たまにはお仏壇のこと～ジミー＆ハデー～

そのお仏壇の扉はこんな感じ。



通常は金一色で仕上げられる部分を
あえてシブい溜（タメ）色にして、蒔絵をほどこしてあります。



そして、これまた花やら鳥やらの精緻な彫刻で仕上げることの
多い欄間の部分は金仏壇には珍しい組子仕上げ




それにあわせて錺金具もすっきりとしたデザイン。



こういう細かい点々の模様による仕上げをななこと、言います。

魚々子、と書きます。

タラコのプチプチを連想していただけましたでしょうか？？
（ただし、タラコ由来の言葉かどうかは定かではありません）


いろんな面で抑え目、控えめなこのお仏壇に唯一主張するどや！！部分が・・・






ごっつい彫刻の

円窓障子

ただし、普通の円窓障子と逆で、丸い部分がふさいでありますが・・・






これらのそれぞれに個性あるパーツを組み合わせてできあがっているのが

この、


お仏壇


です。






なかなか美しいバランスです。