仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

お墓のお線香立、いろいろ。

2010-03-18 13:22:36 | 商品のこと
本日、彼岸の入りでございます。

それにちなんでたまには(?)仏事のことを・・・。


お彼岸といえば、何かの歌じゃないけどお墓参り

弊社でもお墓用品をお求めになるお客様がグンと増えます。

なかでも、多いのが

「お墓のお線香立ての灰」をご希望のお客様。

お墓のお線香たてのつくりはさまざまですが
「灰」が必要なのはおそらくお線香立て部分が
浅く掘ってあるタイプ、もしくは
深くて丸い、いわゆる香炉型の石が置いてあるタイプではないかと想像します。

このような場合はお仏壇と同じ灰や土、ではカチカチになってしまいます。
お勧めするのは

「洗える灰」



灰といっても金属の粒。吸水性はほとんどないのでカチカチになることがありません。



・・・・でも、
燃えカスなどのゴミを取り除いたり、洗ったりは、正直面倒。
お客様からのご希望なら否定はしませんが
実はワタクシ「洗い灰派」ではありません。

お勧めするのは
灰のいらないタイプのお線香立て

こういうのがあります。


穴の部分にお線香を立てます。
さらに、白い穴の部分は取り外しができて



水抜きの穴もあるのでお手入れも楽々。

もっと簡単なタイプもあります。



おくだけ。直径約6㎝。コンパクト。

そのままお線香を焚くと墓石が汚れる恐れはありますが・・。

灰を入れるタイプのお墓のお線香立に、灰の代わりにこういうものを
おくのも一つの方法かも。

他にもステンレス製で横に寝かせて焚くタイプ(これは燃え残りが少ない)
など、様々です。

「お線香立をカラスが取っていく」とお悩みの場合は

がっつり、御影石製も用意しています。



灰を入れるタイプですが・・・。

いずれにしてもお墓参りに行って何らかの不都合を感じたら、
とりあえずはご相談を。

意外な解決法が見つかるかもしれません。


そうそう、寒かったこの冬。
雪や雨で墓地や墓石に傷みはないか?
お墓参りの際にはメンテナンス&チェックもお忘れなく・・・