仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

GWに読む「きょうてん」

2011-04-30 15:25:29 | 本音

GWとは無縁の弊社カレンダー。


 


なのに、気分はGWにひきずられ・・・・・


 


長期休暇(だから、ないって・・・・・)には、


長編を読もう!!


 


へんなリクツと勢いで仕事柄、「きょうてん」を読むことに・・・・・


 


「経典」じゃなくて「教典」のほう。


 


前から気になっていた、


 


貴志祐介の「悪の教典」(上、下)を図書館で借りてきました。


ちなみにリンク先は文芸春秋社による「悪の教典」特設コーナー。


 



 


「このミステリーがすごい 2011年版」を始め、


昨年、数々の賞に輝いたこの作品。


 


上下で800ページ強。


各巻の厚さは5㎝前後。


来週は図書館お休みだし、


このボリュームなら2週間ぐらいは楽しめそう。


と、借りてきたものの


 


「ボリュームと読了期間は比例しない」


という経験則を確認することに・・・。


 


ぐんぐんストーリーに引きずられて、


気がつけばもう下巻も後半。


 


やっぱり、貴志祐介、すごいわ。


 


圧倒的に面白い作品を読んだ(読んでしまった)後の


脱力感というか虚無感にさいなまれそうな予感。


 


惜しみつつ、残りわずかなページをじっくり読むか(無理)


分析しつつもう一度読み返すか?????


 


捕らぬ狸、ならぬ


読み終わる前の読後計画・・・・でした。


 


 


余談ながら


「経典」は「宗教などで信徒の守るべき教えを記した神聖な書」


「教典」は似たような意味のほかに「教育などの基本となる書」の意味だそうです。


 


この小説の場合はやはり「教典」がぴったり。

と思っていたら、「悪の教典」という曲があったそうで。これは無知蒙昧をさらしてしまいました。