思います。
 自分が年金を受け取れる年齢になった時にどうなっているかは、保証は出来ませんが・・・

金に汚い会社って・・・④(賞与)

2014年05月02日 16時21分53秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
前回の記事を書いていて、有給の請求は出来ることを書きました。
(まあ社内での人間関係が悪化する覚悟は必要ですが・・・
では、ボーナスはどうなのか?

ボーナス(賞与)は、就業規則等に具体的な定めがない限り、必ず支給しなければならない性質のものではありません。
また、賞与を支給する場合,、その支給方法の内容が合理的である限り、
賞与の支給対象者・支給額や決定方法は会社の自由となっており、
年功的に一定額を安定的に支給する制度から、
個人の業績によって支給額に差を設ける制度や会社が一定業績に達した場合のみ支給する制度まで,、
その方法は会社によって様々です。


つまり、会社が 誰に・幾ら賞与を出すかは、会社が自由に決められる。って事ですよね?
その内容は、会社によってそれぞれで、
仮に、会社の就業規則に「退職予定者には、賞与や有給は付与しない。」なんて書いてあったら、絶対無理です。

賞与には、一般的には大別すると次の3つの性質に分けられます。
(1)賃金の後払い的性質
(2)将来への貢献に対する性質
(3)収益・業績を配分する性質
このように、会社によって賞与の役割は異なります。
一般的に考えて、退職予定者は、(2)が当てはまらないと言う理由で、ボーナスをもらう事が出来ないのだと思います。
もっとも、ウチの会社の賞与は、賞与ってレベルじゃないからなあ~・・・
あれは「寸志」って言うんだよ。

私は、ウチの就業規則を読んだことがないけれど、きっとウチの会社なら、上記の文が書いてある気がする・・・
だって、先日見た雇用契約書の一文に、
 ”賞与 有(時期 夏季・冬季)*業績により支給しない場合あり”って書いてあったのを見たもの・・・。
ここで言う ”業績”って、会社の業績なくて、絶対個人の業績だと思う!

ハッ!
もしかして、所長が「退職届を早く出せ!」って言うのは、ボーナスを出さなくてよくなるからかもしれない!
やっぱり会社の規則を見なくちゃ!!!

会社の規定の確認するポイント
 1. 支給日に在籍していることが必要か。あるいは査定期間に一部でも在籍していれば、たとえ退職していても支給されるか
 2. 退職手続き中の者には支給しない旨の規定がないか
 3. 金額の計算式が定められているか

ちなみに、『社内規程』と『就業規則』はどう違うのか?
 ・社内規程会社が定める約束事。経営側が一方的に決める事が出来る。
 ・就業規則会社と従業員の契約ごと。基本的に双方で合意がないと定められない。
考え方は、就業規則は社内規程の一部だそうです。
つまり、社内規程を見れば、その中に就業規則も含まれているってことか。
あと、会社は従業員に、就業規則を周知させる義務があるそうです。
「周知」の方法は、オフィスに掲示・備え付けしたり、コピーを社員に配布したり、
共有サーバーにPDFデータを格納したりして、誰でも閲覧できる状態になっている必要があります。

出来ればウチの職場の就業規則をコピーして貰ってきて、じっくり家で読みたいなあ~。


✩今までいろんな職場を体験してきた私ですが、
 辞めることが決まっている労働者に賞与を出した会社は見たことがないです。
 (大した事ない会社ばかりだったからですかね?それとも本当は受け取っている人がいたのに私が気がつかなかっただけ?)

✩そう言えば、先日所長に雇用契約書を見せてもらった時に目に入ったんだけど、
 私の基本給が昇給してたな。(たった500円だったけど・・・
 (私の印を押す時は面談中で、所長と話してて全然見てなかったからなあ~
 まだ社長の印を押してもらってない。って所長は言ってたし、実際、社長の印はまだ押されてなかった。
 契約書どうり昇給してたら4月分のお給料からだから、今度の5月に振込まれるお給料に反映されているはず。
 もし今までと同じか、減額されてたら、どうしよう~・・・
 でも私が印を押した時点では昇給されてたんだから、その金額のハズだよね(??)
 仮に社長が印を押さなくて、契約が成立していなかったら?
 いや、それでも私が印を押してる以上、勝手に金額を変えることはムリなハズ。
 変えようと思うなら、もう一度契約書を作って、私の同意の印が必要なハズだけどなあ~?
 とにかく、5月のお給料日を待つしかないな~。

金に汚い会社って・・・③(有給休暇)

2014年05月01日 14時39分00秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
さて、家に帰ってきてから、やっぱり有給日数に納得がいかない私。
そこでもう一度調べてみました。
ウチの職場の有休は、”法定どうり”のハズなので、こうなります



私の場合、23年の4月25日入社なので、
①その6ヶ月後の23年10月24日が満了日で、翌日の10月25日に有給10日間(有給Aとする)が付与されます。
②次に、その一年後、24年10月24日が満了日となり、翌日10月25日に有給11日間(有給Bとする)が付与されます。
 この時点で、有給日数は繰越が出来るので、最初の10日間と合せて(有給A+有給B)21日間ある事になります。
③更に、有給の権利は2年間で時効によって消滅するので、25年10月24日に有給Aは消滅します。
 が、25年10月25日で一年が経つので、有給12日間(有給Cとする)が付与されます。
 この時点では、有給A(10日)+有給B(11日)-有給A(10日)+有給C(12日)=23日間の有給がある事になります。
このまま26年の10月25日まで勤めていれば、有給Bが消滅して、新たに14日間の(有給D)が付与されるのですが、
私は26年の6月で辞める予定ですので、これ以上増えることはありません。

上↑は、全く有給を使わなかった場合です。
私は、③の時点から、今まで使った日数と来月の5月に使う予定の有給を合わせて、9.5日間使います。
 (この0.5は、オシメが入院した時、遅れて仕事に行った事が、半有給扱いになっているからです。)
と言う事は、5月末の時点で私の有給は、23日間-9.5日間=13.5日間残ることになります。

やっぱり20日以上もないじゃなあ~い。所長のウソつきい~!o(`ω´*)o
しかし、6月だけで13.5日間の有給は取らせてくれそうにないなあ~・・・
まあ、0.5日間なんてどうしようもないから、これは諦めるしかないんだけど、
仮に6月に13日間有給を取ろうと思うと、休日が9日間必要だから、22日間働かないことになる。
出勤できる日は、8日間だけ・・・・(・・;)
ムリムリムリムリ、ぜったーーーーーーいに、そんなシフト組んでくれな~い!

