蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

丸川と丸山

2016-02-18 | 政治
なんだか、よくできた話だね。最近とみに細かい字が読みにくくなってきたのも手伝って、おんなじアホ女が失言をくり返したのかと思った。

黒人奴隷が米大統領、云々がもっぱら問題にされているが、肝心なのは「日本がアメリカで51番目の州になることに問題があるか」云々じゃないかね。

いまだにこんな植民地根性の人間がいたとは。

しかも、そいつが政権与党で議員やってる。文字どおりの売国奴だね。でなきゃ、男洋パン。参院選を前にして、安倍さんも頭の痛いことでしょうwww。

もっとも、丸山サンにわざわざ言われなくても、日本はとっくの昔に事実上、51番目の州になってるよな。

平均2000億の「思いやり予算」を40年前から毎年献上するわ、治外法権の基地用地をいいなりで提供するわ、無用の長物と化した原発会社を引き取るわ、ドル建て米国債を円高でチャラにするわ、中国に接近した鳩山、小沢の政治生命は断つわ……。

こんなにアメリカに尽くす州、アメリカ国内にもないんじゃないの?
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末期症状

2016-02-13 | 政治
久しぶりの逸材出現にメディア欣喜雀躍。いえ、宮崎某なる不倫議員のことですけどね、昨日の報道番組、いずれも小保方某のアリマース会見以来のはしゃぎようだったじゃないですか。NW9なんかトップニュースだもんね。

報ステじゃ、宮崎クンが言葉に詰まって目頭を赤くするたびに、カメラが大急ぎでズームアップ。泣け泣け早く泣けこの野郎、ってカメラマンの心の叫びがビンビン伝わってきました。

育休というリベラル・テイストの切り札ではなばなしく登場し、淀んだ古沼みたいな自民党に新風を吹き込んでくれるかと期待させて、2か月後にはただのスケベだったことを露呈。急激な転落の激しさが、まさしく小保方晴子チャンを連想させますなあ。

去年、同じく文春に叩かれて転落した武藤某みたいな冴えない小男とも、号泣議員のようなダサいオッサンとも違ってテレビのアップに耐えうる程度のイケメンではあるし、背は高いし、颯爽感はあるし、主婦の大好きな不倫ネタだし、そらメディアにとっちゃカワイイ晴子チャンと同じぐらい商品価値があるよな。

本人は、不適切な関係ならビル・クリントンだってやったじゃねーか、ぐらい腹の中で思ってるかも知れないが、あんた身の程知らずはいけないよ。格が違うよ。

一方、浮気相手は一人だけじゃないとバラされた宮崎のモテモテぶりに「うらやましい」と、つい本音を洩らした自民の溝手なる古ダヌキ、「宮崎選挙区の話かと思った」だとさ。

収賄大臣、漢字読めない大臣、下着ドロボー大臣、それに加えて下っ端議員の不始末に失言と、不祥事続出。往年の麻生政権の末期そっくりだね。

それでも現政権が倒れないのは、ひとえに野党がダラシないからだろう。情けない。メディアも浮気男いじりで浮かれてる場合か。ひょっとするとリーマンショック以来の大不況到来かも知れないってのに。
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報ステ・サプライズ

2016-02-12 | テレビ
番組最後の恒例インタビューに吉田拓郎登場。報ステに拓郎? でも、朝日にだって芸能欄があるしね。それに、古舘伊知郎が拓郎の大ファンだったらしい。報ステは、古舘のプロの制作だし。

で、現れた拓郎が若々しいので、二度びっくり。今年70だというのに、62の古舘の年下にしか見えない。まあ髪を染めたり前髪を垂らしたり、若作りは確かだが、日ごろ摂生に努めてもいるのだろう。

しかし、自分はこっち(フォーク)側じゃなくてあっち(芸能)側にいるべきだったとの発言には、別に驚かなかったね。「結婚しようよ」なんか完全にアイドルソングだったじゃん。「旅の宿」は歌謡曲。

歌がひばりや三橋美智也ほどうまくなかっただけ。でも、オレも嫌いではなかったけどね。

頻尿の人にコンサートに来てもらっちゃ困る、客席が落ち着かないとうたいづらい、て発言は呑めないなあ。芸能人なら、三波春夫の「お客様は神様です」精神じゃなきゃ。

ナベプロに入った方がよかったかも、などとも言っていたが、入っても成功しなかっただろうね。こんな風にプロ根性に欠けるんじゃ。

それにしても、身もフタもない古舘の熱烈半狂乱ぶりには鼻白んだね。フォークとかシャンソンとかは、やっぱり音楽を聴き慣れない人が好きになるジャンルなんだなあ。どっちも曲より歌詞が命だから。

