昨日は、坂井市長の「政治とカネ」の問題で実質審議がはじまりました。
請求者の3人が、請求にいたった経緯や市長の政治倫理の欠如について思いを語りました。 ①市長選挙での収支報告で300万円の出所が明確でなく、収支報告も「出納責任者」は入院中で収支に係わらないにもかかわらず「出納責任者」名で報告していたこと
②実態のない「自民党101支部」に集めた資金全額を坂井市長の後援会に「迂回献金」をさせていたこと。
③浜玉町市民センタ-での「駐在員会」終了後に、区長会に変更した会合で名簿が配れたのは、区長(駐在員)全員が担当している地区の坂井市長後援会役員となっているものでした。 このことから、駐在員と区長の関係をただす意見が出されました。
駐在員は、ほとんどの地区で区長を兼ねとおり、「駐在員が政治家の後援会役員になれば選挙を歪める」事になります。
駐在員が坂井市長の後援会役員に就任している実態調査をするかどうかで審査会で議論になかで、問われた事務局は「駐在員と区長は立場が違う」と否定的に聞こえる発言もありましたが、「問われているのは、駐在員が政治利用されている唐津の政治風土であり、一連の問題の核心」との発言もあり、駐在員が坂井市長後援会の兼務実態を調査する事になりました。
今回は、傍聴者は15名程度で前回より多く資料が足りないほどでした。
審議は、「論点整理」が進んできており、委員からも本音の意見が出されるようになり、あと数回で結論が出るのではないかと思われます。