誰だって、出来れば円満退職したいと願っています。
裁判沙汰になるのはゴメンだし、面倒だし、人間関係も揉めるし、時間とお金もかかるし・・・
だったら、有給数日分くらい、まいっか♪

と、 素直に思えない、ひねくれている?私。

だってえ~、次の仕事が決まっていない私は、今の仕事辞めたら無収入になっちゃうんだよ。
3年間働いたお金は、大半がヒョロナガの大学費用に流れて行って、殆ど残ってないし、
失業保険だって、自己都合退社なら3ヶ月先にならないと受け取れないし、
収入なくても保険や税金の請求は来るのよ!

そうやって考えてると、所長が言っていた7月末での退職がモクモクと頭の中に湧いてきた。
①仮に、7月31日退職にすると~
 6月いっぱいで5月と同じように有給7日間使ってもらって、残り有給6.5日間。
 7月も同じ方法で有給6日間を使ってもらって、残り0.5日間。
 (まあこの0.5日間なんて使いようがないと思うので、これはあきらめるとして
 7月いっぱいで丁度有給が消える。
 ついでに、もし7月にボーナスが出たら、失業保険の給付金も上がる。
 更に、同じく6月に請求される市県民税の足しに、ボーナスが回せる!(足りないけど、ないよりはマシ

あ、でもコレ↑あくまで、”もしボーナスが出るなら”と言う話し。
大抵の会社は、退職が決まっている社員にボーナスは出さない。
②じゃあ、ボーナスが出ない場合はどうなるんだ?
 まあ、いつもと同じように6月・7月とお給料を貰って、そこから市県民税は払って、失業保険は6月末で辞めた時と同じ金額になる。

③では、今のままの6月末退職だと~
 ボーナスは当然ナシ。市県民税は6月分の給料から支払うことになる。
 更に、残った有給を諦めて、その上、失業保険の額も少ないまま・・・

う~ん・・・( ̄  ̄;)
これは、もしかして、7月末の退職にした方がオトクじゃない?
「A)有給を消化する為に7月イッパイまで退職を伸ばしても良いけど、7月のボーナスを満額出してくれ。
 B)それがダメなら、予定どうり6月いっぱいで辞めるけど、6月中に残りの有給日数を消化してもらう!
って言うのが条件なら、どうだろうか?
会社がこの条件A)を飲んで退職日が7月末になったら、私としては①の状態になって一番良い。
(辞める日が伸びる分、まあ体調の問題はあるけれど、勤務日数自体はかなり減るから負担は少ない。)
もし後半B)を飲んだとしても、③の残り有給ナシ状態になるので、今よりは良い結果となる。

じゃあ、会社側としてはどうなんだろう?
 まず、払わなくて良かったはずのボーナスを払う羽目になる。
 更に、給料も社会保険料も7月分まで支払わなくてはならない。
 でも、人手不足の施設の運営は、とりあえず更にひと月は補える。

私にそんな条件を出す権利はあるのか?まあボーナスは別としても有給に関してはー
 退職を予定している者からの有給休暇の請求だとしても、
 在職中の請求であれば有給休暇の時季を指定する権利はあります。
 雇用者には時季を変更する権利がありますが、退職予定日を超えて権利を行使する余地はありません。
 請求により、業務の引継ぎをスムーズに行うことができない状態の場合には、
 労働契約上の信義誠実の原則に反し、権利の濫用との見解もありますが違法とは言えません。

 つまり、退職予定者が有給の請求をしても、雇用者はその日にちを変更してもらう事は出来るが、
 その変更できる日にちは退職日まで。
 例えば、退職者に有給休暇の未消化日数があって、未消化分の有給休暇の一部あるいは全ての消化を請求し、
 退職日までの間に1日も出勤せず退職日を迎える状態になった場合、時季変更による代替日の指定が不可能となるため、
 雇用者は行使要件を満たしていても時季変更権を行使できなくなる。
と言うことで、私には6月中に残りの有給を全部請求する権利があり、会社にはそれを拒否する事は出来ない。

私が経営側だったら、どっちを取るかなあ~?
あの社長の事だから、後半B)の方を選ぶ気がする・・・
きっと所長には
「なんで辞める人間にボーナスを払わなくちゃならないんだ!人手は施設内で何とかしろ!」とか命令してー
所長、困るだろうなあ~
まあ、私はどちらでも良いんだけどねえ~

金に汚い会社って・・・②(退職届)

2014年04月30日 16時13分07秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
さて、前の記事のその後です。

イロイロ考えた結果、私はせっかく書いた退職届を持たずに仕事に行きました。
なぜか?
それは、退職届がもし受理されてしまうと、退職日の変更が出来なくなるからです。
え? 早く辞めたいのに、なぜ退職日の変更を考えなければいけないのか?って?
それは、有給日数の問題が残っていたからです。( ̄ー ̄)ニヤリ

ちなみに、よく言う『退職願と退職届の違い』ですが、大体は同じような物なんですが、
実は、決定的な違いがあります!
それは、

 『退職願』は退職の変更・撤回が出来ますが、『退職届』は出来ない!

