引き続き、幼少時の絵画作品を紹介させていただきます。
これは、人類初の月面着陸を実現したアポロ11号の絵です。
前の記事で紹介した「おんどりとめんどり」の絵が1969年8月に描かれたものでしたが、アポロ11号の打ち上げおよび月面着陸は1969年7月のことでしたので、さらに1ヶ月ほど前に描かれた絵で、僕が4歳1ヶ月頃の絵です。
絵の上部の黄色いものが月だと思いますので、これは、月面着陸時ではなく、打ち上げまたは月に向かって飛んでいる時の様子を描いたものだと思われます。
「あぽろ」がひらがな表記になっていること、「ぽ」の字が違っていることなどは大目に見てください。
4歳児が、このように絵を描くくらい、当時、このアポロ11号のことは大きく報じられました。
僕は、この月面着陸のニュースをどのように見たかの記憶はないのですが、僕よりも上の世代の方に聞くと、このアポロ11号が月面着陸をした時、自分が何をしていたかの記憶が皆さんあるようです。
その意味では、アメリカの9.11同時多発テロが起こった時に自分は何をしていたかを多くの人が記憶しているのと同様の大きな社会的現象だったようです。
実は、僕は、桐原書店から1995年に出版された英語教科書20th Century in Review(『20世紀を振り返る』)の編注者の一人なのですが、その中のChapter 11 From the Moon, Earth Received Word that "The Eagle Has Landed"を担当しました。
(この教科書については、以前書いた『20世紀を振り返る』(20th Century in Review)(桐原書店, 1995)を振り返るをご覧ください。)
この章は、まさにこのアポロ11号月面着陸についての章です。
章の英文をGuidelineとして日本語でまとめた文章をここに引用させてもらいます。
1961年5月ケネディ大統領は「60年代末までにアメリカは人間を月に着陸させる」と演説した。しかし、ケネディ大統領は1963年暗殺された。そして、60年代最後の1969年アポロ11号が月に着陸し、アームストロング船長が記念すべき人類初の月への第一歩をしるした。そのときの「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍だ」という彼の言葉は宇宙開発史上永遠に残るものとなるだろう。その月面着陸の様子は日本でも生中継され、実況は同時通訳され、お茶の間に届けられた。
ちなみに、このアポロ11号のオールドリン宇宙飛行士は、実写映画『宇宙兄弟』(2012)でスペースシャトルの打ち上げを見る本人役で出演しています。
話題があちこちにそれました。
私の絵に戻って話を終えたいと思いますが、人間が宇宙に行くということは、幼い子どもにも夢を与える壮大な出来事だったのです。
これは、人類初の月面着陸を実現したアポロ11号の絵です。
前の記事で紹介した「おんどりとめんどり」の絵が1969年8月に描かれたものでしたが、アポロ11号の打ち上げおよび月面着陸は1969年7月のことでしたので、さらに1ヶ月ほど前に描かれた絵で、僕が4歳1ヶ月頃の絵です。
絵の上部の黄色いものが月だと思いますので、これは、月面着陸時ではなく、打ち上げまたは月に向かって飛んでいる時の様子を描いたものだと思われます。
「あぽろ」がひらがな表記になっていること、「ぽ」の字が違っていることなどは大目に見てください。
4歳児が、このように絵を描くくらい、当時、このアポロ11号のことは大きく報じられました。
僕は、この月面着陸のニュースをどのように見たかの記憶はないのですが、僕よりも上の世代の方に聞くと、このアポロ11号が月面着陸をした時、自分が何をしていたかの記憶が皆さんあるようです。
その意味では、アメリカの9.11同時多発テロが起こった時に自分は何をしていたかを多くの人が記憶しているのと同様の大きな社会的現象だったようです。
実は、僕は、桐原書店から1995年に出版された英語教科書20th Century in Review(『20世紀を振り返る』)の編注者の一人なのですが、その中のChapter 11 From the Moon, Earth Received Word that "The Eagle Has Landed"を担当しました。
(この教科書については、以前書いた『20世紀を振り返る』(20th Century in Review)(桐原書店, 1995)を振り返るをご覧ください。)
この章は、まさにこのアポロ11号月面着陸についての章です。
章の英文をGuidelineとして日本語でまとめた文章をここに引用させてもらいます。
1961年5月ケネディ大統領は「60年代末までにアメリカは人間を月に着陸させる」と演説した。しかし、ケネディ大統領は1963年暗殺された。そして、60年代最後の1969年アポロ11号が月に着陸し、アームストロング船長が記念すべき人類初の月への第一歩をしるした。そのときの「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍だ」という彼の言葉は宇宙開発史上永遠に残るものとなるだろう。その月面着陸の様子は日本でも生中継され、実況は同時通訳され、お茶の間に届けられた。
ちなみに、このアポロ11号のオールドリン宇宙飛行士は、実写映画『宇宙兄弟』(2012)でスペースシャトルの打ち上げを見る本人役で出演しています。
話題があちこちにそれました。
私の絵に戻って話を終えたいと思いますが、人間が宇宙に行くということは、幼い子どもにも夢を与える壮大な出来事だったのです。