蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

酒税法改正

2015-04-15 | 政治
スーパーなど量販店の酒類の安売りに待ったを掛ける法案を、自民党が議員立法で今国会に提出するんだと。いまや自民党は敵なしだから、この法案もすんなり成立するだろう。

今年の夏は、ビールの味がぐんと苦くなる。

法案提出の裏事情を、東京新聞がていねいに説明している。それによると、全国の酒屋で作る酒販組合が酒の安売りを止めるよう働きかけたからだそうだ。

「酒店の経営者は地元の名士であることが多く、伝統的に自民党の支持母体。その声を無視することはできない」ヌケヌケこう言ってるのは、当の自民党議員である。

この法案、朝日も報じているが、事実関係をあっさり伝えるだけで肝心な部分は外しまくっている。せいぜい「消費者負担が増える可能性もある」と書いてある程度だ。朝日は本当に腰抜けになった。

もはや天皇とホワイトハウスしか安倍を止める勢力がない、みたいなことを内田樹さんがブログに書いていたが、同感だよなあ。

日本はいよいよ第2次大戦前の状況に似てきた。

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人種差別

2015-04-04 | 国際
ハフィントン・ポストによれば、GACKTがフランスで人種差別されたんだと。辻仁成も何度か同じ目に遭ってるらしい。

フランス人て、オレが頻繁にバリへ行っていたころと全然変わってないんだね。もう20年以上、昔のことだよ。

ちょっと前のシャルリー・エブド事件も、フランスのこうした差別的風土と切り離しては語れない。あれは宗教テロというより、明らかに被差別移民の自暴自棄の行動だった。低支持率に悩むオランド大統領は、巧みに表現の自由に問題をすり替えてしまったが。

イギリス、ドイツも差別、偏見にかけてはフランスといい勝負だろう。彼らの白人優性思想は彼らにとっては実に心地よいものだから、未来永劫変わるまい。

しかし現実には、ヨーロッパは刻々と没落し、代わってアジアが台頭している。英も仏も独も背に腹は替えられんと雪崩を打ってAIIBに参加したが、中国にアゴで扱き使われると少しは成長するかもね。

10年ぐらい前だったか、『上海の伯爵夫人』という映画があった。革命で上海に逃げてきたロシア貴族の子女が、食うために売春婦やレンガ積み工になって中国人に虐待されていた。

諸行無常。驕る平家は久しからず。AIIB参加を見送った日本も、例外ではありえない。
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