と言うことです。

仮に私が今、『退職届』を出して会社に受理されたとします。
でもその後、何かしらの問題で、もう少し退職日を引き伸ばしたい。と思っても、
『退職届』を受理されている以上、退職日の変更は出来ません。
でも、提出したのが『退職願』だったら、たとえ会社が受理していても、退職者による変更が可能なんです。

まだ、会社との細かい話し合いがキッチリ出来てない現在、
私としては、もし提出するなら『退職願』の方が良いです。(所長からは『退職届』をーと言われていますが・・
でも、退職日の日付を会社の言うとおりに書いてない以上、その時点で揉めそうで、
更に退職日の変更なんて事をするのは、”かなり疲れる・・・” と想像出来るので、
とりあえず提出自体を遅らせる事にしたのでした。
法律上では、『退職願・退職届』などの届けでは、”退職の2週間前までに出せば良い”という事になってます。
ちなみにウチの職場は、”退職する30日以上前に届け出る事”になってますが・・・。
あと、もう1つ提出を遅らせた理由は、
前回の記事に出てきたAさんのように、雇用契約を勝手にパートに切り替えられる危険性があるー
という事もあります。


職場に行って所長には、「退職届は家に忘れてきたので、また今度持ってきます。」と言いました。
所長は、ちょっと顔をしかめながら「そう、早めに出してね。
その後、雇用契約書のコピーが欲しい。と、所長に言ってみました。
所 「まだ社長の印を貰ってないからコピーは渡せない。印を貰ったら、まとめて皆にもコピーを配るわ。」
 (いっつもそんな事言って、今まで一度もコピー受け取ってないんですけど・・・
その時、私がどんな顔をしていたのか分かりませんが、所長は慌てたように、
所 「コピーはまだ渡せないけど、見ることはできるよ。何か気になる事あった?」
と言いながら、書棚から契約書を出してきた。
私 「ああ、退職の事について何か決まりとか書いてあるんじゃないか?と思ったものでえ~
ニッコリ笑って答えながら、契約書を見た私。
その中に、先ほど上に書いた、”退職する30日以上前に届け出る事”が書いてあったのです。
それを見た所長、慌てて、「30日前までってなってるけど、出来るだけ早くね・・・
(いや、30日前までってなってるんだから、私は慌てて出しませんよお~
などと思いつつ、「早めにコピー下さいね。」と言って雇用契約書を返しました。

次に、私の有給休暇はどうなっているのかを尋ねました。
実は先日、5月のシフト票が出たのですが、私のシフトでは5月に有給を7日間しか使われていませんでした。
私の計算では、その7日間を引いても、まだ13日ほど有給が残っているハズ。
6月いっぱいで、13日間の有給を消化出来るのか?と言う疑問があったからです。
所 「ああ、もう一回キチンと調べなくちゃいけないんだけど・・・」
と言いながら、書棚から皆の有給が書かれたファイルを出してきました。
所 「kokiyuさん、まだ20日以上残ってるのよ。正直、退職するまでに消化しきれないと思うの。
   でも施設の運営が一番だから、それを考えると、どうしてもkokiyuさんに夜勤に入ってもらわないと回っていかないのよ。」
私は苦笑いしながら、「はあ・・・(^^;)」
(あれ?おかしいな?私の計算では、有休は13日間しか残っていないはずだけど・・・?)
所 「だから、退職日の時点で、有給が残ってしまうんだけど・・・
(それは暗に、残った有給を諦めろ!という事でしょうか? それとも、それだけの有給が残っているからもう少し働け!という事でしょうか?
 そんな言葉に負けるもんかあーー!!!

私「それじゃあ、余った有給分、退職日を伸ばしても良いですよ。
  7月は有給消化だけにして、7月中の途中退社でも私は全然かまいませんけど?

所長大慌てで、
所「それはダメだわ!Σ(・ω・*ノ)ノ !!
  ウチは月末って決まってるから、それなら有給を消化しながら月末まで勤めてもらった方がウチとしては断然良いわ!」
(はあ~?「月末って決まってる」? そんなワケないじゃない!
 ”退職日は月末でなければならない”なんて決まり何処にあるのよ?単にウチの職場の締め日が月末ってだけでしょ。
 だいたい退職日の決定権は、辞める人間側にあるんだよ~だ! o<@`┰´@>oベェ~ )

その時、所長に電話がかかってきてスグに出かけてしまいました。
まだ、社内規約を見せてもらおうと思ってのにい~~~
ま、ちょっと意地悪を言ってやったので今回はコレで良しとしますか~。
私のイジワルは、上のオレンジの私の言葉。
もし本当に7月半ばの退職となると、会社としては一日も出勤してこない社員の為に日数分のお給料を払い、
その日数次第では、更にその月の社会保険料も支払う羽目になる可能性が出てきますからねえ~ ( ̄ー ̄)ニヤリ

しっかし本当に、残った有給日数、どうしよう・・・

金に汚い会社って・・・①

2014年04月29日 12時43分01秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
今日はお仕事の話なんだけど、話の内容から、カテゴリーを『お仕事・・・』ではなく、『実体験の事件や詐欺?の話し』にしました。
残念ながら詐欺ではないんだけど、こちら側からしてみたら「詐欺」に近い内容なのでー

さて、今の職場を6月いっぱいで退職することになった私。
先日、所長に『退職届』を提出するように言われました。
法律上、退職届の提出は、退職の2週間前で良いはずなので、
2ヶ月以上も前に提出って、どうなの(??)
とは思いましたが、
所 「退職届を提出してくれないと、今は、退職が保留状態だよ。」
と言われ、「分かりました。」と返事をしました。
でもその後、所長が言った一言で、私の動きが止まりました。

所 「あと日付なんだけど、会社の保険の関係で、6月の30日になるか29日になるかハッキリしないから、
   日付は6月末にしておいてね。」

訝しげな顔をしている私を見て、所長は「どうしたの?」と不思議そうな顔をしました。
その時、”ああ、所長は、退職日の繰り上げに関する事は何も知らないんだ・・・”と思いました。
とりあえず、「分かりました。」と答えてその場を離れた私。

私、心の中で思いました。
キタよーーーーーーーーーー!!
社長の金に汚いやり方~~~~~~!!!


