つれづれのこと(みーたんの庭)

ローカリズム推進楽会、大好きな山野草・山菜・野草、日ごろの料理講座の案内などを綴っていきたいと思います。

フォト狂句最優秀賞

2009-06-03 | さつま狂句
第2回にがごい会フォト狂句最優秀賞(課題吟/鯉幟)をいただきました。
4月に続いて2回目です。
嬉しいです。
皆さんに手直ししていただいたり、教えてもらったりしていただいた賞です。

ちょうど5月に初孫が誕生し、その嬉しい気持ちを詠みました。




初孫(はっまご)い 空(そ)れ届(とじ)っよな 鯉幟(こ)よ立てっ     みーたん

 
選評:
 孫の句はこれまでも非常に多く詠まれていますが、ほとんどが発想・着想、表現などが
似通っていて新鮮味がなく、狂句味も薄い傾向があります。

この句は、初孫の誕生を喜び、健やかな成長を祈る作者の気持ちが読み手に素直に
伝わってくる句だと思います。

中七の「空(そ)れ届(とじ)っよな」という表現がその気持ちをよく表しているのではないでしょうか。

一見何でもなさそうな表現ですが、読み手に作者の感動を共有させる力のある句だと思います。

特に技巧を凝らすこともなく、自然に口をついて出てきたのではないでしょうか。
そこが叉素晴らしいところでもあります。
                            塚田 黒柱

塚田先生、素晴らしい選評ありがとうございました。

コメント (14)
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