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山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

映画紹介:『コレクター』(Kiss the Girls, 1997)

2021-09-02 23:41:48 | 映画
この映画もビデオで撮りためていたものを見た中の一つです。

『コレクター』(Kiss the Girls, 1997)、この映画はノースカロライナ州が舞台になっている映画で、2001年3月に出張でノースカロライナ州に行ったので録画しておいた映画です。

原作はジェームズ・パターソン(James Patterson)のKiss the Girlsというスリラー小説です。

おそらく犯人の好みだと思われる女性たちが次々と誘拐され殺されていく話で、捜査する刑事の姪も誘拐されます。

その事件を解決していくというストーリーでしたが、実は気になったのは舞台となって出てくる大学が、ノースカロライナ州に滞在中に僕が訪問した大学かなあということでした(ストーリーの本質からずれていてすみません)(あまり殺人が出てくるスリラー系の映画は好きではないので…)。









僕が滞在中に訪問した大学は、University of North Carolina at Chapel HillとGuilford Technical Community Collegeの2校でした。



1枚目の写真にノースカロライナ州ダーラム(Durham)と書いてありますので、やはり違う大学かなあと思いました。

ちなみに20年前のこの出張については、またいつか記事にしたいと思います。


映画紹介:Just Me and You (『二人のカリフォルニア』1978)

2021-08-27 22:11:08 | 映画




以前、ビデオ時代に撮りためたビデオカセットが研究室に山積みされています。

研究室での空き時間(あまり時間が取れないので細切れにしか見れませんが)を使い、少しずつ見ていっています。

普通の英語では「あなたと私」という場合は、必ずyouを先にしてyou and meという語順になり、決してme and youという語順にはならないのですが、これをme and youとしたところに、主人公の女性の自分中心な面が表されています。



ニューヨークからカリフォルニアまで車で大陸横断をする際、同乗者を探している男の人の募集広告に、ある女の人が応募して、見知らぬ同士が旅をして、途中いざこざなどもありながらカリフォルニアに着いて、お互いに大切に思う人になっていた(ネタばれすみません)という、ややありきたりなお話です。

僕が初めてアメリカに行ったのが1988年だったのですが、それ以前の1970年代のアメリカの様子が映像で見られるというのも現在から考えると貴重なことです。

そんなに大ヒットしたわけではないので、なかなか見る手段が限られていると思いますが、もし見るチャンスがあればどうぞ!

アメリカアニメ紹介『しろくまノーム ニューヨークへ』(2015)

2021-06-19 00:37:16 | 映画
年末にNHKEテレで放送されていたのを録画して観ました。


一言でいうと、北極のシロクマの王ノームがニューヨークに行き、ある事件に巻き込まれ犯人(犯熊?)扱いされるが、事件は無事解決され、ヒーローとなって北極に戻っていくという話です。






(ラシュモア山を模した北極の山です。ノームも偉大な王として一番右に肖像が彫られています。ちなみに右から二人目(二匹目)の王が何となくドナルド・トランプ元大統領に似ているように見えます。この作品は2015年制作でトランプ氏が大統領に就任する前の作品なのですが…)

タイトルからは『星の王子 ニューヨークへ』(Coming to America, 1988)が思い起こされます。(ちなみに、自分がニューヨークに行く前の若い頃に見たこのような映画を、今ニューヨークに何度か行った身として見るのは非常に面白いです。)

『しろくまノーム ニューヨークへ』でもニューヨークらしさがちりばめられ楽しみましたが、その一つはニューヨークによく見られるビルの屋上にある水道タンクにノームが突っ込むシーンです。

ニューヨークの建物の屋上にはこれらの以下の写真(全て2019年9月撮影)で見られるように水道用タンクが数多く見られます。







NHK放映時はクローズドキャプションの日本語字幕が子ども用にひらがな中心だったのも印象的でした。



映画紹介:Picnic at Hanging Rock(1975)

2021-02-24 22:38:10 | 映画
2020年12月23日オーストラリア大使館主催のオンラインイベントでオーストラリア映画のPicnit at Hanging Rock(1975)を鑑賞し、その後、アフタートークが行われました。