前回の記事の最後の方で、”社長は金には汚い” と書きました。
その理由は、以前ウチを退職した元職員の話しにあります。

その職員(Aさん)は、1年半ウチの職場に勤めて退職されました。
その際に、やはり退職届の退職日を、月末ではなく1日前にしてくれと会社に言われ、
素直に退職届の日付を1日前にして提出しました。
その結果・・・
Aさんは退職した翌月に、健康保険料を2倍払う羽目になりました・・・。
しかもAさんの場合、退職する2ヶ月前に本人に何の相談もなく社員からパート扱いになっており、
その2ヶ月分のお給料から社会保険料が引かれていたにも関わらず、
退職後調べてみたら、厚生年金は支払われておらず、その間の2ヶ月分も後から国民年金を支払う羽目に・・・
そのうえ、退職当日まで健康保険証の返却を請求されなかったAさん、そんな事は知らずに病院に行きました。
その場で「この保険証は使えませんので、現金で支払いお願いします。」と言われ、医療費も現金払いする羽目に・・・
更に、1年半勤めていたAさんには、当然、有給休暇が21日分残っていたハズですが、
会社側はそのコトには一切ふれず、有給を消化しないままの退職となりました。
翌月から別の介護施設に勤めていたAさんは、悔しい思いをしながらも、
同じ業界で働いている以上、下手なことを言うと何処で何が起きるか分からないので泣き寝入りしました。

つまり会社は、本人との話し合いもなく勝手に社員契約をパートに切り替え、
社会保険料をその給料から引いていたにも関わらず、本人に何も言わず勝手に脱退していた?
じゃあ、2ヶ月間の間に引かれていた社会保険料はどうなったのか?
まさか会社が横領した?・・・
私、労働基準局に電話して聞いてみたんです。
労働基準局の回答はこうでした。

労 「その月の給料から引かれる社会保険料が何月分なのか?が問題です。
   先払いにするか後払いにするかは会社によって違います。」

つまり、例えば4月に受け取ったお給料から引かれている社会保険料が、
”社会保険料の4月分”だとは限らない!と言うこと。
そう言えば、給料明細には社会保険料の金額は載っているけど、それが何月分なのかは載っていなかった。
また、勝手に社員をパート扱いに変更出来るのか?と言うことも、
労 「会社の規約や雇用契約とお互いの話し合いがどうなっていたのかが分からないので、なんとも・・・」

そう言えば、会社の規約なんて一度も見たことがない。
それどころか、毎年ある面談のあと、恐らく雇用契約書らしき物を出されて印鑑を押すんだけど、
いつも「じゃあ後からコピーして渡すね。」と言われて、渡された事がない!
当然、詳しい内容も知らない・・・

まあ、Aさんの場合は、勤務自体に何かと問題があり、契約も私達とはちょっと違っていたみたいなので、
私も同じーとは言えないかもしれない。
でも、退職日の一日繰り上げは、明らかに会社の都合だ!

ご存知の方は少ないと思うのですが、
実は社会保険料納付システムには、”落とし穴”があるんです。
詳しくは、このサイトをご覧下さい。→ 月末の退職日繰り上げに要注意!

大事な部分を、一応こちらにもコピペ↓

 社会保険料(健康保険料と厚生年金保険料のこと)の納付ルールには「資格喪失月の前月までの保険料しか徴収しない」というものがあります。
 会社を退職すれば当然、社会保険からは脱退(これを「資格喪失」といいます)しなければなりません。
 実は、資格を喪失をする日(資格喪失日)は退職日の翌日となるというところがこのトリックのミソ。
 つまり、こういうことです―。
 9月30日という月の末日に退職すれば、資格喪失日は月をまたいで「10月1日」となり、資格喪失月は10月となりますね。
 よって、資格喪失月の前月である9月分の社会保険料がシッカリ徴収されることに。
 一方、9月29日退職であれば喪失日は「9月30日」。喪失月=9月となって、会社にとっては当月分(9月分)の保険料は負担しなくて済むことになるわけです。
 1日退職日を繰り上げるだけで1箇月分の社会保険料をチャッカリ合法的に「節約」できるのですから、
 セコイとはいえバカにならない経費削減手段といえなくもありません。
 さて、労働者はといえば―。
 会社の経費削減という身勝手のあおりを食らって、
 受給額においてかなり有利な「老齢厚生年金」に反映されるべき厚生年金保険料を納付する機会を1箇月分とはいえ奪われたわけです。
 年金は一生ものですから、受給額の多寡は後々まで、生涯にわたって大きく響いてきます。
 決して看過できるものではありません。


悔しいけれど、社長がやってる事は、い・ち・お・う”合法”なんだよね・・・

では、私がコレを回避するには、どうすれば良いのか?

