ご訪問いただき、ありがとうございます。
ずっと気になっていた、
県立美術館の特別展、
「明治工芸の粋」行ってきました。
精巧、精緻、細密、緻密・・・・いやはや、圧倒されました。
作品を見るのにも、何だか思わず息を止めてしまうような感じ。
明治の職人さんたちの、この精巧さは
神がかりというか、執念のようなものさえ感じます。
それでいて、
生き物の表現はあくまでも生き生きと。
どこかユーモラスなものもあったりして。
心底自然を愛でる生活だったのでしょうかねぇ。
モノがものだけに、
近視と老眼にはちょいと辛い展覧会でしたが、
楽しませていただきました。
よく見ようと、近づきすぎてガラスにゴツン、という
お客さん続出で、
職員の方が頻繁にガラスを拭いていらっしゃたのもご愛嬌。
ところで・・・・・
浮世絵とか、水墨画とか、
江戸時代の絵画は、あっと驚くくらいのデフォルメをやってのけるのに、
明治の工芸は超写実主義(の、ように思える)。
この振り幅は何故でしょう?
時代の空気、だったのかしら????