山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

晩秋の山歩き

2011-12-14 09:22:27 | 旅行
11月23日(祝)、朝、雲海を見に行ったのに続いて、午後はこれまた別の山に山歩きに息子と行きました。


夏にはよくカブトムシとクワガタを捕まえに来ていた「体験の森」です。

秋の山は、夏の山とは色も音も違います。








夏にクワガタを捕まえた木も秋にはこのように客がいないレストランのような状態です。


この散歩道、自然林に多少植樹などで人間の手が入っているという感じでちょうどいい状態です。

新見公立短期大学地域福祉学科の地域文化演習という科目で非常勤講師としてお世話になっている木工芸家で岡山県指定文化財ともなっている森田翠玉先生が植樹された桜の木々もあります。


また、新見市の植樹祭の記念柱も立っています。


展望台があるところまで行くと、新見市の市街地が一望できます。




もっとよく見てみると、
この写真の真ん中付近に丸い黄色い特徴的な樹が見えます。

下に降りたら、この黄色い丸い樹がどこにあるのか探してみようと言うことにして山を下りました。

本当は、さらに上級コースもあるようなのですが、ここまでの道ほど道が整備されていないので、幼児には少し難しいと思います。もう少し大きくなってから挑戦したいと思います。


山登りの時には主に植物を見ながら来たので、下山時には、虫の観察をしてみようということにしました。

と言ってもあまりたくさんの虫がいたわけではないですし、その全てを写真に収めたわけではないのですが、いくつか紹介します。

まずは、この写真から。

落ち葉の写真なのですが、その上についている黒い小さな点々が見えるでしょうか?

名前はわかりませんが、これが小さな虫で動き回っていました。

この虫がついている葉っぱにはたくさんついているのですが、ついていない葉っぱには全然ついていないのです。

どういう葉っぱに虫がついていて、どういう葉っぱについていないのか二人で考えました。

次は、アリ地獄の跡。


これは、先程紹介した森田翠玉先生の植樹の桜林の近くの東屋にありました。

今は、アリもアリジゴクもいませんでしたが、アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫で、アリがやって来て滑って穴に落ちるのを隠れて待っているんだという話をしたら息子は興味深そうに聞いていました。

アリとアリジゴクの季節になったら一緒に観察をしてみたいと思います。

ある木の幹にアブラゼミ発見!

11月下旬ですのでもうセミの季節は終わっています。
(夏にこの森に来ると、いろんな種類のセミが賑やかに鳴いています。)

このアブラゼミ、木にとまった状態で死んでしまったようです。

死んでも、必死に(?)木にしがみついている様子、羽も少しちぎれていて、少し寂しい気持ちになりました。

というように観察をしながら山を下り、先ほど展望台から見た黄色い丸い樹を探しに行きました。

大体見当をつけておいたのですが、予想通り、この樹は城山公園にありました。

城山公園でこの樹を確認してみると立派なイチョウの樹でした。

(右後に見えるのが、岡山県共生高等学校です。)

遠くからも存在感があるこの樹、できればこんな存在に自分もなりたいし、息子にもなってもらいたいものだと思いました。






コメント
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