京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

「上賀茂 御料理 秋山」でいただく至福のお昼

2019年02月26日 06時19分31秒 | 日記
今日、2月25日は上賀茂にある「上賀茂 御料理 秋山」でお昼を頂きました。開店時から評判になり13周年を迎えた今日でも予約の取りにくいお店です。

3度目ですが、いつも期待以上のお料理とご主人の話術の虜になります。





お店は滋賀県の石山にあった風情ある古民家を移築したもので今も現役の"おくどさん"があり、ご飯はこちらで土鍋を使って炊かれます。

カウンターの12席のみなので、ご主人の包丁さばき、煮込み、焼き、盛り付け、スタッフの方々の動きがライブ感覚で見え、目でも料理を楽しめます。



一品目は、温かい向付
ねぎと白菜のあったか豆乳仕立て〜炊いた大根にふきのとう味噌をのせて〜





二品目は、煮物椀
明石産手長タコと春キャベツのしんじょう



三品目は、お造り
天然ぶり、黒鯛(チヌ)、舌平目
天ぶりは生姜醤油で、チヌと舌平目は藻塩で頂きました。天然ぶりの炙りは辛子大根を載せて頂きます。
サービスで北海道根室産の雲丹を出してくださいました。







四品目は、氷魚とすぐき漬けとほうれん草の和えものと天然ぶりの和えもの





五品目は、炊き合わせ
かに、しめじ、賀茂ねぎ



六品目は、おくどさんで炊いたごはん、牡蠣の粕汁(セリと賀茂ねぎ入り)、お漬物
粕汁には、京都の白みそが入っています。白みそは熟成時間が短いので豆臭さが残っているそうです。調理の際は、米味噌や合わせ味噌と違って、しばらく沸騰させて豆の臭みを飛ばすとより風味が増すそうです。









おこげは藻塩を振って頂きました。

七品目は、和菓子
うぐいす餅





粒あんの入ったお餅で、かかっている粉はうぐいす粉で青大豆を炒って挽いた粉です。
二月の初午にちなんで絵馬を模したお皿で出されます。

美味しいお料理、食材の豊富さ、ライブ感、ご主人の話術、細やか接客。人気があるのも納得します。
また、また、伺いたい名店です。