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電動台車を開発、シリンダー配送を効率化 ENEOSグローブ、今秋以降一般販売へ

2024-06-11 07:10:03 | 日記
ENEOSグローブは7日、CuboRex(本社・東京都葛飾区)と共同でLPガスシリンダー運搬用電動台車「らくらくエネキャリー」(特許出願中)を開発したと発表した。今夏に特約店向けのモニター販売を開始、秋以降に一般販売する。
らくらくエネキャリーは、駆動装置を備えたLPガスシリンダーの運搬台車で、50kgシリンダーを搭載し、勾配35%(約20°)を超える坂道を登ることが可能であるなど、LPガス販売業界が抱える作業員の高齢化や労働力確保、効率配送などへの貢献が期待されている。
なお、同社はモニター販売にあたり、資源エネルギー庁に照会。液石法上問題はなく、留意事項として歩道上を運搬する場合に歩行者への配慮するなどの指摘を受けたが、「現場作業員の負担を減らす重要な取り組みであり、十分に検証・検討を行って欲しい」とのコメントを得たという。「2024年問題は、いずれLPガス業界にもしわ寄せが来る。『運べない』は、LPガス業界にとって致命傷になる」(森脇栄治事業創造室長)としており、一般販売はECサイトを通じて系列を問わず広く購入できるようにする方針。

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