京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

壬生寺(節分厄除大法会)

2019年02月03日 04時19分47秒 | 日記
今日、2月2日は仕事で四条大宮に。仕事の合間に少し拝観です。(笑笑) 折角、京都に来ているので、じっとしてられない自分がいます。(?)

夕方の休憩時間にやってきたのは壬生寺です。2月2日から4日まで節分厄除大法会が行われています。四条通りから坊城通りに入ると多くの露天が出ています。
壬生寺の節分厄除大法会は、平安時代に白河天皇の発願で始まったと伝わり、約900年の歴史がある京都の伝統行事のひとつです。









壬生寺が近づくにつれ、炮烙焼の店が多くなり、参拝者の多くの方々が厄祓いや願い事を書いて奉納します。一枚500円です。奉納された炮烙焼は4月に行われる壬生大念仏狂言の演目のひとつのクライマックスで下に落とされます。奉納した方々の厄も落とすと言われています。







境内の一画では壬生狂言の演目「節分」が繰り返し演じられています。壬生大念仏狂言は、昭和51年に京都府下において無形民俗文化財の第一号に指定され、今も古式に則った三十番組の演目が上演されています。





本堂のご本尊 地蔵菩薩立像に今年一年の無病息災をお願いしました。昭和37年(1962)本堂が火災にあい、ご本尊の地蔵菩薩立像(重文)も消失してしまい、奈良の律宗総本山唐招提寺の延命地蔵菩薩(重文)をご本尊として移された経緯があります。









境内の水掛け地蔵や弁財天にも多くの方々がお詣りされていました。









京都では、吉田神社の節分も有名で参道には800もの露店が出るそうです。