この映画の舞台となったHanging Rockはメルボルンの北に位置するカイントンにある場所で、2017年3月のオーストラリア研修では参加人数が少なかったため例年とは異なり、メルボルン市内でのホームステイではなく、カイントンでのファームステイとなりました。

この時に僕がステイさせていただいたお宅は、ちょうどハンギングロック山を北から望む場所にありました。



元々この辺りは火山だったそうで、このような地形になったと教えていただきました。

映画Picnic at Hanging Rockの中では、この地形をgeological marvel(地質学的驚異)と呼んでいました。

カイントン滞在中の記事です。

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オーストラリア研修旅行(2017年3月25-26日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

現在、メルボルン北のカイントン地域でファームステイ中、通信状態があまりよくないので取り急ぎ文字のみで投稿。オーストラリア研修旅行(2017年...

オーストラリア研修旅行(2017年3月25-26日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 


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オーストラリア研修旅行(2017年3月25-26日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

3月25日-27日はファームステイをしました。接続状態がよくなかったのでアップが遅くなりました。とても楽しい経験でした。オーストラリア研修旅...

オーストラリア研修旅行(2017年3月25-26日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 


さて、このPicnit at Hanging Rockという映画は、このハンギングロック山にピクニックに行った女子生徒たちが行方不明になるという話です。

行方不明になる部分で、映画では "spirited away"という表現が使われています。

"spirit”は名詞では「精神、魂、霊」などの意味ですが、動詞では、「~をひそかに連れ去る、誘拐する」などの意味があります。

ジブリの映画『千と千尋の神隠し』(2001)も英語のタイトルは、Spirited Awayとなっています。

これは、Joan Lindsayの同名小説が原作になっています。

ホストファミリーからこの小説や映画のことを聞いたので、原書をハンギングロックの売店で購入しました。



この表紙の写真は、今回見たこの映画からの写真です。

カイントン滞在中には、ハンギングロック山にある小説および映画のことを紹介する展示にも連れて行ってもらいました。







また、少女たちが行方不明になった舞台であるピクニックコースにも行ってみました。











行方不明にならず無事に帰ってこれてよかったです…

もし興味がある人は、Google mapでこのハイキングコースを登っていくことができます。(Googleすごいです!)

さて、今回の映画鑑賞ですが、実は途中から家の用事のため見られませんでした。

ぜひ、何かの機会にまた最後まで見てみたいと思います。

ちなみに、このHanging Rockではロックコンサートも開かれるそうです。



会場としてぴったりの名前ですね。

また、ピクニック道の入り口に主のようにして座っていたのが、Snowyという名のカンガルーでした。



いつかまたこのSnowyに会いに行きたいです。もちろん、この時にお世話になったホストの夫妻にも再会したいです。

それから、この山で見たアリ、とても大きかったです。
この記事のアリの写真はハンギングロック山で撮ったものです。

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7月豪雨災害の後に考えたこと - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

しばらく投稿が滞っていました。今回の豪雨について7月10日にFacebookに投稿した内容です。まずは、被災されました方々、心からお見舞いを...

7月豪雨災害の後に考えたこと - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 


映画では、Hanging Rockには毒アリや毒蛇がいると言っていましたが、まさかこれは毒アリだったのでしょうか?






映画紹介:『アナライズ・ユー』(Analyze That, 2002, 米)

2021-02-05 23:50:43 | 映画
古い映画の紹介です。

2002年のアメリカ映画『アナライズ・ユー』、原題はAnalyze Thatといいますが、『アナライズ・ミー』(Analyze This, 1999) の続編です。




(アナログ時代の録画です)

主演はロバート・デニーロで、元旧大佐町のALTでニューヨーク出身のジェームズ・ブロドウズさんが、ニューヨークを舞台にしたこの映画でロバート・デニーロの付き人をしたと聞いたので録画して観た映画です。

見えにくい写真ではありますが、彼の名前もクレジットで出ています。



これは一度機内映画で観ましたが、あらためて録画していたものを観ました。

ロバート・デニーロ演じる元マフィアのボスが刑務所の中で頭がおかしくなってしまい(おかしくなったふりをして)、刑務所から出されて、精神科医の支援を受け「社会復帰」をしていく、そんなストーリーです。

