ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

      『 ヘボ紀行・・・42 (残りモノには福が付く!②) 』

2016-10-25 21:18:07 | 日記

             


難航した急斜地と異物影のお勉強代を払い今度は塩嶺峠寄りの東山に出掛けた・・・
この地点にはかなり多くの蜂狂達が入って居る事は百も承知の助!!! 残りモノに福が付く典型的な場所だった。
毎年出掛けている訳でもないがこの界隈には居る御仁達は何系統か居る!
買い物袋を枝に吊るし烏賊を紐で結びその場所に吊るすおっさん!、長い針金に烏賊を吊るすおっさん!!!
前者は東山ありとあらゆる場所に出没している!!! そして、見付けて置いた巣に赤いリボンテープを付けて置いても掘り上げるおっさんである!!!
このおっさんは、もう9月頃から見付けると掘り上げるという質の御仁でヘボちゃんの超天敵だ?
このおっさんに毎年横取りされている・・・
種蜂に残そうと思っていた巣が端から掘り上げられるから正直厄介な存在だ!!!

こう言うおっさん達が荒らした場所に敢て入った・・・
yは毎回今でも16個の細切れウグイを用意しここぞ!と思われる場所に吊るす・・・
その日はどういう訳か付けた餌総てにヘボちゃんが付いた。
風がかなり有り、空は真っ青に晴れ上がりギラギラ太陽となり非常に見難かった。
一番餌にやや大型の軍が付いた。
コイツ、2~3分もすると帰って来る!!! 当然色付けしてあるから近い事は判っている・・・
風に吹かれたりしていて方向が中々掴めない!!!そして漸く対岸に飛ぶ事が判った。
連れ込むがお利口さんで餌元に帰る等してやや難物だった。
その場所は大きな土手を抱えていたので透かしも効いた!!!
土手を透かしているとヘボちゃんが時々舞い通る・・・ 羽が光ってよく判るがそれ程頻繁ではなかった。
連れて行っては見失うと事を数回繰り返す・・・
その帰り道大きな土手から舞い降りするヘボちゃんを発見。 難なく1巣頂戴!!! 飛び方からしてピンコロちゃんだと思った・・・

連れ込みはこのヘボちゃんに通用しないのでオーソドックスに攻める!!!
ともかく巣の近くである事は間違いないのだが非常に高く舞い上がるので手に負えない・・・
透かしをして見ることにした・・・
何のことはない目と鼻の先でやや小高い急斜地から通っていた・・・  
「へ」の字に曲がった出入り口で通い穴としては上の部類!!!



それにしても自称名人、大分苦労した!!!   
今日はこれで2巣見付けた事になる。そして、下に飛ぶ蜂、上に飛ぶ蜂もいる・・・

山の夕暮れは早い!
yは3時半~4時には帰宅する事にしている・・・

場所が場所だけに2巣共燻すことにした!
「へ」の字の軍は穴ほどの巣ではなかった。
そして、ピンちゃんは超デカで盤面で25cmもある超大物。だが、この早生蜂は既に大方が剥けていて空の巣だった!!!
多分この地には多くの子孫が誕生しているとこと間違いナシ!!! これでイイのだ!!!  
燻しが終わり帰宅した・・・今日の土産は近所の木工おじさんにプレゼントした!
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     『 耳より情報!!! 』

2016-10-25 14:55:49 | 日記

       


人間誰しも第二の故郷なるものを持っている・・・
yにもそれらしきモノがある・・・
何かの弾みに生まれ故郷を離れ思わざる地で生きて行く・・・そこが故郷となるケースが多い。
yの第二の故郷は幾つもあり、中々甲乙つけがたい!!!
それは学生時代だった甲府であり、遠く離れたカリブ海の果て:US領Virgin Islands:St.Croixであり、世界の経済中枢都市N.Y.Cityであり、ついついこの間まで住んでいたOregon州Portlad等である・・・夫々に思い出がありyを此処まで育て上げてくれた地域でもある!
その第二の故郷の一つであるPortlandの放映が今夜ある!!!
そこはアメリカ人が一番住んでみたい!!!という町でアメリカ西海岸に位置する北の町でPotlandだ・・・
今夜、NHK BSプレミアム3で20時から約1時間に亘り放映される・・・ 
時間のある方はどうぞご覧あれ!!!
そこからは必ず何かが見えて来る筈だ!!!     

