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ポストFITの電力活用視野に 昭シ、P2P電力取引実現に向け出資 

2018-09-26 07:13:04 | 日記
昭和シェル石油は25日、東京電力グループのTRENDEに出資すると発表した。昭和シェル石油、東京電力ベンチャーズ、Dubai Electricity and Water Authorityの3社による出資で電源の分散化を加速させるブロックチェーン技術を活用した電力取引の早期実現を目指す。
P2P電力取引は、電源所有者と電力消費者間の電力の直接売買を可能にするもので、将来的には電力消費者が地元の企業や個人から電力を購入し、再生可能エネルギー電源を選択するなどの方法がシステム上で可能になる。昭和シェル石油は太陽光、電力小売、発電事業などを進めてきたノウハウをもとに新たなビジネスモデルの開発を目指している。特に政府による再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の価格が目減りするなかで、制度終了後の電力活用を視野に入れた活動を展開しており、今回の出資もその一環となる。

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