とりあえず、退職届の日付は、”6月30日”と書いて出そうと思います。
もし理由を聞かれたら、何も知らないふりをして、
「7月から主人と同じ組合の国保に加入することになっていて、そちらからそう言われたから。」と言おう。
それでもゴチャゴチャ言ってくるようなら、
仕方がないから、社会保険料の落とし穴を知っていること。労働基準局に相談した事などを言うしかないかな?
ちなみに、退職日の決定権は本人にあります。
会社には決定権はなく、もし退職日の変更を望むのなら、会社は本人と話し合ってお願いするしかありません。

なんだか、会社を脅してるみたいで嫌なんだけど、コッチだってそれなりの譲歩と損失を出しているんです!
まず、毎年6月にボーナスが支払われるウチの会社は、6ヶ月感フルに働いたにも関わらず、辞める人間にボーナスは出しません。
次に、退職日を6月いっぱいに延長したことで、私が受け取る失業保険の金額が減りました。
これは、失業保険の受取金額が、就業中過去6ヶ月分から決められるからです。
6月いっぱいで辞める私は、1月から6月までのお給料が対象になります。
この1~6月までのお給料に、ボーナスがある月がない。
もし最初に希望していた、4月いっぱいか5月いっぱいなら、昨年の12月も対象の範囲になりますので、
ボーナス分も含まれます。
ボーナスといっても、寸志程度のウチの職場ですが、私が計算したところ、失業給付金を満額受け取った場合、
13,000円くらい少なくなりました。
会社側からしたら、支払うはずだったボーナスを払わなくて良いだけ、支出が減ります。
更に、もし私が退職日の繰り上げに応じた場合、6月分の社会保険料を支払わなくて済むー

会社は、私のボーナス分が浮くんだから、それで社会保険料くらい払え! って思います。

とりあえず、「6月30日退職!」と書いた退職届を、所長に提出しようと思います。
それから、今までの雇用契約書のコピーも要求します。
あと、出来れば、会社の規約も見せてもらいたいと思っています。


✩さてさて、会社との戦いは今後どうなるのかなあ~?
 悔しいけれどあの社長、私なんかよりずっと法律に関して詳しいから、負けるかも・・・

放火です・・・って

2014年01月16日 17時07分14秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
先日の夜のことです。
その日、夜勤明けで午前中に帰ってきた私は、一切家事もせずひたすら寝ておりました。
夜になって、やっと目を覚ました私ですが、当然夕食は出来ておらず、
仕事から帰ってきた主人は、仕方なく夕飯のおかずを買いに出かけて行きました。
(私は家の中で寝起きのまま、ボオ~っとテレビを見ておりました。
それから30分ほどして買い物から帰ってきた主人。
私の顔を見るなり一言。

主 「おい、ウチの前の田んぼ、火がつけられとったぞ!
私 「ハア~?!

 ー 主人の話し ー
買い物に出ようと家から出た主人、フト、目の前の田んぼで小さく火が燃えている事に気がついた。
この田んぼは休耕田で、もう何年もお米は作られておらず、今は、身長以上の高さの枯れ草が一面広がっている場所。
当然、火の手なんてあるわけもない場所。
そこで、小さいとはいえ、火が燃えている!!
主人はスグに家の外の蛇口に走ってバケツに水を入れてその場所まで運び火を消した。
10cm位の高さで、本当に小さな火だった為、バケツ一杯でスグに消えたけど、
念のためもう一回バケツの水を掛けて完全に鎮火したことを確認。
それから時計を見て、スーパーが閉まるまで時間がないことに気がついて、急いで買い物に行った。
そして30分後自宅に戻った主人は、私に報告したとー


慌てて懐中電灯を持って外に出て、その場所を確認した私。
うん。確かに枯れ草の中に一部、何か燃えた跡と燃え残りのゴミ?らしき物が暗がりに見える。
家の中に戻った私は、主人に「警察に通報しよう。」と言いました。
実は、昨年末あたりからこの地域周辺で連続放火が続いていたんです。
主人は嫌な顔をしました。
ホンのチョットの火だったし、もう消えてるんだし、余計なことに巻き込まれるのも嫌だし、メンドクサイし、
明日も仕事なのに早く寝たいから、事情聴取で時間を取られるのもうっとおしいetc・・・

でも、先月にもウチから数百メートルほど離れた畑の中で放火があったし、
今年に入ってからは、隣の隣の町内で民家が火事になった話もあったし、
実際、ここ最近はどれもボヤ程度だけれど、毎日に近い回数で近隣で放火が続いているみたいだし、
何より、今回は正に我が家の目の前での放火!
もし主人が気づかなくて火が周りの枯れ草に燃え移ってたら、間違いなくウチの目の前は一面火の海になっていた・・・
そんな事を考えたらやっぱり黙っていられなくて、主人と散々喧嘩した結果、

主 「そんなら、お前が通報すればいいやろ!でも俺は一切出ないからな!
私 「そんな・・・ だって第一発見者なんだからアナタが事情聴取されるのは仕方ないんじゃ・・・
主 「とにかく俺は絶対嫌だ!

そう言うと、さっさと布団に入ってしまった主人・・・。

仕方なく私は、隣の家に行って、お隣のご主人に相談しました。
お隣のご主人と相談した結果、とりあえず110番は大げさだから、近くの交番に通報する事にしました。
私からの電話連絡のあと、5分もしないうちにパトカーでお巡りさんがウチを訪ねてきました。
余りの速さに驚いた私。玄関先で、

私 「随分、早いですね・・・
警 「ええ、まあ・・・

いくらなんでも来るのが早すぎる!とは思ったのですが、その理由はまもなく分かりました。
実はこの夜、放火の通報がウチで3件目だったんです!
その順番からすると、犯人は近隣の町内から道をたどって途中火をつけながらウチの町内の方へ来ていた模様。
お巡りさん達は、2つ目の放火場所にいた為、我が家にスグに来れた。と言う訳でした。

さて、それからが結構大変でした。
制服を着たお巡りさんに状況を聞かれ、肝心の主人がいない中、
私は、「主人はもう寝てしまって・・・スミマセン」と謝りながら、
主人から聞いた話を伝える。

