8月13日は「京の夏の旅」の関連企画【ガイドと歩く夏の旅「天満宮と京の魔界 名刀と蜘蛛塚」】に参加しました。
北野天満宮一の鳥居に集合の後、まだ未拝観だった東向観音寺へ。
(境内には入れますが本堂にお参りする機会がありませんでした。)
ご本尊は十一面観世音菩薩像で天満宮の本地仏としてお祀りされてきました。
観音像は菅原道真公御自作の秘仏で25年に1度の菅公御年祭に合わせご開帳されます。
(次回は令和9年)
本堂は慶長12年(1607)に天満宮再建の際、豊臣秀頼公により再建され、礼堂は元禄7年(1694)に建てられ、本堂と繋いだ複合式の建物です。
本堂の南側には「伴氏廟」があります。
菅原道真公の母君の後廟と伝わり、高さ4mを超える巨大な石造五輪塔です。
元は伴氏社にありましたが明治政府による神仏分離令により現在地に移されています。
土蜘蛛塚です。
謡曲や歌舞伎の演目で有名な源頼光が退治された土蜘蛛の塚です。
次に北野天満宮を巡ります。
楼門を入るとすっかり有名?になった「花手水」です。
コロナで手水鉢が使えなくなってしまいましたが、それを逆手に取ったアイデアですね。
ご本殿前にあり"三光門"です。
中から見上げると"太陽"と"月"は確認出来ますが"星"が見当たらない事から"星欠けの三光門"とも呼ばれています。
一説では三光門の上に輝く"北極星"を"星"にしていると言われています。
ご本殿にお詣りをし"宝物殿"へ。
目玉は源氏の重宝「鬼切丸 別名髭切」(重文)です。
大覚寺で公開されている「薄緑 別名藤丸」とは兄弟刀とされ源満仲により鍛えられた後、源氏の棟梁源頼朝、義経により所持されたと伝わる名刀です。
刀剣は詳しくはないですが、"本物"の迫力を感じます。
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