8月20日は、半兵衛麩見学の後に洛北にある蓮華寺を訪ねました。
蓮華寺は縁起によると元は西八条塩小路付近(今の京都駅付近)にあった浄土教系の寺院でしたが、応仁の乱後荒廃していたのを寛文2年(1662)に加賀前田家の家老・今枝民部近義がこの地に移転し再興しています。
再興の際には石川丈山、狩野探幽、木下順庵、隠元禅師など当時一流の文化人が協力しています。
春の新緑、秋の紅葉が見事で京都でも数少ない"穴場"的なお寺です。
書院からの眺めは素晴らしく、暑い暑い京都ですが、しばし暑さを忘れてしまいそうになります。
午前中に雨が降ったそうで庭園の苔が輝いています。
この夏のJR東海「そうだ 京都、行こう。」のキャンペーン寺院になっています。
「ここに来てなかったら、わたし
明日もまた同じこと、考えていたと思う。」
ポスターに印刷されているキャッチコピーも毎回いいですね。
関西ではCMが流れていないのが残念です。
こちらのお寺では書院から庭園の撮影は許可されていますが、本堂側からの撮影は禁止されています。
"静かな京都"を感じる事のできるおすすめのお寺です。