警 「奥さんは、ご主人が出て行く前に何か外で物音とか聞かれていなですか?」
私 「はい。何も気が付きませんでした。スミマセン・・・
(寝起きでボーッとしていた私。主人が外の蛇口で水をバケツに入れていた事すら知らなかった・・・
そのあいだに、隣のご主人も出てきてくれて、一緒に事情聴取を受けてくれた。
そこにもう1台、車が出現。どうやら覆面パト?
その車からスーツとコートを着た警察官(刑事?)が降りてきて、同じ話をもう一度説明。
自宅の前でカンテラを赤々と回してくれちゃってるパトカーのおかげで、ご近所の方もわらわら家から出てきた。
そこに田んぼの持ち主も呼び出され、人がゴチャゴチャになってる所に、今度は消防車
え!呼んでませんけど~~~?

消防車から出てきた赤い消防服?らしき物を着た消防署員さん?
警察官の所に来て、「何かあったんですか?」
どうやらこの消防車は、ここ最近の連続放火の為、近隣を見回りしていたらしいです。
でも、すれ違う事も出来ない車一台しか通れない幅のウチの前の道は、もういっぱいいっぱいなんですけどおーーー!
お隣りのご主人と、こっそり「こんなオオゴトになるとは・・・」と二人で溜息をつきました。

とにかく、ザワザワとした状況は小一時間ほどで、やっと終焉。
出てきていた人達に「お騒がせしてスミマセン・・・」と頭を下げていた私・・・
冷たい北風が吹く中1時間も外にいた私は、すっかり体が冷え切ってしまいましたよ~。

次の日、
朝から何回も消防署の見回りの車やら、同じく見まわりであろうパトカーが何回もウチの前を通っていきました。
そんな中、お仕事休みでノンビリTVをみていた私。
お昼頃、インターホンがなりました。アクビをしながら玄関へー

私 「は~い。どちらさまですかあ~~」
? 「○○新聞の者ですが。」
私 「え!
今度は、新聞記者がウチにやって来た!!

記者の人に聞かれて、再度状況と場所を説明。
そこに、また一台の車が来て止まった。中からコートを着た男の人が数人降りてきたー
私と記者さんの所まで来ると、私に向かって

男 「最近は記者だって偽る悪い奴がいるから、ちゃんと確認しましたかあ~?」
私が何か答える前に、
男 「ちゃんと身分証明書見せたか?」
と、記者の人に笑いながら話しかけている。
記 「大丈夫ですよお~」
コチラも苦笑いしながら答えている。
私 「?(??)」

どうやら、車から出てきた男の人達は警察の刑事さん?
取材に来た記者さんとは顔見知りらしく、からかい半分に声をかけたらしいー
私が記者さんから話を聞かれている間、刑事さん達は小さな焼け跡を何やら調べていました。
やっと取材が終わると同時に、刑事さん達も帰って行きました。
(もしかしたら、話が終わるまで見守っていてくれた? ような気がします。

家に入ってから考えた。
そーいえば、昨夜のお巡りさんが、
署の方で、今回の連続放火の対策チームが作られたとかなんとか言っていたのを耳にしたなあ~
今日来た刑事さん?達は、まさにそのチームの人達かもしれないなあ~と・・。

放火犯はまだ捕まっていません。
我が家は、まだ塗装関連の道具も置いてあるので、もしもウチに火をつけられたら、ホントーに大変!!
早く捕まって欲しいです!


✩ たかだか10cm程の、焚き火にもならない火でこんな大騒ぎになってビックリした私。
  一番最初にウチに訪れてくれた制服着たお巡りさんに、
  「こんなちっちゃい火で通報してスミマセン」と言ったら、
  「いえ、連続して放火が起きているので、通報してくれて感謝しています。」って言ってくれた!
  この時のお巡りさん、たぶん交番勤務の方だと思うんだけど、若くて、す~っごくイケメンだった!

✩ 記者といる時に来た刑事さん?
  自分達こそ何も名乗らなくてイキナリ私に話しかけるアナタ達の方が怪しい人に思えますよ。
  まあ、この時の刑事さん?も渋いイケメンだったので、許してあげるけど~

リサイクルショップの出張買取って・・・

2013年02月09日 11時49分20秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
先日、突然知らない所から電話がかかってきました。
何かと思えば、隣の県にあるリサイクルショップ。

電 「ご自宅でいらなくなった古着はないでしょうか?」
私 「あるけど、でもブランド物とか全然ないし、ホントーに古いのばっかりだから・・・」
電 「全然構いませんので、一度見せていただきたいのですが。」

どうやらここ、アチコチの家に直接訪問して、リサイクル出来るモノを出張買取してくれるらしい。
う~ん、怪しい?・・・
でも我が家では、ちょうど、もう着ない洋服を整理していた最中だった。
どうせ捨てるつもりだった古い洋服たち。
1円にでもなるのなら、その方が良いかあ~。
日時を決めて電話をきった。

さて、それから念の為、ネットでそのリサイクルショップの事を調べてみた。
フムフム、意外と情報が少ないけど、どうやら本社は北海道らしいー
扱っているのは、古着だけじゃなくて、いろんな物を扱っているみたい。
販売方法は、店舗とネットオークション。
商品の入手方法は、店頭買取はナシ。出張買取のみ。
売れ残った衣類なんかは、海外に寄付しているそうな・・・。

そんな事をイロイロ調べていたら、再び電話。
また同じお店から、今度は訪問日時の確認の電話。
さっきかけて来たのは女性だったけど、今度は男性。
先ほどの女性は、「多少傷んでいる衣服でも、繊維として海外に出すから大丈夫。」と言ってたのに、
今度の男性は、「値段の付けられない物はタダでも引き取れません。」と言う。
ええ~、話が違うじゃなあ~い。とは思ったけど、
ま、わずかでも古着が減ってくれれば良いかあ~と思い、OKの返事をしました。

さて当日、約束した時間の少し前に電話があり、「私、○○と言います。あと10分くらいで着きます。」
あれ?、訪問してくる人は、また違う人なんだあ~。
さしずめ、最初の女性はテレフォンアポインターかなんかのパートさん?
次にかけて来た男性は、その店の社員さん?
そして、直接訪問して来るのは、やっぱり社員さんか?
でもネットで見てたら、けっこうアルバイトも募集していたから、バイトかなあ~?

