こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

小沢一郎とカネ

2011年10月08日 07時46分52秒 | Weblog


 小沢一郎元民主党代表は、ついに公判の場に姿を現し、「無実を主張」しました。
しかし、国民は小沢元代表の発言はカネの流れを説明するものではありませんでした。

 小沢元代表には「政治の師」と慕った2人の政治家(田中角栄元首相と金丸信元自民党副総裁)がいます。「政治は力、力は数、数はカネ」と、日本の政治を支配してきましたが、その2人は結局カネの問題で挫折しました。
小沢氏もその結末の道を歩もうとしています。

 小沢氏は、公判で「国民の負託を受けていない検察が土足で議会制民主主義に上がり込み、踏みにじった」「私を社会的に抹殺するのが目的と推認され、国家権力の乱用だ」と見当違いにも甚だしい主張をくりかえしました。

 この裁判は一般から選ばれた検察審査会の議決によって「起訴すべき」となったために開かれた裁判です。
事件の発端である小沢氏の4億円がどういうカネか?明確な説明はされませんでした。
小沢氏は、「政治とカネ」の問題に決着をつけ、疑惑を晴らすには国民に向けた具体的な説明が必要です。

 裁判所での証言がいやなら、国会での証人喚問に応じるべきです。
しかし、小沢氏は自分が言いたいことを言った後は「入院」(?)してしまいました。
 
 小沢氏は政界から引退していただき「政治とカネ」の問題はこれで終わりにして欲しいものです。
そのためには、有権者が「政治とカネ」にかかわる候補者を選ばないという賢さが必要です。

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市民厚生委員会視察報告

2011年10月07日 06時58分27秒 | Weblog


 市民厚生委員会の視察を終えて、昨日夜に大阪から帰ってきました。

 大阪市では、「子ども相談センター」で児童福祉の児童相談と教育相談を一カ所で相談対応をしているところでした。
虐待や不登校など様々な子どもが抱える相談業務を、これまでの児童福祉と教育部門が別個に対応しているところがほとんどです。
大阪市では、一体的な取り組みがなされており、見習うところがありました。



児童相談所の内部



 高槻市では、「住宅用太陽光発電システム設置費補助事業」を視察しました。
ここでは、地球温暖化防止に太陽光発電や太陽熱、バイオマス、ペレットなどを早くから取り組んでいました。
私が関心をもったのは、行政がパイオニア的に公共施設に「太陽光発電」を設置するよりも、補助金として市民に協力を得た方がより「行政効果」があがるという考え方です。
 もう一つは、新しい企画部門をそれぞれの部に置いているところです。
高槻市でも、新エネルギー導入に当たっては環境部企画課が担当していました。

 唐津市では、唐津日赤病院の移転候補地先選びに、企画経営部が中心になって保健福祉部、建設部など横断的に取り組んでいます。
大手口再開発ビルでも「市民交流プラザ(仮称)」の運営費積算誤りでの対応が企画経営部と商工観光部がうまくいっていたのか。
もたれ合いがあっていたのではないか。その結果「行政のプロ」らしくない結果を招いたようにも感じます。

 大阪城では、観光地での「バリアフリー」を視察しました。


 唐津に着いた後、機械利用組合のオペレーターのみなさんが、朝から稲刈りの後のコンバイン整備をしてもらっていましたのでねぎらいに顔を出しました。
 唐の川は、若い後継者ががんばってくれているので助かります。

 



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それでは身内に甘い

2011年10月05日 05時51分01秒 | Weblog



 古川知事は、九電の第三者委員会から指摘があった、2005年の県主催公開討論会で九電の「仕込み質問」を県側が承知していたのではないかという問題で、副知事を中心に「内部調査」をはじめ、11月下旬の県議会までに結果を報告することを明らかにしました。

 副知事という、いわば「身内の調査」で真相が究明できるのかいささか疑問であります。九電でさえ「第三者委員会」を設置して真相究明をしています。これでは「お茶おにごす程度」で幕引きをしようとするもので、古川知事のこの問題に正面から取り組もうとする市政が感じられません。

従業員が社長に「あなたは辞めなさい」とどうして言えるでしょうか。そんな調査結果を報告するとは考えられません。

 玄海1号機の脆性遷移(ぜいせいせんい)温度を調べる調査委員会を設置することについても「現在、動きはない」としたうえで、国に下駄を預ける発言をしています。

 古川知事は、1号機の老朽化について前向きな発言をしていましたが、この問題でも後退の姿勢に変わっています。

 玄海原発4号機が復水器の異常で自動停止しました。

 九電の第三者委員会の郷原委員長は17日の県議会の特別委員会に出席するそうです。
どんな発言をするのか注目されます。


 今日は、市民厚生常任委員会で大阪の方に1泊2日で視察に出かけます。
その様子は後ほど報告します。

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新興町で市政報告会

2011年10月04日 05時58分41秒 | Weblog


 昨日は、西新興町集会所で「市政報告会」を開きました。
長松地区の後援会の方が開いたもので、まずはじめに東日本大震災ボランティアの報告を写真を示しながら説明。
その後、9月議会の様子を報告しました。

 参加者からは「後期高齢者の保険料が高い」「東電は全面賠償すべき、分厚い説明書を送りつけて領収書をつけろなんて加害企業としての責任が感じられない」 「電力会社の地域独占企業では電気料金は下がらない」「発電・送電・売電の分離分割が必要」「

