仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

トラブルメーカー

2006-02-14 17:23:35 | 本音

注文を受けてから、お客様にお渡しするまで
どきどき、はらはら気が抜けないのがお位牌
戒名に間違いがないように確認するのは当然としても
年齢が違ってた、とか
俗名」とか「行年」などの語を入れるのか?とか
旧字か、当用漢字か?等々
注意しても、注意しても年に何度かはありゃりゃ~~???
ってなことが起こります。

中には明らかに誤字、どう考えてもクセ字、
などというのもあるのに、
お寺様が書かれたとおりに、彫ってください」と
おっしゃるお客様も。
代々残るものだけに気を使います。
ホント、お位牌は仏壇屋泣かせです。

でも、中にはお寺様がパソコンでお位牌のレイアウトを
きちんと印刷して檀家さんに渡して下さっている
場合もあります。
こういうハイテク和尚さんはとっても有難いです。

仏壇屋の本音で言わせていただくと、
お位牌をお作りになる時は
*(先代のお位牌がある場合は)先代のお位牌
 =形、大きさの目安になります
*葬儀の時の白木のお位牌
 (またはお寺様からの上記のような印刷物)
の2点を仏壇店にお持ちいただくと、
手間も疑問も少なくスムーズに作ることができます。

ちなみに浄土真宗(この辺りは本願寺派が多い)では
位牌でなく過去帳です。
散々迷って、やっと位牌も決まり、
さあ、戒名を!!!と思ったら「釋○○」。
「あの~~、浄土真宗ではお位牌ではないのですが・・・」
と、話が振り出しに戻るのでした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