10分と言っていたけど、それから20分ほどして年配の男性が到着。
愛想もよく、よく喋る。
私はあらかじめ玄関先に見てもらう衣類を準備してあったから、次々と見てもらった。
ゴミ袋に詰めても、5袋ぶんくらいは余裕でありそうな量。
まあ、予想はしていたけれど、ダメな物ばっかり・・・
次々に洋服を選別しながら、男性が喋る。
私を『お姉さん』と呼ぶ。(アンタ、私とあまり年齢変わらないか、下手したら上なんじゃない?
私の独身の頃の洋服を見つけると、

訪男「お姉さん、バブル世代? その頃のアクセサリーとか残ってない?」
私 「あら~、残念。その頃のアクセは、もう随分前に売っちゃったわ。」(ホントは売ってないけど・・・
訪男「少しくらい残ってない?ウチも、こういった洋服とセットにして売ったほうが、洋服だけより売れるんだよね。」
私 「あと残ってるのは、メッキか偽物ばっかり。」
訪男「メッキとかでもいいから、見せてくれない?」
私 「いま残ってるのは、売る気のない物か価値のない物ばっかりだから・・・」
訪男「それでもイイから、一度見せてくれないかなあ~?」

ハア~ 成程ねえ~。真の目的は、コレか。
あんまりシツコイから、いくつか部屋から持ち出して見せてやった。(クズアクセばっかりをー)

訪男「もう他にはないの?」
私 「ないわけじゃないけど、そっちは売る気ないから。」
訪男「それでもいいから見せてよ。」

仕方ないから、2,3個見せてやった。
すると男性は、その中からサファイヤの指輪を見つけ出して、ルーペを持ち出し何やら調べていたけど、やがて、

訪男「お姉さん、これなら、ウチ、2000円で買い取るけど、どう?売らない?」
私 「ダメ!これは売らないって言ったじゃない。」
訪男「そこを何とか!こっちの洋服と合わせると、いい感じなんだよねえ~。」
私 「それは思い出があるからダメなの。」
訪男「でもコレ、全然使ってないでしょ?」(ウッ・・痛いところを突いてきた・・
私 「そう。思い出の品だから、大事にとってあるの。」
訪男「しまっておくだけじゃあ、もったいないんじゃない?」
私 「全然、問題ありませ~ん。」(ニッコリ笑って言ってやったわ。)

結局、30分くらいウチにいたかなあ~。
最後まで、「あの指輪、売ってくれないよね~?」と聞いていたけど、ハッキリNO!
絶対に引き下がらない私を見て諦めた。
最終的に、この男性が買い取っていったのは、洋服20着ほどでした。
え?金額?
笑えるわよお~~~。

  洋服20着で、100円でしたあ~。

ちなみに、洋服1着で5円じゃないよ。
19着で20円ね。
ただ一つ高値?がついたのは、遥かむか~し、一度だけ来た、
チャイナドレスが80円でしたあ~。(これがなければ、30円にも満たなかった・・・)
今どき、100円じゃあ、缶コーヒー1本も買えないわ。
せめて、あと5円付けてもらえば良かったなあ~。

まあ、面白い経験でした。
昔プレゼントで貰った、あのサファイアの指輪。
今でもまだ、2,000円で引き取ってもらえることにチョット驚いた。
あの頃は、やっぱりバブルだったんだなあ~・・・
(ホントは全然思い出の品なんかじゃないんだけど、とりあえずしまっとこ・・。


✩ ちなみに、サファイアの指輪を私にプレゼントしてくれたのは、モチロン、主人ではありません。

✩ さて、残った大量の古着、捨てにいかなくちゃ・・・

今度は、CO2排出権投資詐欺・・・

2011年11月22日 17時21分45秒 | 実体験の事件や詐欺?の話し
お久しぶりです。
最近はパソコンを覗く事もすっかりサボリがちで、なかなか更新出来ない日々の私です。
気がついたら、もう半月以上もブログ更新してなかったんですね。
さて、そんな私が、久しぶりに記事を書こうと思ったのは、一本の勧誘電話が掛かってきたからー

以前、社債詐欺についての記事を書きました。コレ⇒ 『2011年4月10日の記事』
今度は、『CO2排出権取引詐欺』です。

昨日、夜勤明けで、気持ちよ~くお布団の中で眠っていた私を起こしたのは、1本の電話。
ガラガラ声で、不機嫌極まりない声で電話に出た私。
最初は、何の話しだかサッパリ分からなかった。

投資関係に関わらず、最近の勧誘電話って、最初に個人名とかで話してきて、
何の会社なのか?何の目的で掛けてきたのかをハッキリ言わないコト多いですよね。
スグに電話を切られない為なのでしょうが、グダグダと興味のない事で長い間時間を裂かれるのは、
迷惑電話より腹が立ちます。

今回の電話も、同じく最初はグダグダと回りくどい話しをしていましたが、
私に投資経験があると聞くと、途端に目的を話しだしました。

「CO2排出権取引と言うのをご存知でしょうか?」

う~ん、”CO2排出権”は聞いた事がある。確かあれは、京都議定書の一部じゃなかったっけ?
えと確か、各国が決めたCO2削減率に達せない場合、他の国からCO2の削減率を買う事が出来る。
ってヤツじゃなかったかな?
でもコレって、国どうしの取引で、個人には関係ないんじゃないの?

