蒲田耕二の発言

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諫早開門ちゃぶ台返し

2018-08-01 | 社会
官僚は官邸の顔色をうかがって公文書を改竄。国会答弁では白々しいウソ。下っ端代議士は低次元の差別発言でご機嫌取り。司法は確定判決を覆す決定。安倍は権力を握る心地よさに酔いしれてるんじゃないか。党則をムリヤリ変更しても3選出馬したくなるワケだよ。

漁業者の反対を無視してギロチンと呼ばれた鉄板が次々海に突き刺さり、諫早湾が外海から閉ざされて、はや20年。2010年に出ていた開門命令の確定判決が、国の請求で事実上、無効化された。

その理由が、漁業権が消滅したからと言うんだからアキれるしかないね。堤防閉め切りのせいでノリも漁業も大不漁になり、漁師は漁をしたくても出来なかったんだよ。この間、国は確定判決を無視して堤防の開門を引き延ばしてきたんだから。

のらりくらり引き延ばしていれば、そのうちチャラになる……モリカケの開き直りと基本、同じパターンじゃん。

国が裁判所の確定判決を履行しない。つまり、国が平然と法律違犯を犯す。これだけでもア然とする。

開門しない分、国は漁業補償を提案した。こっちは原発用地選定でよく使われる常套手段だね。カネで住民を分断する手口。しかし、漁業者側は拒否した。プライドのある人間なら、札束で頬を張るよう仕打ちに反発するのは当然だろう。

今回、この補償提案も漁業権消滅を理由に撤回されるという。漁業者は踏んだり蹴ったりだ。

これって、日大アメフト部コーチの脅迫的口封じを連想させるね。「黙っていれば一生、面倒を見てやる。そうでなければ総力を挙げて潰す」

日本て、本当に法治国家かよ。

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