7月2日はJR東海「そうだ 京都、行こう。」の会員限定企画で表題のイベントに参加しました。
京都駅からバスで1時間弱でこんな大自然を味わう事のできるのも京都の魅力のひとつです。
京都駅からバスで1時間弱でこんな大自然を味わう事のできるのも京都の魅力のひとつです。
今回、藍の生葉(蓼たで)染め体験をさせて頂いた「大原工房」です。
なんと6月25日にNHKの「ブラタモリ」で放映された工房です。
その時に出演されていたご主人、奥さま、それに"大原女(おはらめ)"の姿で出られていた方まで居られてビックリでした‼️
予め収穫されていた藍の生葉を手でよく揉みます。
途中で塩を入れ、さらに藍の生葉を追加し、絹のハンカチを入れてさらによく揉み込みます。
途中でハンカチの一部を輪ゴムや紐で縛ります。
今度は冷たい井戸水で輪ゴムや紐を外しながら濯ぎます。
それを洗濯機で脱水し、アイロンをかければ完成です。
輪ゴムや紐で縛ったところだけが色がつきません。
真ん中の模様は"ハート"に見えないでしょうか?
世界で一枚だけの"絹のハンカチーフ"です。
思わず「木綿のハンカチーフ」を口ずさんでしまいました。(昭和ですね!)
次に徒歩で三千院へと向かいます。
途中に"ブラタモリ"でも紹介されたしそ畑や大原はらを一躍メジャーにしたデュースセイエスの"女ひとり"の歌碑があります。
客殿の前には池泉鑑賞式庭園で江戸時代の茶人・金森宗和により修築されたと伝わります。
三千院門跡は"梶井門跡"とも呼ばれる天台宗三箇門跡のひとつで格式の高いお寺です。
宸殿です。
門跡寺院特有の建物で歴大学天皇の御位牌が、お祀りされています。
(写真はネットお借りしました。)
宸殿前の庭園は"有清園"と呼ばれ多くの種類の"苔"が自生した非常に美しい池泉回遊式庭園です。
所々に静岡県出身の石彫刻家・杉村孝氏が、奉納された"わはべ地蔵"がこのお寺に親近感を抱かせています。
いよいよ三千院の"顔"とも言える往生極楽院です。
内部には阿弥陀三尊像(いずれも国宝)がお祀りされています。
脇侍の観音菩薩坐像と勢至菩薩坐像は"大和坐り"と言い、正座をされ前屈みになられた独特のお姿をされています。
これは一刻も早く衆生をお救いになろうとされようとされているお姿を表していると言われています。
天井は船底天井になっていて阿弥陀如来の後背を納める為の工夫です。
往生極楽院ではかって護摩が焚かれていた為に天井は煤で真っ黒になっています。
X線撮影や顔料の痕迹を元に再現された往生極楽院の内部がミュージアム円融蔵内に再現されています。
往生時に二十五菩薩が迎えに来られ、天には迦陵頻伽が舞っている当時の人々が理想とする往生極楽の世界観が広がっています。
最後にあじさい苑を周りましたが、さすがの大原三千院でも見頃を過ぎていました。
最後に御朱印を授与して頂き堺市の自宅へと帰路につきました。
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