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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都タワーからの眺め

2019年07月30日 07時01分00秒 | 日記
梅雨も明け、快晴ですが非常に蒸し暑いこの日(7月26日)、涼を求めて久しぶりに京都タワーの展望台に登りました。



北側に目をやると眼下には東本願寺がドンと存在感を見せています。御影堂、阿弥陀堂など伽藍の全てがハッキリと見えます。

東西本願寺ともにご本尊様をお祀りする阿弥陀堂よりも親鸞聖人をお祀りする御影堂の方が規模が大きいですねー。正面にそれぞれある門もしかりです。

京都市内を南北に貫く堀川通。東本願寺を迂回するために大きく東に曲がっています。

明治以後、道路を拡張する際、寺院や神社は境内地を削られたり、移転を余儀なくされました。
しかし、東本願寺と、西大路通にある平清盛ゆかりの若一神社だけは道路の方が迂回しています。

東に目を向けると比叡山をはじめとする東山三十六峰が南へと連なるのが見えます。









眼下に見えるのは東本願寺の飛地境内の渉成園。
石川丈山作庭と伝わり、管理は無鄰菴と同じく植彌加藤造園さんがされています。

五条坂の中腹には清水寺。修復工事中で、あとは、本堂の屋根の葺き替えのみです。

煉瓦色の建物は京都国立博物館の明治古都館です。設計はあの片山東熊で国の重要文化財です。
この地はかって方広寺の大仏殿がそびえ立っていました。今の東大寺大仏殿の1.5倍もの規模だったそうです。さすが秀吉ですねー。

その奥、幕が垂れ下がった門が見えます。智積院です。秀吉の長男で夭折した鶴松を供養する為に建立された祥雲禅寺の跡地に建つ真言宗智山派の本山です。智積院が所蔵する長谷川等伯、久蔵筆の国宝の楓図桜図もかっては祥雲禅寺の障壁画でした。

智積院の手前に横長く甍を見せるのは蓮華王院(三十三間堂です。
平安時代の末に平清盛が後白河天皇にプレゼントしたお堂と1001体もの十一面観音さまです。



山の麓に見える大きな屋根はもみじで名高い東福寺です。そのさらに奥には皇室の菩提寺"御寺 泉涌寺があります。霊明殿には四条天皇から昭和天皇までの御位牌がお祀りされています。



今度は南に目を向けると、東寺(教王護国寺)が見えます。京都のシンボル五重の塔は修復工事中です。


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