この映画でいくつかおもしろいことは、まず、"career counselor"という言葉が精神科医によって使われていました。

現在、キャリア支援センター長を務めていて、このことは大変気になりましたが、アメリカでは2000年くらいには既に「キャリアカウンセラー」という言葉が使われていることが確認できました。

ちなみに、字幕では以下のように



「就職相談員」と訳していました。
(文字数が多すぎるので「キャリアカウンセラー」とはしなかったのかもしれませんが)

また、ニューヨークを舞台としたこの映画、当時のニューヨーク・ヤンキースのトーレ監督も本人役で出演しています。
(トーレ監督は、松井秀喜選手がニューヨーク・ヤンキースに入団した時の監督で、この後、日本でもよく知られる監督になりました)

また、ラストシーンのブルックリン橋とマンハッタンをバックにした地区は2018年に訪問したところで、もう一度行ってみたいと思いました。

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ニューヨーク旅行を振り返って(2018年8月19日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2018年8月19日(日)、いよいよ残された日も少なくなってきました。この日まず向かったのはブルックリン地区。ブルックリン・ブリッジをブルッ...

ニューヨーク旅行を振り返って(2018年8月19日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 


面白い映画だと思いますし、ニューヨークを知るためにもいい映画だと思います。





映画紹介:『スペシャルズ!』(Hors Normes, 英The Specials)(2019、フランス)

2021-02-05 00:23:27 | 映画
映画もたくさん観たいし、本もたくさん読みたいがなかなか時間が取れません。

でも少しずつではありますが、せっかく読んだ本、観た映画についてはできるだけ記録を残したいと思っています。

フランス映画『スペシャルズ!』、11月に岡山市のシネマクレールで上映されていたのを観ました。



フランス映画を観るのは本当に久しぶりでした。

パリでの自閉症児をケアする無認可施設に、お役所のチェックが入り、施設は存続の危機に陥ります。

でもその施設は本当に必要とされているのです。

チラシには、キャッチフレーズとして「政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」とあります。

福祉系の学生たちにぜひ見てもらいたい映画です。


第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.4

2020-09-03 00:50:47 | 映画
いよいよハンブルク日本映画祭も最終日、今日で今回権利を買った映画で視聴可能なものを全て見終わりました。

実は、期間中日本映画をたくさん見て、思ったことが、あまりにも殺人や暴力や銃や刃物などのシーンが多すぎること。

本当にうんざりでした。

多分、平凡な日常や平凡なラブストーリーを映画に今さらしたっていいものができないと考えるのか、かなりの映画にそのようなシーンが出てきて、本当に嫌な気持ちになりました。

もちろん、これは一部の視聴者の意見であり、このような映画を高く評価する動きもあるのかもしれませんが…

お茶の間で見るテレビドラマや演劇ではこのようなシーンはあまり作れないので、映画でそのようなシーンが多くなってしまうのかもしれません。

犯罪を描くことが社会あるいは社会問題を描いていると考えるのかもしれませんが、それしか描き方はないのか?という感じでした。

最後に観た3本の映画です。

『馬鹿の骨』(Cavity) 風俗嬢を車で送迎する運転手とある風俗嬢の恋物語で、途中までは楽しめたのですが、途中からの暴力シーン、流血シーンで幻滅。

『異し日にて』(On a Strange Day) この映画も最初、男女5人物語のようで、おもしろそうだと思ったけど、やはり途中から暴力、流血。もうやめましょう。

『パラダイスネクスト』(Paradise Next) 有名俳優も出演しているこの映画、台湾を舞台としていて、おもしろそうだと思ったけど、やはり暴力シーンなどが多く見られて、がっかりでした。

前回の鑑賞記です。
第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.3 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

今回の日本映画祭、選定作品の一つに字幕作成という形で関わらせてもらって、本当にいい経験でした。



第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.3

2020-09-02 00:47:12 | 映画
閉幕が近づいているオンライン開催の第21回ハンブルク日本映画祭、急いでいろんな作品を観ています。

いろいろな作品を観て考えるのは、日本のいろいろな町のいろいろな普通の景色や暮らしが見られるということ。

日本のいろいろなところには、いろいろな人が住んでいるのだなあということ。

そして、これは個人的な考えではありますが、映画とは言え、暴力シーン、流血シーン、銃や凶器の使用のシーンは見たくないということ。

などを考えました。

前回第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.2 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)をアップ以降に観た作品です。