そのほかに、「原発立地自治体で推進派の町長が当選しているけれどどう思いますか」「国民が政治を変える時が来ていると案じる」など参加者同士が意見を出し合う場面がありました。

 報告集会は、時間をオーバーして和やかな話しで終始しました。

 大阪から中学校の同窓会に帰っておられたかたも参加されていました。





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江里地区の棚田に彼岸花満開

2011年10月03日 06時11分11秒 | Weblog


 昨日は、午前中決算特別委員会の論点整理した後、午後から小城市にある江里地区の棚田に彼岸花が咲いているというので見にいきました。





 もう時期は過ぎている感じがしましたが、「真っ赤な花のじゅうたん」に圧巻しました。
 多くの観光客が、田んぼのあぜ道を歩きながら写真を撮っていました。
 展望台の広場には「かかし」が展示されていました。









 帰りにわらび野の棚田に立ち寄りました。
ここは、稲刈りが終わったばかりです。
展望台には「ハート型に見える田んぼ」があり、デートスポットにもなっています。




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憲法九条の会で「戦跡巡り」にいってきました

2011年10月02日 06時25分16秒 | Weblog




 昨日は、唐津・東松浦地区の日本国憲法九条の会で、伊万里市の「川南造船所跡」~「海上自衛隊佐世保資料館」~ 「無窮洞」(むきゅうどう)~「川棚特効隊訓練跡」を会員18人のみなさんと見学してきました。
晴天に恵まれ充実した一日でした。

 私が特に印象に残ったのは、佐世保市郊外にある「無窮洞」です。

 入り口の解説書によると以下のように書いてありました。



「無窮洞は、戦争中に宮国民学校の先生と子ども達によって掘られた防空壕です。岩壁に“無窮洞”と大きく彫られた下にある“工事概要”には“本工事ハ昭和十八年八月二十九日起シ、同二十年八月十五日炊事場ヲ未完成ノママ停止セリ。作業ハ一切外部ノ労力ヲカラズ爆薬ヲ用ヒズ、職員生徒児童ノ手ニヨリつるはし、のみ、かなづち、くわヲ使用セリ。そこ面積凡七十坪内四十坪ヲ板張リトシ映画場ノ設備ヲモ施セリ・・・」と書いてあります。

 “無窮”とは、きわまりないこと、かぎりないことで日本と子供達の将来がいつまでも栄えることの願いを込めて書かれているのでしょう。当時小学生だったお年寄りの話によると、小さな体で鍬やツルハシで少しづつ掘り先がつぶれたツルハシは学校の工事場で鍛冶屋さん宅の児童が修理したということです。女子もホゲなどで土運びをして手伝い、全校生六百人が入れるような広い地下壕ができました。板張りの教室には石の教卓やローソク立があり、書類棚、倉庫、炊事場トイレもあり、防空壕で生活できるよう準備されていたようです。入り口は川の方に二つあり、山へ出る非常口は通風口でもありますが、山から下の方へ掘るものと、中から上に掘るものがつながった時は大変喜んだということです。
無窮洞は子供達の労力で完成させたとは思えないような立派なものです。
平成六年の水不足は深刻で、無窮洞は立派な文化財なので惜しむ声もありましたが貯水池に利用されました。後に別の場所に貯水施設ができたので、平成十四年の佐世保市制百周年記念行事に、無窮洞の復元整備工事をして一般開放することになりました。
一般開放以来、多くの見学者がおいでになるようになり専用駐車場もできました。」
宮地区青年事業会緒の会製作(平成十九年七月)

 なかに入ると、幅約5m、奥行き約20m、生徒500人が避難できたというほどの大きさといいいます。
 当時4年生以上の児童がツルハシで堀り進み、女子生徒がノミで仕上げたといわれ
天井は小学生の手によるものとは思えないほど見事な美しいアーチを描き
平和の祈りが聞こえてきそうな趣きの『無窮洞』に感動と反戦の証として永久に欲しいと思い入り口に置いてある募金箱に些少のお金を入れてきました。
 みなさんに是非おすすめの場所です。

無窮洞顕彰保存会
〒859-3237 長崎県佐世保市城間町3−2
0956-59-2003 ‎






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佐賀県議会は長崎県議会を見習え

2011年10月01日 07時08分04秒 | Weblog


 9月定例佐賀県議会は最終日の30日、九電の「やらせメール」問題で、地方自治法に基づく調査特別委員会(100条委員会)の設置を求める動議が出されましたが、自民党と公明党の反対で否決しました。

「知事も九電も説明責任を果たしていな、より強い権限を持った委員会での調査が必要」と主張し、武藤明美議員ら3議員が提出したものです。

 採決には民主と社民で構成する県民ネットワークが賛成しましたが賛成7、反対30で否決しました。

 設置に反対した公明党の議員は、赤旗記者に「100条委員会に設置そのものに反対するものではないが、周りの理解が得られない」と語り、議員として何を考えているのか首をかしげたくなります。

 長崎県議会では、諫早干拓問題で「100条委員会」が設置され、県民の疑問解明に議会の役割を果たしています。
 
 佐賀県議会は、これだけ大きな問題なのに、県民の期待に背を向ける態度は納得できません。

 長崎県議会を見習うべきです。





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