蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

オスプレイ

2012-10-30 | 社会
外務省幹部いわく、「日本政府として安全宣言を出しているのに、なぜ東京の上空を飛ばせないのか」。

ワハハ。同感だねえ。ぜひ自衛隊に持ってもらいましょ。そいでもって、国会議事堂の上空を飛んでもらいましょ。霞が関経由で。

永年勤続の議員の皆さん、特に最近、新党結成をぶち上げたジイさんの無事を祈るよ。
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「ハシシタ」

2012-10-20 | 尖閣問題
「奴の本性」だっけ?「正体」だっけ? ま、どっちでもいいが、電車の中吊り広告を見たときには目を疑ったね。あれれ、自称リベラルの朝日が、これまたどうしたことか。

オレも橋下って極右はムシが好かないが、今度のことはどう考えても朝日の側に非があるよな。内容を読まずにいうのはナンだが、タイトルからして差別丸出しだもん。

しかしこれ、朝日1社の暴走なのかね。どうも裏で、官僚が動いてる気がしてならないんだが。

維新の会が急激に台頭したとき、霞が関は民主党の対抗馬に想定していたのではないか。しかしその後、民主も親米嫌中に変質し、というより官僚の変質工作が奏功し、おまけに安倍自民に政権復帰の目が出て、今度はむしろ橋下人気が邪魔になった。

どっちもナショナリズムが人気の所以だもん。

官僚としちゃ有権者の半分を占める浮動票を維新の会に食われるよりも、安倍に票が集中して自民圧勝の結果になる方がいい。そうすりゃ、傀儡政権を操って官僚が日本社会を支配するかつての構図を完全に復活できる。

で、なんで朝日がそこに絡むかって? 日本の大手紙に官僚の息が掛かってるのは改めて言うまでもないじゃん。

こう見てくると、尖閣国有化は民主のポカみたいに言われてるが、実はナショナリズム覚醒のために日中の官僚が手を組んだ大芝居だったのかも知れないね。

おかげで中国は、貧富の格差や幹部の腐敗や言論統制で極度に高まっている民衆の不満のガス抜きができた。尖閣問題を国際的に認知させることができた。日本は、タカ派安倍の人気を高めることができた。どっちの官僚にとっても、めでたしめでたし。国民にとっては、まったく別の話だが。
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ポピュリズム

2012-10-18 | 政治
田中真紀子文科相が、ノーベル賞の山中教授に洗濯機プレゼントを提案。やだねー、こういう低次元の人気取りは。

かつて小泉純一郎が彼女を外相に任命したとき、バカなことを、と故・中村とうよう氏が憤慨していたが、あの人の眼力はやっぱり鋭かった。真紀子人気、ジュンちゃん人気絶頂のころだよ。とうようさん自身もおおむね、小泉を支持していたんだけどね。

その後、このオバハンが官僚相手にヘタなケンカで頭の悪さをさらけ出したのは、周知のとおり。

真紀子も民主党内閣も不人気のいま、こんな露骨な大衆迎合に誰が乗せられるか。発想が幼稚園レベルだよ。山中さんだって、ありがた迷惑なんじゃないの?

オレに取っちゃ、アホな政治の茶番劇より若松孝二という異才が失われたことの方が、よっぽど重大だよ。
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フランス人

2012-10-16 | 社会
パリへ行くと、日本人なら思いも掛けない仕打ちを受けてゾッとすることがある。カフェのウェイターは釣り銭をごまかし、タクシーのドライバーはメーターをごまかし、ホテルのコンシエルジュは宿代をごまかす。

そんなの、中国にもアメリカにもロシアにもあるじゃないか? そう、あるかも知れない。だが、フランスのそれはケタ違いだ。何よりも、ごまかしを指摘されても飽くまで否定し、果ては悪いのはそっちだと言い出す彼らの心根が他国とは違う。自分の非を絶対に認めない。そういうとき、フランス人の、特にパリジャンの荒んだ心をモロに見せつけられて、鉛を呑み込んだような気分になる。

あの国の人間は、絶えず他人の隙をうかがっている。他人の足をすくうチャンスを狙っている。だから、住民間の相互不信が日本やアメリカよりはるかに強い。同じ町内の隣人同士でも、心を許すことがない。他人にだまされまいと常に気を張っているから町には険しい空気が充満し、住民の心は荒み続ける。

こういう社会は、弱者に対して非情である。弱者に同情すると、他人に隙を見せることになるからね。老いを嫌悪し、病人を軽蔑し、身体的障害を嘲笑する。制度上、老人、病人、障害者の保護は手厚い。だが、市民の本心はそれと異なる。市民が弱者を保護しないから、制度が保護するのである。

フランスの国営テレビが、川島に手が4本あるように画像を加工し、原発事故の影響ではないかとコメントしたという。その報道を読んで、あの胸の中を寒風が吹き抜けるような感覚を思い出した。

フランスのテレビは去年も、ヒロシマ原爆の被害写真と福島原発事故の写真を並べて、日本は60年間復興していないと嘲笑した。あのとき同様に、これもジョークだ、表現の自由があると彼らは言い張るのだろう。

荒んだ心は、陰湿なジョークしか思いつくことができない。フランス人が文化的でエレガントで繊細だなどというのは、国家的イメージ戦略で作り上げられた虚像にすぎない。障害を嗤う醜さに対し、心がすでにマヒしているから、こんな悪趣味なジョークを平気で放送できるのだ。
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詐称

2012-10-14 | 文化
iPS細胞移植の嘘がバレてしまった森口某って、なんか哀れ。いえ、メディアの袋叩きに遭ってるからじゃなくてですね、嘘でもつかなきゃやってらんない人生がその言動から透けて見えるから。

大学を出ても資格は看護師しかなく、あちこちの医療機関を転々とする根なし草人生。自分から職を変えたんじゃなく、契約期間が終わったら、また新しい職を探すという不安定な暮らしだったのだろう。

だが、その職場で間近にするのは、多額の給料と研究費をもらい、豪華な邸宅に住んで、時には華やかな脚光を浴びもする医師や大学教授。一方、自分は嫁さんもなく、勤務が終われば郊外の安アパートに戻って自炊する毎日。先の展望は、さっぱり開けない。

となれば、せめて夢でも見ないことには生きてく力も生まれない。で、自分も売れっ子の学者になり、世界初の業績を上げ、マスコミにもてはやされる夢を思い描くうち、夢うつつのけじめがつかなくなってしまった。

森口某が嘘をつくに至った経緯は、大方そんなとこだろう。計画的というには、あまりに幼稚でずさんな内容だもの。だから許せるってんじゃないが、どっちかというと人間て悲しい、て感じだね。昔、世間にチヤホヤされるのが嬉しくて、旧石器を次から次に偽造したオッサンがいたけどさ。
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