Life is Feudal MMO日誌(15) - 恐ろしい集団心理

2017-12-25 23:03:31 | 日常の駄文

前回分 → Life is Feudal MMO日誌(14) - 戦闘訓練を開始した日
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とても恐ろしい集団心理である────






「TICが遅すぎるぞォォ────────!!!」



そう・・・ TICはまだ来ない・・・



なぜなら!!!



誰も・・・
 TICを呼んでいないのである!!!






「早く!!! 倒してくれ───!!! 敵を───!!! 誰か─!!!」



そう!!!



誰も!!!




倒す人がいないのである!!!






「おかしい・・・これは・・・ 



 TICのスクランブルは非常に優秀で、



 本来は襲撃されてTIC discordで"raid"と打てば、



 通報から1分以内にはもう、防衛部隊は出撃していると言われる。



 なのに・・・ いまだ馬の蹄音すら聞こえないとは・・・



 何かがあったに違いない・・・」




「一体・・・ 何が・・・」





そう、もうお分かりだろう・・・



誰も!!!




TICを呼んでいないのである!!!


今までの襲撃時はこんな感じでした。(元ネタを知らない人は"恐ろしい集団心理"でググろう!)
TICが来ようが来まいが、防衛は同盟に頼っていた。
そういう役割の話し合いもあった上でだったが、
だが、今は・・・


ギルメン 「@everyone 関所前に槍兵1、他2名ほど敵襲! 増援求む!」

yukky 「スクランブルだ! 行くぜ! 戦闘員はVC集合!!」





関所の工事現場に到着すると賊は徒歩、
俺たちは5,6人が素早く騎馬で出撃して接敵したので、
相手はなにもできずに海に飛び込んで逃走していった。

殺せなかったことは残念だが、この賊は最近頻繁に来るやつだった。
今回で武力を示威することができたので、もはや簡単に殺せる相手を探してここに来ることはないだろう。
相手にリスクを強いて抑止力とする。




今日もギルメンの呼びかけにより集団戦闘の訓練が行われていた。
前回記事 での襲撃と戦闘訓練を経て、確実に防衛への意識が変わった。
今や同盟頼りではない。
島の入り口は自分たちでも守れる、
そのような体制へと急激に変わったのだ。

VSP にこてんぱんにやられはしたが、前向きな変革をもたらしたので、あの流血も無駄ではない。
防衛力の整備は、領外作業の安全性を担保するので、実際に内政面での効率も上がるだろう。




その後、暇だからしゃるる村に遊びに行ってみた。
そしたら門からたくさん人が出てきた。
こいつらのこのバカバカしい一体感好きだわw

なにするー?って話になったとき、何故か俺の指揮でVSPを襲いに行く企画が持ち上がったが、
移動するだけで半分ぐらい遭難したためやっぱり村に引き返すことにした。
原人に組織的行軍は荷が重かった。




「みんな広場に集まれ!!」

の号令にしたがい村の広場に行くと、ハンカチ落としなる謎のレクリエーションが始まった。
これは、円陣を組んだ参加者の周りをオニが周回し、誰かの背後にハンカチを落として、
落とされた人が気づかないままオニが一周し終わるとその人の負けというゲーム。(だった気がする)
ちょっと前の「嘘喰い」もハンカチ落としで勝負してたよね・・・。

ルール決めの際に「真ん中にもひとり座るんじゃなかったっけ?」とか果てしなくどうでもいいことを誰かが指摘するも
少なくとも俺の地方にはたぶんそのルールはないw


結局このハンカチ落としの勝敗は、ハンカチを落とされた人がAFKしてたという衝撃の結末を以て終了した。




懐かしのハンカチ落としが終わると、次に提案されたのは、当然の如く鬼ごっこ
まあ定番だしな、こうならない方がおかしいわけで。

「じゃ、最初はyukkyから鬼ね!!」

「しゃーねーなー、じゃあ10秒かぞえるぞ。」

「わーみんな逃げろー!!」





鬼ごっこは意外なほど盛り上がった。
ゲーム内時間で夜に始まったのに完全に明るくなってた。
リアルで1時間ぐらいしてたような?
これも集団心理だろうか。

転んだり息切れでゼハーゼハーしてるオニをみんなで笑いや拍手のエモートで煽ったり、
誰かを押し出してオニに差し出したり、屋根の上を飛び回ったり、
こんなに盛り上がるとは思わなかったよ。
すごい回避に長けたメンバーがオニのパンチを至近距離でぐるぐる避けて立ち回ったりね。
楽しかった。


でもひとつだけ言うとすれば、




オマエそりゃ無茶だろう・・・。

なんでその装備で参戦してきた?
案の定オニになったら誰も捕まえられてないしw


たまにはあほな遊びも良いもんだ。
LIFはまだまだ可能性を秘めてるな。
今後ももっと新要素を実装していってくれれば、
さらに遊び幅が広がっていくだろう。


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