蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

名ドラマー逝く

2021-03-16 | 音楽
東京新聞「筆洗」の受け売りだが、9日に亡くなった村上秀一さんは50年前、アメリカで出会ったギタリストをこう励ましたそうだ。「お前は精進すれば、いいギタリストになれる」

励まされた相手は、泣く子も黙るエリック・クラプトン。当時すでにギターの神様扱いされていた。どんな顔で、どんな返事をしたんだろうね。

外国人相手にピント外れの会話をした例では、もう一つ、森喜朗の逸話が有名だ。90年代に当時の米大統領クリントンと面会した森が、"How are you?" というべきところを "Who are you?" とやってしまい、クリントンが "I'm Hillary Clinton's husband." と答えたって話。

もっとも、いまウィキペディアで調べたら、このエピソード、捏造なんだと。実は韓国の金泳三がやった失敗で、それをネタに困った毎日の記者が森の話にすり替えたんだそうだ。ウィキもあんまり信用できるメディアじゃないから、どこまで本当か知らないが。

だって、首相経験があるほどの大物政治家を作り話で侮辱すれば、タダじゃ済まないんじゃないの?

ともあれ、ミュージシャンがトンチンカンなことをやると、なんか微笑ましく、かえって親しみを増す。政治家が同じことをやると、腹立たしく軽蔑したくなる。この差、どこから生まれるんだろうね。

税金で食ってる人間と、払ってる人間の違い?
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怪物デビュー

2021-03-12 | スポーツ
球史に残る瞬間をリアルタイムで目撃できたんじゃないかな。いや、大げさではなく。

去年1年、公式戦の出番がなく、飢餓感ばかり掻き立てていた佐々木朗希。オープン戦ではあるけれど、ついにマウンドに立ってくれました。

見とれてしまったね。

出てくるまで尋常一様のプレッシャーじゃなかったはずだが、堂々たるもんだ。緊張はしてたんだろうけど、上がるどころか対戦相手のバッターを見下してるんじゃないかと思えるぐらい落ち着き払ってるんだもの。あれで19歳だよ。

セリーグ屈指の強打者ビシエドが三振だもんね。

相手の攻撃をあっさり3人で片付けてベンチに戻る際に洩らした笑顔がまた、さわやかで実によかった。怪我さえしなければ、多分、今年のペナントの話題を独り占めすると思うよ。

ビシエドの名誉のために付け加えると、笑顔で打席に立っていて、いかにも話題の新人との対戦を楽しんでる風が大打者らしくて、これも気持ちのいい光景だった。
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