上の写真は紫檀製のお仏壇です。
よ~~く見てください。
何か気がつきませんか・・・って、お仏壇をまじまじと見ることなんて
一般にはあまりないと思いますが・・・。
実はこのお仏壇は画期的な試みがなされているのです。
よ~~く見てください。
写真左側の明るい部分。
実はここ、?妻板、いわゆる壁のない、スケルトンなのです。
もう一枚、壁側から見た写真がこちら・・・
お仏壇内部のつくりをこんな角度からみるなんて、
めったにないことです。
まさに、画期的作りのお仏壇!!!
と、言いたいところですが、実はこれ、
わざわざ壁(妻板)をはずして展示しているのです。
なぜか!?
そう、これは総紫檀のお仏壇だから。
一般に紫檀とか黒檀とか呼ばれるお仏壇は
芯材に一定の厚さで紫檀や黒檀を張ったもの
(厚さによって呼び方も価格も変わります)
が主流です。
全部紫檀だと、ゆがまないように作るのも大変だし、
材料費はかかるし、重いし・・・・というわけで
このサイズ(ふすま一枚分くらいの間口のお仏間に入る大きさです)で
総紫檀、というのはホントに珍しい。
それをあえて作っちゃった。
嘘もごまかしもありまへんで。
どっから見たって紫檀オンリーでっせ。
どや!!!
と、いうわけでこういう展示になってます。
ちなみにはずした妻板もけっこうな重量です。
ほんまに余談ですが
内部には何故か蛍光灯もついてます。
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