仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

最近の、見たり、読んだり~オトナのおとぎ話~

2012-03-29 16:26:03 | 私の本棚から

昔々、そのまた昔、

まだまだ子供だった頃。

つまりは「3丁目の夕日」くらいの、

日本がそれほど豊かでなかった頃。

 

NHKの「きょうの料理」で

丸ごと一尾の鯛のさばき方だかなんだかを

放送したらしい。

男性の視聴者からは

「丸ごと一尾の鯛なんぞ誰が家庭で料理するのか?

 もっと実用的な放送内容にしてはどうか」

という意見が寄せられた。

 

ところが、女性からはおおむね好評。

それは

「鯛一尾、は現実的ではないけれど、『夢』があった」から。

実用一点張りではどこか疲れてくるのかも・・・

 

・・・・・・・・

図書館で借りてきて、

読んでいるうちに、

そんなエピソードをふと思い出してしまった本。

朝吹登水子 「豊かに生きる」

 

著者のようなあらゆる意味で「豊かな」暮らしは

まあおそらく、本を「借りて」読むワタクシようなモノには

マネできることも

参考になることも

ほとんどありません。

 

が・・・・

 

昭和30年代の鯛料理と同じで

なんとなく、夢のあるお話、

「オトナのおとぎ話」

なのであります。

 

 

 

 

 

 

 


最近の、見たり、読んだり~元気が出てくる本~

2012-03-29 14:59:55 | 私の本棚から

どうしても、しゃんとしなかったここ数日・・・・

気がつけばブログも10日間も放置。

 

やる気がないわけじゃない。

仕事がいやなわけでもない。

もちろん、体調は万全。

それなのに・・・・

言うなれば「アタマの中が汚部屋状態」。

 

 

そんな折も折、

図書館で見つけたのが、

こちら(画像はアマゾンから借用いたしました)

 

思い立ったら即行動、

無駄な時間は極力削り、

どんどん新しいことを吸収して・・・と

さほど目新しくはないにしても(失礼)

ほぼ50のワタクシにはちとしんどいと思われる箇所もちらほら。

 

著者は予備校の東進ハイスクールのベテラン講師。

日ごろの授業で生徒を上手く乗せて

やる気が出るようにすることに慣れているのか、

その文章も読んでるうちに元気が出るような気がします。

とりあえず

「やるか~~~!!」という気になります。(←単純)

 

目からウロコ、だったのは

「あえて空気は読まない」というくだり。

「つまらない自重をすれば、

 自分も、会社も、お客様も損をする」という部分。

すとん、と胸におさまりました。

 

そして、実はもう一つ、

私のモヤモヤを雲散霧消してくれる部分があったのですが

これはご想像にお任せするといたします。

 

今回のように、

「どうにも行き詰ってるな~~」と、

閉塞感がぎりぎりになってくると

ひょいと目の前が開けるような本に

行き会うことがちょくちょくあります。

 

求めよ、さらば与えられん、

ということかもしれませんが、

50も目前になって

まだうろうろ迷っているのもいかがなものか・・・とも思います。