『平らな和』(The Flat Sum) 「変わった人々(失礼!)」も含めて、世間にはいろいろな人がいるんだなあということ、暴力や流血や銃のシーンは見たくないということを思いました。

『ひかげのほとり』(Shady Side) ユニークな作品であった。英語はやや物足りない。

『ぼくらの自由研究』(Our Research Project) 主人公の一人がKiyoshiといい、親近感を持ちました。荒唐無稽なお話でした。

Like and Follow ゲーム映像のような作品でした。

Punk Ass Summer ミュージックビデオのような作品でした。

『待つには遠すぎた初恋』(Saying I Love You) 日本人女子高生とカナダからの短期留学生の恋の話で、通訳役の女の子の心理も含めて楽しめました。

『ピンぼけシティライツ』(Blurred Citylights) ドイツ語字幕が素晴らしい。リストカットのシーンを出すのはやめてもらいたい。

ISI 冒頭が『約束』と少し似ていておもしろい。いい加減に見ていたこともあり、意味がよく理解できなかった。

『日本一大きいやかんの話』(The Story of the Largest Kettle in Japan) 原子力の話。個人的には途中で出てくるSawada Tetsuo先生の研究室の状態に親近感を持った。

『花言葉』(the language of flowers) この映画はとてもよかった。(『約束』に次いで、これまでで2番目によかったです) 歌 Hachiの "Hanakotoba"もとてもよかったです。

『栃木の樽』(Documentary of the Barrel Craftsman) 樽作りの話。PCで見るには、字幕が少し小さかった。

Rice Ball 妻/母を亡くした夫/息子の話。母を失った息子の気持ち、妻を失った夫の気持ちが描かれていた。

『君だけは知っている』(No One But I Know) 主題には考えさせられたが、見たくないシーンが多かった。どうかお願いなので、血の付いたシーンから始めないでください。DV(家庭内暴力)の話。

『希望のゆくえ』(Where is the Mind) かなりよかった。新『ハツカネズミと人間』+『われらが不満の冬』(どちらもスタインベック作品)のような感じ。この二人の「希望のゆくえ」はいずこに…

残り時間でチケット購入分はできるだけ視聴したいと思います。



これをハンブルクの映画館で観たら忘れられない思い出になる!(『約束~忘れられない人がいる』(Promise in the Palm))

2020-08-31 00:27:22 | 映画
オンラインで開催されている第21回ハンブルク日本映画祭、9月2日までの開催なので残すところあとわずかとなりました。

時間切れになる前に、自分たちの映画『約束~忘れられない人がいる』(Promise in the Palm)を観ました。





自分の書斎のPCで観られるのは、渡航費もかからず時間も取られず、よかったと言えばよかったのですが、やはりこれは現地ハンブルクの映画館で上映される中、監督や出演者と一緒に見て、舞台挨拶などもやりたかったという思いです。

芸能ニュースで、映画上映会の際の監督や俳優の挨拶の様子を見ることがありますが、芸能人や映画関係者ではない僕も、字幕翻訳者としてではありますが、そのような舞台に立てたかもしれないチャンスでした。
(演劇『爛々と燃ゆる』(Burning Brightにアドバイザーとしてかかわらせていただいたときには、舞台後のトークショーに出演させていただきました。演劇界の人間ではない僕にとってはとても貴重な経験でした。)

『爛々と燃ゆる』トークショー出演 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)参照

もちろん映画では、映像と音楽の力が大きく、セリフの字幕はあくまでも脇役であることは承知していますが、それでも自分の字幕を通じてどのように映画の内容が伝わったのかをぜひ現地で確認したかったです。

訳をするうえで苦労したのが、物語の中で重要な詩の場面と、主題歌が流れるシーン。

詩の内容も主題歌の歌詞も映画のストーリーと重要なかかわりを持つものですので、ここをしっかり訳出しなければメッセージが伝わらないと思い、推敲を重ね、とても力を入れて翻訳しました。

作品が素晴らしいものであるということが高い評価を得るためにはもちろん最も大切ですが、特に海外においては、例えば外国語で書かれた文学作品がノーベル文学賞を取るためには、翻訳がとても大切であるということを聞きます。

