さて、今日2月1日は久しぶりの夜勤明けです。7時に勤務を終えて向かったのが東本願寺です。
と言うのも京の冬の旅の寺院は10時からで唯一、智積院だけが9時からです。
その間に東本願寺にお詣りに来た次第です。
朝の凛とした空気の中、阿弥陀堂でご本尊の阿弥陀様に、御影堂で親鸞聖人の尊像に"南無阿弥陀仏"と何度もお念仏を唱えていると不思議と心が洗われた気分になります。
"南無阿弥陀仏"とは「わたしの全てを阿弥陀様にお預けします」と言う事です。
8時から朝のお勤めがあるのでしょうか、僧侶や職員の方々が御影堂に集まって来られます。
次に東山七条にある智積院に向かいます。智積院は、真言宗智山派の総本山で全国に末寺が約3000ヶ寺あります。
境内には、梅の花が咲き始めてて、まだまだ寒い時期が続きますが少しづつ春の足音が聞こえてきています。
この地は、もとは秀吉の子 鶴松の菩提を弔うために建立された祥雲禅寺の跡地で、今も智積院に残る庭園や国宝 長谷川等伯筆の楓図、等伯の子 久蔵筆の桜図は秀吉の命で作庭、描かれたものです。
受付を済ませ、庭園、書院へと向かいます。
庭園は、利休好みの庭と伝わり、中国の廬山を模しており、石橋から奥の部分は、祥雲禅寺からのもので、躑躅や皐月の刈込みを主体に奥行きのある庭園です。今、池の水を抜いて整備、治水調査が行われいて、池の護岸を見る事ができます。
書院には、前述の楓図、桜図の復元模写がはめられており、当時の豪華絢爛な雰囲気を味わうことが出来ます。
次に、通常非公開の宸殿です。こちらは智積院の貴賓館的存在で、賓客を迎える建物です。障壁画は、京都画壇の巨匠 堂本印象が手がけています。洋装と和装の女性を描いた「婦女喫茶済み」や「松桜柳の図」は金地に色彩豊かに描かれているのと対照的に墨だけの色合いで描かれた「朝顔に鶏の図」「茄子に鶏の図」「流水に鳶の図」などは水墨画で描かれています。東寺の小子坊の障壁画を彷彿させる絵です。
宸殿内は撮影禁止なので、京都市観光協会のHPから引用します。
次に、同じく京の冬の旅で公開中の日蓮宗寺院 本法寺へと向かいます。
と言うのも京の冬の旅の寺院は10時からで唯一、智積院だけが9時からです。
その間に東本願寺にお詣りに来た次第です。
朝の凛とした空気の中、阿弥陀堂でご本尊の阿弥陀様に、御影堂で親鸞聖人の尊像に"南無阿弥陀仏"と何度もお念仏を唱えていると不思議と心が洗われた気分になります。
"南無阿弥陀仏"とは「わたしの全てを阿弥陀様にお預けします」と言う事です。
8時から朝のお勤めがあるのでしょうか、僧侶や職員の方々が御影堂に集まって来られます。
次に東山七条にある智積院に向かいます。智積院は、真言宗智山派の総本山で全国に末寺が約3000ヶ寺あります。
境内には、梅の花が咲き始めてて、まだまだ寒い時期が続きますが少しづつ春の足音が聞こえてきています。
この地は、もとは秀吉の子 鶴松の菩提を弔うために建立された祥雲禅寺の跡地で、今も智積院に残る庭園や国宝 長谷川等伯筆の楓図、等伯の子 久蔵筆の桜図は秀吉の命で作庭、描かれたものです。
受付を済ませ、庭園、書院へと向かいます。
庭園は、利休好みの庭と伝わり、中国の廬山を模しており、石橋から奥の部分は、祥雲禅寺からのもので、躑躅や皐月の刈込みを主体に奥行きのある庭園です。今、池の水を抜いて整備、治水調査が行われいて、池の護岸を見る事ができます。
書院には、前述の楓図、桜図の復元模写がはめられており、当時の豪華絢爛な雰囲気を味わうことが出来ます。
次に、通常非公開の宸殿です。こちらは智積院の貴賓館的存在で、賓客を迎える建物です。障壁画は、京都画壇の巨匠 堂本印象が手がけています。洋装と和装の女性を描いた「婦女喫茶済み」や「松桜柳の図」は金地に色彩豊かに描かれているのと対照的に墨だけの色合いで描かれた「朝顔に鶏の図」「茄子に鶏の図」「流水に鳶の図」などは水墨画で描かれています。東寺の小子坊の障壁画を彷彿させる絵です。
宸殿内は撮影禁止なので、京都市観光協会のHPから引用します。
次に、同じく京の冬の旅で公開中の日蓮宗寺院 本法寺へと向かいます。