仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

差したり、立てたり、引っ張ったり・・・

2011-09-08 15:59:43 | 商品のこと

トップの写真。

カタチは似ているけれど、

右2つと左端は別物。

 

左端は線香差し。

お仏壇前に、お線香をスタンバイさせておくもの。

右2つはローソクをスタンバイさせておくもの。

 

線香差しとどこが違うのか??

 

一番の違いは中にはいっているコレ。

 

線香差しにはないもの。

 

例えば・・・・・短いロウソクを愛用している場合、

ストックするとこんな感じ。

 

あら、とれないわ!!

困ったわ!!

どうしましょう!!!

 

なんてセリフが何人の口からこぼれるかは甚だ疑問ですが

 

とりあえず例の、真ん中の棒を持ってこうすると

 

簡単に取り出せます。

まあ、素敵!!(←だから誰?)

 

というわけ。

田舎のおばあちゃんあたりだと、

さらにこの棒のアタマにリボンとかつけて

引っ張りやすくカスタマイズしちゃうかも。

 

 

よくできてるような、

しょーもないような・・・・

でも何故か感じる既視感。

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・

あれだな・・・・

 

 

 

 

 


「足立ロール」です。

2011-09-04 15:01:14 | まずは食べる!

昨日のおやつは上司に買っていただいた(子供かっ)

ロールケーキ。

その名も「足立ロール」。

売っていたのは山口県民おなじみの

スーパー「アルク」。

 

 

だって、昨日のチラシに・・・・・

「ロールケーキですって!」

「アーモンド風味のスポンジですって!!」

「午前中限りですって!!!」

 

と、いうわけでお弁当購入のついでに(逆かも)ゲット。

 

ロールケーキにしては少々小ぶりながら

しっとりとこくのあるスポンジ。

ほどよい甘みの生クリーム。

これはなかなかの傑作!!

大変おいしゅうございました。

 

・・・・・・・ところで・・・・・

「足立ロール」って、いったいどこからきたネーミング?

と、

気持ちも胃袋も落ち着いてから湧いてくる疑問。

チラシには詳しい説明はなく、

なんとなく「知ってて当然」という勢い。

 

検索してみると・・・

北九州市小倉のケーキ工房「ル・ノール」さん

看板商品らしい。

 

予想外に近いところ。

でも私には未知のお店。

 

「足立ロール」というネーミングも

お店の場所、「足立本店」から来ているみたい。(現在は移転したらしい)

お店のHPを見ると、

他にもチョコレートスポンジ&チョコチップ入りクリームの

「到津ロール」とか

「足立プリン」という魅力的な商品も。

 

アルクさん、

次の企画で「足立プリン」

お願いできませんか~~~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋はここから・・・

2011-09-02 15:07:40 | 私の本棚から

山口県には大して影響がないはずだった

大型の台風は微妙に進路がずれて、今日は風雨の一日。

おかげで少々すごしやすくなり

季節に敏感なカラダは

俄然、「秋モード」突入。

 

(「食欲の秋」とどうして一言で言えないんでしょ。)

 

そして、図書館で手にとってしまったのが

 

嵐山光三郎著 

「文人悪食」

 

夏目漱石、森鴎外、樋口一葉、幸田露伴などなど37名。

取り上げられた作家を並べると「文学全集」と勘違いするほど。

作家本人の著作や周辺の人々の文章などを踏まえて

作家の好んだもの、あるいは好まなかったものを掘り起こし

作者なりの考察を加える。

膨大な資料にあたりながら

読み出したらとまらない面白さの

一冊に仕上げているところはさすが。

 

これを読んで、

改めて登場する文豪たちの作品を読んだら

また違った味わいがあるかも。

 

 

さらにもう一冊。

文春文庫では「作家のかくし味」

というものもありまして、私の愛蔵書。

こちらはカラー写真とレシピ付で

小説に出てくる料理を再現し、さらに

作家自身によるその料理に関する短いエッセイもついたもの。

 

気に入った小説やエッセイに料理の描写があると

どんなものか気になって気になって、

しまいには再現してみたくなる、

私のようなモノズキにはたまらない本です。

 

「秋の楽しみ」を「食欲」から始めるか?

「読書」から始めるか?

いずれにしても、お楽しみはこれから、です。