因みに Portland は、西海岸に位置し Oregon州の経済中心都市である。
人口約200万人 半導体インテルやスポーツ用品ナイキの本社がある街でもある・・・ ヘーゼルナッツ、ミント栽培が盛んで太平洋岸からは色々な鮭等の魚介類が水揚げされ風光明媚の上食の面でも豊かである!!!
富士山に似たMt.Hootと言う全米でも10本の指に数えられる美しい山を擁し、観光面でも飛躍的発展を遂げている・・・
緯度的には日本の稚内位に位置しているが気候は極めて温暖で真冬でも大雪になる事は珍しい!
yは総合的に見て長野県等より住みやすい街だと思っている・・・
という街から今夜何が見えて来るか? 楽しみである・・・         


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     『 ヘボ紀行・・・41 (残りモノには福が付く!①) 』

2016-10-25 10:37:17 | 日記

             


  「残り者には福が付く!」と、よく言われる・・・ 
そんな状態が何日も続いた!

松本平を囲む西山山系:北アルプスの麓、東山山系で構成されている・・・
北アルプス山系は秋に長雨でほぼ壊滅状態!!! 10月に入り出掛けて見たが無の礫の場所ばかりだった!
然らば東山へ!!!と・・・
東山は山が浅く且つ多くの蜂狂が入り込むのでどこの場所も取り尽くしでヘボちゃんの姿等見られる所は殆ど無い!!! しかし、yには特定の場所で種蜂を残すという手を使っているので幾らか遊ぶ場所を抱えている・・・
そこは、普通の蜂狂なら入れない場所か、超超難場と言う言うなればオトットキの場所である!!!
そう言う場所を何か所も抱えているので晩秋のスガレ追ひを遣るには事欠かない! こう言う、半ば資源保護に近い場所を抱えている蜂狂はそうは多くないと思う・・・唯一人、過っての仲間で今は松本山雅の大サポーターになっているMiyaちゃんにはこうした才能があった。。。彼は種蜂の何がしかを残すという感覚の持ち主だった。

そう言う場所に数日入った・・・
< その1:夏場、アカンバチの巣窟だった場所・・・ >
夏場、餌を撒くとどの餌にも5~10数匹も遣って来るアカンバチ!!!コイツ等には閉口した・・・
当然、スガレ追ひ等にはなリ得ない!!!
アカンバチを追い捲って居るだけで疲れてしまうし、当然のことながらイライラして来る・・・ 依って、来夏初夏と言う事にした。アカンバチが出動する前の戦いに・・・と・・・ 錚々、ここはピンコロの宝庫だった!!!
しかし、秋に長雨があったのでどうかな?と多少の色気を持った。
感はドンピシャで長雨でアカンバチは相当の被害を受けてしまっていた・・・ 詰まり、撒き餌にはマルッキリ来ないのだ!!!
こんな楽チンなスガレ追ひは無い!!!
アカンバチ同様、ピンコロもあれほど居たのだが影を潜めていた・・・しかし、何がしかは餌取りに遣って来た。
その中に「軍」も居た!!!
実はこれが狙い目なのだ!!!
初日は方向と落ち所の検討を付ける・・・ 場所が超難場で段階を踏まないと老い耄れ一人ではどうする事も出来ない!!!
翌日、ここで2巣ゲットした! 何れも最終は「透かし」と言う手段だった!!!
急傾斜の場所と大きな異系物があるという場所柄で言うなれば難所の一つだった。
急傾斜の場所は近場に餌を付けるものの何ら反応が無い!!! それもその筈、透かしで見付けたが急斜面の型のような場所で飛び出すヘボちゃんは空高く舞い上がる故餌を飛び越していたのだった・・・
夏場、動物が掘り掛けて居た巣でコロニーとしては大した巣ではなかった・・・




大きな異系物があった巣は同様餌を周辺に吊るすも全く反応が無く遠方からの追い込みで~透かしで見付けたがこの異系物体がヘボちゃん達の出入りを阻害していた為スガレ追いを困難にしていたのだった!!!
こう言う特異点は餌が巣穴の略真上(実際には2m程離れている・・・)地点で有ってもヘボちゃんは付かない!!! 
大いに勉強になったコロニーだった!
これは今後の蜂追いに物凄く勉強になり、また、ヘボちゃんの習性を知る上で学ばされた個体だった!!!

何れも誰それかが何時かの時点にからかった形跡(針金や餌吊るしのマーキングがある)があり残り者には福が付くという諺通りの一品だった!!!
土産はパソコン師匠のpensanと掛かり付けの老医者先生にお上げしたが喜んで貰えた・・・
老医者先生は85歳にもなるが、まだ、現役で聴診器をブラ提げ多くの患者さんを見ている有名な外科医さんである!!! 北信の出身で幼き頃蜂の子で育ったという・・・何時も何時も奥さんとこれを抜いて食べるんだ!!!とピンセットを振り翳しているが抜くのは苦手のようだ!!!
pensanは病気がちな奥さんにこの滋養品を与え元気を出して貰うという奥さん孝行のおじさんだ!!!
御両人には2度目のプレゼントも考えている・・・ 
コメント (1)
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