山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

まなび愛のまち新見への協力:英語コミュニケーションⅡでの練習風景

2013-12-14 08:41:43 | 日記
現在、新見市では「まなび愛のまち新見」というプロジェクトが進行中です。

これは、大まかに言うと、小中学校に地域住民等校外の人の力を呼び込み教育に協力してもらうというプロジェクトです。

本学もこのプロジェクトにいろいろな形で協力要請を受けます。

その一つが、新見南中学校区の5つの幼稚園からの要請で、何か英語活動を提供していただきたいというものでした。

もちろん僕が体を張って幼稚園の子どもたちと英語活動を展開してもいいのですが、こんなおじさんと英語で歌や遊びをしても幼稚園の子どもたちはあまり楽しめないでしょう。

ということで、僕は、幼児教育学科2年生の英語コミュニケーションⅡで子どもたち対象の英語活動を計画し、それを実践する場にさせてもらおうと考えました。

学生たちは、将来、幼稚園や保育所等で地域のALTや外国からの訪問者などを迎え英語活動を行うことになる場合もあるので、そんな時の練習になればと思い、この要請を引き受けることにしました。

まずは、授業でこのような依頼があったことを説明し、どのようなことができそうか話し合ったのは、前期の最終授業でした。

依頼された実施日が12月でしたので、英語でクリスマスを楽しめるようなイベントにしようということになりました

学生たちから出た意見をまとめ、手遊び、歌、英語のクリスマス絵本の読み聞かせ、ゲームなどを組み合わせることになりました。

後期が始まり、具体的にプログラムを決め、検討を重ねながら、練習を進めました。

これは、ビデオを見ながらHead Shoulders Knees and Toes(あたま かた ひざ ポン)を練習しているところです。


子どもたちが知っている日本語の歌や手遊びを英語でしてみようということで、アブラハムの歌を英語でしてみることにしました。

以前、オーストラリア研修の際、幼児教育の学生たちがオーストラリアのチャイルドケアセンターで披露するために英語版を作ったことがあるので、それを再び使いました。

これは、先輩たちがオーストラリアのチャイルドケアセンターで披露しているアブラハムの歌のビデオを見ながら、練習に励む学生たちです。

(このビデオに写っている幼児教育学科の卒業生の皆さん、もし読んでいたら嬉しいですが、皆さんの演技がこのように後輩の指導に役立っていますよ!)

子どもたちがいつも日本語でしているじゃんけん列車も、英語の歌にして、じゃんけんも英語でしてもらって楽しもうということになり、その練習もしました。


11月22日に本学を訪問してくれたFiona Robinsさんを授業に迎えた時もFionaさんを交えて練習を行いました。


実施日が近づいて来たら、実際の隊形も考えながら練習を行いました。

誰をどの配置にするかなどプロデュースのようなこともしましたので、AKB48などをプロデュースされている秋元 康さんの気持ちが少しだけわかりました(?)。


そして、実施日12月7日の前日にあった12月6日の授業には、今回の対象の園にも指導に行かれている新見市のALTアンドレアさんにも特別に授業に来てもらい、打ち合わせや一緒に練習を行いました。


アンドレアさんによるクリスマス絵本の読み聞かせを学生たちが聴いています。


このように授業で練習を重ね、いよいよ12月7日(土)の「えいごでクリスマス」の開催日となりました。

実際のイベントの様子はまた別の記事にします。

お楽しみに!
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