仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
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これぞ細密画?「親鸞聖人」

2008-11-28 13:45:43 | 商品のこと

昨日入荷してきた額の題材は「親鸞聖人」。

彫金によるパネルです。

作者は彫金作家、北光生氏

(他店のページにリンクをはって、手抜きをしてしまいましが・・・・それはさておき)

その世界では一流の作家です。

そして手がけたのが「親鸞聖人」。

う~~~む、確かに、浄土真宗本願寺派の掛軸等で

見覚えのあるお顔。

 

ところがこれ、意外なウラがあるのです。

実物の写真ではわかりにくいのでパンフレットを紹介しましたが

(それでもまだわかりにくいが・・)

全ての線を「六字名号=南無阿弥陀仏」の文字で

描いているのです。

 

その精密さは驚異的。

彫金という技法ならではの技かもしれません。

 

あまりに細かい文字の連続なので、虫眼鏡を使っても、

認識できるか、できないか・・・・

老眼の人だと

「全ての線が六字名号で描いてあるらしい

 大変精密で、ありがたいものらしい。」

などということになるのではないか、と少々心配したりもします。

 

個人的には眉毛の辺りの線が太いので

このあたりを見ていただくと納得していただけるのではないか、と思ってます。

 

ともあれ、線の鋭さが親鸞聖人の波乱の人生を彷彿とさせる一枚です。

浄土真宗の門徒さんには特にお勧めですね。