山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

第169回直木賞予測間に合わず

2023-07-20 22:51:40 | 日本文学
このところ、直木賞(と余裕があれば芥川賞)候補の作品を読んで受賞作を予測する「遊び」を楽しんでます。

直木賞受賞作予測2回連続の的中ならず - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2023年6月15日に第169回芥川賞・直木賞の候補10作品が発表されましたが、ずっと忙しく、今回は直木賞候補の

沖方丁『骨灰』
月村了衛『香港警察東京分室』
を読み、
垣根涼介『極楽征夷大将軍』を読んでいる途中に受賞作の発表となってしまいました。

他の2作
高野和明『踏切の幽霊』
永井紗耶『木挽町のあだ討ち』
は、まだ読めていません。

直木賞受賞作は、垣根涼介『極楽征夷大将軍』と永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』の2作でした。

後でなら何とでも書けますが、足利尊氏兄弟のことを丹念に描いている『極楽征夷大将軍』が受賞作になるだろうと読みながら予想していました。

『骨灰』は、作品の出来不出来とは関係ありませんが、読んでいて気持ちが悪くなりました。またこの作品はおそらく映画化されるだろうと思いました。

『香港警察東京分室』は、香港の現在がわかる書ではありましたが、僕自身、あまり小説の世界に入っていけませんでした。

今回の芥川賞候補については1冊も読めていませんが、市川沙央『ハンチバック』が受賞となりました。

受賞者の皆さん、おめでとうございます。

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