京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2019 京の庭講座〈枯山水の庭①〉妙心寺東海庵

2019年02月14日 08時30分25秒 | 日記
今日、2月13日は京都市緑化協会主催の庭園講座「京の庭講座」の2回目です。講師はいつもの吉田昌弘先生です。

午前は梅小路公園「緑の館」1階イベント室で座学が1時間あり、今日のテーマの「枯山水の庭」についてプロジェクターを使って詳しい解説がありました。

午後の部は13時20分から妙心寺塔頭 東海庵と退蔵院を訪ねます。
お昼は以前から行きたかった中央卸売市場の入り口にある"魚問屋ととや"さんで海鮮丼を頂きました。卸売市場直送の新鮮なお魚が店内で販売されていて、自分で選んだ魚を調理してもらう事も出来ます。









赤だしが付いて1080円(税込)ですのでお値打ちだと思います。





さて、妙心寺塔頭 東海庵は妙心寺四派のひとつ東海派の本庵で開祖は、妙心寺十一世 悟渓宗頓(ごけい そうとん)です。龍泉菴の次に創建された塔頭で両者の寺号には「院」ではなく「庵」となっています。

今回、特別に撮影の許可を頂きました。







禅の無は体(本体)、相(本体の現成形相)、用(本体のはたらき)と分けられます。上の写真は、書院南庭の坪庭で、用の庭です。書院西庭は東海一連の庭で相の庭です。







西庭に対して方丈前の砂庭は体の庭を表しています。この南庭(だんてい)は何もない白川砂だけの庭園です。一時期、妙心寺本坊を兼ねていた関係で勅使が来られた際は、こちらの南庭から入られ儀式が行われていました。