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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2019京都 桜紀行(23) 興聖寺(織部寺)

2019年04月22日 06時58分33秒 | 日記
今日、4月21日は水火天満宮の堀川通を挟み向かいにある興聖寺の普賢象桜を見に来ました。
非公開のお寺ですが、ある伝手で入れます。
山門を入るとかえでの新緑がなんとも淡い緑の色合いで迎えてくれます。







由緒については駒札をご覧下さい。



本堂の北側にある普賢象桜🌸が満開でした。







普賢象桜はサトザクラの園芸用の品種で薄紅色の大きな花をつける八重桜です。花の中央から伸びる緑色の二本の雄しべの先端がそり返っている事から普賢菩薩が乗る象の鼻に似ていることから名付けられました。



また、境内には射干(しゃが)の花や山吹の花が咲いており春本番を感じさせます。
また、街中ではすっかり見なくなってしまった藤袴が地植えされており秋には薄紫の花を咲かせます。









本堂裏手にある墓地には、千利休の高弟"利休七哲"のひとり古田織部の墓があります。織部は武将のみならず茶道にも優れ、利休が秀吉から堺での謹慎を命じられた時、伏見の港まで利休を見送った気骨のある人です。ちなみにもうひとりは細川忠興(三斎)です。
秀吉亡き後、秀頼、徳川家康、秀忠と仕えますが、謀叛の疑いをかけられ、自害しています。









花入れも織部焼です。





満開の桜もいいですが、淡い緑色の葉が出ている名残りの桜もいいものですね!
お寺の方にお礼を言い次に、「そうだ 京都、行こう。」のイベント会場の本法寺に向かいます。

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