京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都五山送り火観賞 ANAクラウンプラザホテル

2024年08月18日 07時21分00秒 | 日記
 8月16日は、恒例の「五山の送り火」観賞に今年始めてANAクラウンプラザホテルの企画に参加しました。







旧「そう京」仲間のKさんとSさんと3名での参加です。

17時に2階の宴会場「平安の間」に案内されます。





祇園甲部、先斗町、上七軒の芸舞妓さん総勢30名の豪華すぎるお出迎えで宴会場へ、、、













17時30分からは三花街の芸舞妓さんによる華麗な舞が披露されました。


最後の「祇園小唄」では三花街それぞれの流派で踊られなかなかの見応えがありました。

毎年6月に南座で京都五花街合同公演「都の賑わい」が開催されますが、その公演以外では滅多に観賞する期間はないです。







芸舞妓の素晴らしい舞が終わるとディナーコースです。













400名もの大宴会、、、料理にはあまり期待していませんでしたが、そこは「ANAクラウンプラザホテル」、、、
オードブルはしっかりと冷やし込まれているし、牛フィレ肉のローストビーフやパイシチューなどはちゃんとぬくぬくで提供されていまた。
レストラン部門のレベルの高さを感じます。













食事の間にも芸舞妓さんや地方さんが各テーブルをまわられ、楽しい談笑にひと時を過ごしました。



中でも上七軒の地方さん"里の助"さんとは以前に萬重さんの宴会でお会いして以来です。
ホントお綺麗な方です。

ディナーが終わると今日のメイン「五山の送り火」を観賞の為、エレベーターで屋上へ。







東向きの場所を確保し、如意ヶ嶽の大文字の点火(20時)を待ちます。

こちら"大"が点火されると皆さんから歓声が、、、火床は75ヶ所、第一画の長さは約80m、第二各は約160m、第三画は120mもある巨大さです。





20時5分には「妙法」が点火されます。
「妙」の文字だけ手前にあるビルに阻まれて見えないのが残念です。

(参考までに)

20時10分には「船形」が点火されます。





お盆に帰って来られた御精霊(ごしょうらい)さんが再び"あの世"へ帰られるのに乗る船だとも言われています。





20時15分には"左大文字"に点火されます。
鹿苑寺(金閣)の背後にある山です。

船形との共演です。





最後は20時20分に点火される鳥居形です。
2枚目の写真は二条城です。



綺麗な鳥居の形が浮かび上がります。
鳥居形のある曼荼羅山は標高が低いので見えにくいのですが、屋上の効果ですね、、、肉眼でもバッチリ観賞出来ました。

五山の送り火は観賞する場所によって見えない送り火が多々あります。
今や一ヶ所で全てが見えるのは"ニック京都タワー"だけではないでしょうか?

こちらのANAクラウンプラザホテルの「芸舞妓さんがおもてなしする五山の送り火」の企画は今までで送り火観賞で一番良かったです。

京都新聞によると、「ANAクラウンプラザホテル京都」(京都市中京区)を運営する裕進観光(同)は、同ホテルの建物を不動産投資会社TRIAD(トライアド、東京)に譲渡した。ホテルは引き続き運営する。裕進観光は財務基盤の安定化につなげるとともに、トライアドが調達する資金で全館リニューアルを目指す。

一時は売却の話も耳にし心配していましたが、リニューアルされてますますいいホテルになる事に期待したいと思います。