
大阪府河内長野市にある天野山金剛寺は女人高野・天野行宮(あまのあんぐう)として知られる古刹です。













先ずは本坊から拝観します。






こちらのお寺の拝観は本坊と伽藍とに別れていて共通券を購入すると100円お得になります。

客殿の一室では国宝・日月四季山水図屏風が展示されていますが、こちらは複製品でオリジナルは5月3日〜5日の3日間だけ公開されます。




こちらの庭園は素晴らしいです。
一面が杉苔に覆われた中に鶴島、亀島、枯れ滝などを配した枯山水庭園です。
室町時代に作庭されたようで、桃山時代には蜂須賀家政公が手を加えています。
また、江戸時代にも改修されているそうです。




渡り廊下を進み奥殿に来ます、




説明書にあるように、こちらは南北朝時代に北朝の御座所となったところです。
北朝初代の光厳・光明・崇光上皇と皇太子直仁親王が3年間、御座所として使われていました。
直ぐ西側には摩尼院があり、南朝の行在所になっていて、南北朝時代には塀を隔てて南朝と北朝の行在所が同じ境内に存在したのは時代の皮肉の様に感じます。
次に天野山金剛寺の伽藍を配下します。
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