8月11日の午後は出町柳へと移動。
二階と三階望楼の間にある部屋です。
やって来たのは"旧三井家下鴨別邸"です。
年に数度、主屋に併設されている茶室で呈茶が行われています。
この時期、茶室には冷房施設がないので通常非公開の2階で呈茶が提供されます。
今回は銘菓"烏羽玉"で有名な"亀屋良永"のお菓子と一保堂茶舗の冷抹茶です。
定員は6名ですが、この回は3名、、、
広い2階を独占しての贅沢な呈茶です。
冷房の効いた部屋で美味しいお菓子とお抹茶を頂いていると外の猛暑が嘘のようです。
30分くらいの自由時間の後、こちらも通常非公開の3階望楼へと案内されます。
わずか3階の高さですが360°見渡せ、素晴らしい眺望です。
特に東山三十六峰の眺めは素晴らしく、霊峰比叡山をはじめ真正面に"大"の如意ヶ嶽がすぐ近くのように見えます。
雨戸は窓枠の外側下に収納されていて、一見質素な建物ですが、そこは三井家の別邸、、、さり気ないところに工夫やいい材料が使われています。
一階客間の床柱には、東南アジア産の檳榔樹の木が使われています。
二階と三階望楼の間にある部屋です。
3階建てに見えますが2階と3階の間にもう一層あります。