4月21日の午前中はミュージアムを二件巡りました。まずは龍谷ミュージアムの企画展「因幡堂 平等寺」が4月20日から6月9日まで開催されています。

京都では「因幡薬師さん」と呼ばれ親しまれており毎月8日(お薬師さんの御縁日)には境内で手作り市が行われています。



桓武帝は平安京の中に神社仏閣を造るのを許さず、官寺の西寺、東寺のみでした。しかし、平安遷都以前から存在していて町堂として庶民の信仰篤い六角堂(頂法寺)と長保5年(1003)に創建された因幡薬師(平等寺)は例外的に認められていました。
ご本尊様は薬師如来立像で国の重要文化財です。因幡薬師創建当初からのご本尊様で火災などから素早く避難出来るように厨子の裏側にはコロが付けられています。また、頭に緩衝用の頭巾を被っておられるのも珍しいです。

また、イケメンの阿弥陀如来坐像とその厨子が展示されていました。何度も火災にあっているのでこちらの厨子の裏側にはコロが2本と、背負うための綱が取り付けられており、いざという時に持ち出せ易い様になっています。昔の方々の信仰心を強く感じる展示です。


上の写真はパンフレットからの転載です。
また、平等寺の縁起を絵巻物にした重要文化財の「因幡堂縁起」も展示されていました。普段は東京国立博物館に寄託されているので本物を見られる貴重な機会です。5月19日までの展示です。

期間中に展示替えがあり後期は5月11日からです。
後期にも来たくなる展示内容でした。


京都検定をお持ちの方は、入館料が団体料金と同じ100円引きになる特典があります。

京都では「因幡薬師さん」と呼ばれ親しまれており毎月8日(お薬師さんの御縁日)には境内で手作り市が行われています。



桓武帝は平安京の中に神社仏閣を造るのを許さず、官寺の西寺、東寺のみでした。しかし、平安遷都以前から存在していて町堂として庶民の信仰篤い六角堂(頂法寺)と長保5年(1003)に創建された因幡薬師(平等寺)は例外的に認められていました。
ご本尊様は薬師如来立像で国の重要文化財です。因幡薬師創建当初からのご本尊様で火災などから素早く避難出来るように厨子の裏側にはコロが付けられています。また、頭に緩衝用の頭巾を被っておられるのも珍しいです。

また、イケメンの阿弥陀如来坐像とその厨子が展示されていました。何度も火災にあっているのでこちらの厨子の裏側にはコロが2本と、背負うための綱が取り付けられており、いざという時に持ち出せ易い様になっています。昔の方々の信仰心を強く感じる展示です。


上の写真はパンフレットからの転載です。
また、平等寺の縁起を絵巻物にした重要文化財の「因幡堂縁起」も展示されていました。普段は東京国立博物館に寄託されているので本物を見られる貴重な機会です。5月19日までの展示です。

期間中に展示替えがあり後期は5月11日からです。
後期にも来たくなる展示内容でした。


京都検定をお持ちの方は、入館料が団体料金と同じ100円引きになる特典があります。