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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

大原野神社の藤袴

2021年10月02日 07時23分00秒 | 日記
 しょうざんリゾート京都から大原野神社へと来ました。





大原野神社は駒札にあるように延暦3年(784)長岡京遷都の際、藤原氏の氏神である奈良の春日大社の神々を勧請し、ここ小塩(こじお)山の麓にお祀りしたのがご由緒です。

春日神社は全国に数千あると言われていますが、こちら大原野神社が最初の分社です。







参道を進めば春日大社の神さまの使いとされる"鹿の手水舎"があり、反対には桜の珍しい品種"千眼(せんがん)桜"があります。
一重の枝垂れ桜で、花芽が多くつく綺麗な桜ですが満開の期間が短く"幻の桜"とも言われています。

三の鳥居を潜れば御本殿です。
拝殿からは見えませんが奈良春日大社と同じ春日造で檜皮葺の御本殿が4棟が横一列に並んでいます。







御本殿の前には鉢植えの藤袴が満開です。
絶滅危惧種の植物ですが、最近では多くの神社やお寺で栽培されるようになりました。








アオギマダラが飛来していないか楽しみでしたが、この日は気温が高く来てなかったです。

夕方にもう少し気温が下がると飛来して来るかも知れないそうです。(御朱印を授与して頂いた時に神職の方からお聞きしたお話です。)





平成30年9月4日に台風21号により折れてしまった樹齢約500年と言われるもみの木の根元です。
中に入ると500年と言う長い年月を感じると共にパワーをも感じます。







奈良の猿沢の池を模して造られた"鯉沢池"の奥には若宮社が鎮座されています。

参道には"春日乃茶屋"があり、参拝の帰りには草餅を頂き一服しますが、コロナ禍の影響でしょうか?残念ながら営業されていません。



参拝を済ませ、社務所で御朱印を授与して頂きました。

次に西行法師が出家された"花の寺"と言われる勝持寺へと向かいます。