詐欺電話だと分かってはいたけど、私は初めて耳にした取引だったので、
ムクムクと私の好奇心が沸いてきて、眠気もどこへやら、内容を聞く気になりました。
(全く、この私の好奇心旺盛には困った物です。 )

どうやら、この”CO2排出権”、数年前から”一応”個人でも取引出来るらしい?です。
正確には、海外など企業間で行われる取引に個人も投資できる?ってカンジなのかな?
ま、とにかく電話を掛けてきたお兄さんの話では、
ヨーロッパではかなり頻繁に行われている取引だそうで、
今年は日本が震災にあって原発が稼動しにくくなった。その結果、火力発電が主流になってきている。
ただ火力発電は同時にCO2を多く排出する。だから、今後取引の値段が上昇する可能性がある。
1回15万で、利益は4~5割程度。利益があまり大きくない代わりに、
損益は1万でも2万でも出たら、そっこー強制解除。
だから、損失は最小限で済むのだそうな。
期間は毎回1ヶ月ごと。
上がってからでは買えないから、今のうちに取引に参加しないか?
みたいな内容だったと思う。
会社は東京都の千代田区にあると言う。
(本当にあるのか?仮にあったとしても、バーチャルオフィスかレンタルオフィスなんじゃないの?)
会社の名前は、「アルファベット読みをすると〇〇〇会社です。HPはありません。」とのコト。
いまどき、個人商店でもHPを持っている所はゴマンとあるのに、なぜないのか?と疑問に思った。
でも、その理由は、後で調べてみて何となく分かったかな。

電話のお兄さんは、この仕事を始めて、まだ間もないのか、説明がかなり下手っぴいだった。
ウソかホントかは分からないが、電話で話しているウチに、彼、個人の話しもチラホラ口にする。
イロイロ話してて、分かった事。
彼の年齢は28歳。北海道出身で、6年前に東京に出てきたんだって。
電話で話していて、お兄さんが、
「失礼ですけど、もしかして関西の方ですか?」と聞いてきた。
「いえ、違いますけど。言葉、おかしいですか?」
「失礼しました。いや、少しそんな風に聞こえたものでー」
「昔、数年大阪の方に住んでいたのでー もう随分前なのに、まだ出てるんですね~」
ハッ!しまった!
あんまり気軽に話していたモノだから、ついついバカ正直に答えてしまった・・・。
自分では意識してなかったけど、まだ大阪弁が時々出るんだなあ~。
大阪を離れてから、もう20年以上も経ってるのにね。
お兄さんにしてみれば、東海に住んでる人間に電話してるハズなのに、不思議に思ったみたい。

ま、ひととおり話を聞いて、新しい知識の1つとして私の頭に入ったので、そこでハッキリお断り。
こんな勧誘電話を掛けてくる所にロクな会社がないのは当たり前だものね。

最後に、
私 「イロイロ勉強になったわ。ありがとう。」
兄 「いえ、コチラこそ、勉強させてもらいました。ありがとうございました。」
と、電話を切りました。

いやあ~、なかなか楽しい電話でした。
最近は、自分より年上の人ばっかりの中にいたから、久しぶりに若い男と話しをしたわ~。

っと、さてこの後さっそく調べてみました。”CO2排出権取引”
調べて見て分かった事はー

 ・ 個人が直接売り買い出来る市場は、日本国内においては現在は無い。
 ・ 海外市場においても、個人で口座が開けると言う事は基本的には出来ないと思った方が良い。
 ・ 企業が口座を作って、その中で、個人が資金を預けて運用して貰う。と言う物も有るが、リスクが高い。
 ・ 金融庁の様に運用を取り扱う為の届出の必要が無く、国による規制が無く、誰でも参入出来る・・・。


だそうです。
よーするに、実際の個人での取引は、”出来ないに等しい”。と言う事ですね。

いわゆる、海外先物取引のひとつです。
トラブルが目だっていた、ロコ・ロンドン金取引の分野が2011年1月から、商品先物取引法によって規制強化され、かなり厳しくなりました。
その結果、はみ出した業者が沢山出た。
そのはみ出された業者達は、規制から除外されたCO2排出権の取引の分野に目をつけたと。
CO2排出権は、商品先物取引法でも、金融商品取引法にも含まれていないので、
どちらの法律の適用されないんだそうです。
このため、取引業業者として

商品先物取引法上無許可、金融商品取引法上無登録業者であっても、
違法な販売勧誘とならない。
(つまり、何かあっても、法律では守ってくれない!守るべき法律がない!だから、違法にもならない。)

こわ~・・・
例え人を騙してお金を盗っても、それは罪にならない。
騙されて盗られた人間が泣き寝入りするしかない。ってコトですよね?
株だの先物だのFXだのイロンナ物に手を出してきたケド、コレはちょっと怖いです。
確かに、投資は自己責任と言うけれど、法律がない。ってねえ・・・

みなさん、よく分からない投資には、気安く手を出さないようにしましょうね~。


☆ 電話のお兄さん、なんだか人が良さそうに感じたけれど、
  自分のやってる仕事がどういう物だか分かってやってるんだろうか?
  イケナイ事だと分かってやってるのならいいけど (いや良くはないけど・・)
  もし知らずにやってたとしたら、「今の仕事辞めたら?」と言ってあげれば良かったなあ~。

☆ 参考サイト⇒ 『国民生活センター』
   『CO2(二酸化炭素)排出権取引に関する儲け話のトラブル!
-一般の消費者は手を出さないで-』