そのシャンソン関係じゃ、一昨日の晩にNHK-BSでエディット・ピアフの番組をやっていたが、お粗末の極みだったね。大野某とかいう「シャンソン評論家」が、ピアフは母親がアラブ系だったから喉が強かった、などと言っていた。

アラブ系じゃなく、カビールとイタリア系のハーフ。評論家を名乗るなら、事実を正確に踏まえておけ。

大体、アラブ系だとなんで喉が強いんだ? こういう十把一絡げの人種観が偏見のもとだろうが。
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電波停止

2016-02-10 | テレビ
昨日のクロースアップ現代は、おもしろかったねえ。いや、番組がおもしろかったんじゃなくて、ゲストの樹木希林がおもしろかった。終了間際になって突如、脱線。

「クロースアップ現代だと聞いて、出まーすと」
「だって国谷さんに会いたかったから」
「本当にすばらしいお仕事をなさってる。NHKは大変な財産をお持ち」
(記憶で書いてるから言葉遣いは正確じゃないかも)

ニコニコ笑いながら言ってたが、これ、あきらかにNHK上層部に対する当てつけだよね。

周知のとおりNHKは現場の強い要望をうっちゃり、3月いっぱいで国谷キャスターを降板させる。その原因が一つには、一昨年の夏、集団的自衛権に関し彼女が菅官房長官に鋭く食い下がって怒らせたからだ、との説が多い。クロ現の模様替えには出家詐欺報道のヤラセ問題も絡んでるんだろうけど、あれは国谷キャスターのせいではない。

樹木希林がその事実を知らなかったワケはなく、この優れた人材をNHKはもったいないことに切り捨てようとしてるよ、とのメッセージを発信したと見て間違いあるまい。国谷キャスターがいつになくあわてた様子だったのも、その意図がビンビン伝わったからだろう。

去年の古舘伊知郎VS古賀茂明の生バトルよりずっとハッピーで、ずっとスマートなトークだったよね。さすが名女優は並の人物じゃない。

一方、総務省では厚化粧の婆さんが「電波停止はありえないことではない」と、改めてドヤ顔で放送局に脅し。この国はいよいよい中国並みの言論環境になって行くみたいだね。その先は、北朝鮮並みの恐怖政治?
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ピエール・ブーレーズ没

2016-02-07 | 音楽
一昨日の朝日デジタルに載っていた藤倉大氏の追悼記事は面白かった。ナマの姿を知っている人の証言は具体性に富んで、観念的な評論家の文章よりやっぱり説得力が大きい。

でも中で、ちょっと気になったのが次の一節。引っかかるってほどじゃないが、ちょっと違うんじゃないかなあ。

「ブーレーズのインタビューを読むと、インタビューをする人が、質問の最後まで言えているものが少ないことに気づく。それは、信じられないほど頭の 回転が速く……質問や文章の冒頭の時点で即座に答えてしまうから」

あのうフランス人て、特にパリの住民て、みんなそんな風なんだよね。ブーレーズみたいな有名人に限らず、タクシーの運ちゃんもホテルのコンシエルジュもレストランのおばはんも。それは、頭の回転が速いからというより、彼らの自己主張癖が強いからだとワタシは思うんですけど。

彼らは早い者勝ち主義だから、とにかく一方的にしゃべりまくる。いきおい相手の方も、黙って聞いていると言いなりになってしまうから、失地回復のために大急ぎで、より大声で、より早口で自分の考えをしゃべりまくる。

そういう習慣を子供の時から続けているから、相手の言い分を聞かないことが当たり前になっていて、礼儀に反するとも思わない。

サルトルは親切だ。私のフランス語があまり上手ではないのに配慮して、質問を最後まで言わせず答えてくれる……みたいなことを昔、掘田善衛がどこかに書いていたが、これも親切とは違うんじゃないかと思うよ。

フィリップ・トゥルシエが日本代表の監督をやっていたころ、遠慮ない多弁でサッカー協会の役員を閉口させた故事が思い出されますなあ。

ところで、ブーレーズは60年代の末だったか、「オペラは死んだ」と宣言して物議をかもした人である。しかし藤倉さんの記事によれば、その後もオペラの指揮をしていたらしい。言うこととすることが違うのもフランス人ではしょっちゅうだ。

あと、彼がIRCAMの教壇に立つときは、まず教室内に美少年がいないかジロジロ見渡してから授業を始めると現地在住の知人が言っていたが、ホントかね。
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