この『約束』という映画に関わらせていただき、字幕を担当させてもらい、とてもいい経験となりました。

山森 洋監督、本当にありがとうございました。





また、上映会に来ていただき英語字幕についていろいろと助言をくださったJenny Horaiさん、Nicole Watunyaさん、どうもありがとうございました。



第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.2

2020-08-31 00:10:25 | 映画
現在、授業はないとは言えいろいろと忙しく9月2日までのオンライン開催のハンブルク映画祭の映画がなかなか観られません。

先日に引き続き、何本か短編を見ました。

第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.1 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

『狂熱』(Kyonetsu)
 興味深い映画であったが(大人の内容ではあるが)、制限時間内に見終わることができず、途中までしか観ることができませんでした。
 この映画とセットになっていた短編映画も結局見れずじまいでした(見始めてから48時間経つと無効になってしまうため)。

『Into the Blue』(Into the Blue)
2028年夏という時間設定の映画でしたが、僕が芸術というものをしっかり解さないからかもしれませんが、刃物の頻繁な使用、破壊的なところに好感が持てませんでした。
 英語字幕もやや稚拙であるという印象でした。

『Hitomi』(Hitomi)
写真(カメラ)のテーマはとても面白かったが(僕もカメラ世代なので)、字幕の英語がやや稚拙であった。
 主題歌Hitomi (by Chihiro Arisada)がとてもよかった。

『帰り道』(A Walk Home)
学徒動員することになった出征前の男子の心が描かれていて、お国のために戦争に行かなければならなくなった当時の若い男子たちはおそらくいろいろなことを考えて出征したんだろうなと考えさせられる映画でした。
 字幕はやや早かったです。

『Motherhood』(Motherhood)
 旧優生保護法や精神病棟の拘束などに反対するメッセージが伝わってきました。
 字幕もとてもよかったです。
 

にいみ i チャンネルの「いいね♡にいみ!」で映画『約束』英語字幕作成についてのコメントが紹介される(2020.8.24)

2020-08-24 23:29:57 | 映画
本日(2020年8月24日)の、にいみ i チャンネルの今日の「いいね♡にいみ!」で映画『約束』がハンブルク日本映画祭で上映されていることについての紹介がありました。

僕の英語字幕作成についてのコメントも山森洋監督と主演女優の黒田良美さんのコメントとともに紹介されました。

そのメッセージに英語字幕をつけた動画を山森監督がYouTubeにアップしてくれています。

よろしければご覧ください。

Making of Promise in the Palm by Translator

youtube#video

 


This is a movie of my comment on making subtitles for Director Hiroshi Yamamori's Japan Filmfest Hamburg film, Promise in the Palm.

This comment was introduced on a local TV this evening.

第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.1

2020-08-24 15:52:19 | 映画
オンライン開催の第21回ハンブルク日本映画祭(Japan Filmfest Hamburg 21)、せっかくなので他の入賞作も鑑賞しています。

いろいろなチケットの組み合わせがありますが、僕が買ったのは、40ユーロで10本の作品を観ることができるチケット。

入賞作の中には短編も多いので、短編の場合は何本か組み合わさって「1本」となるので、実質はかなりの本数を観ることができます。

まず、6本のセットで以下の作品を観ました。

『願い星流星群』(Wishing Stars)
セリフはなくAIからのメッセージを字幕で表示するため、やむを得ないが字幕がやや早すぎの部分もありました。

『君が笑ってくれるなら』(All for Your Smile)
字幕のピリオドがないのが気になりました。

『シシリンキウム』(Sisyrinchium)
高校の映画研究部の放送部を舞台とした作品でした。
 シシリンキウム(Sisyrinchium)とは、「ニワゼキショウ」という花の名でした。

『迷子の海辺』(A Stray in the Sand)
 主演で主題歌も歌っている仲街よみさんの「潮騒」という歌が印象的でした。

『ランチメイト症候群』(Lunchmate Syndrome)
 松山高校の映像制作部の作品で高校生の心理がうまく表現されていました。また同時におばあちゃんの心もよく表現されています。主演の渡辺優奈さん、よかったです。

『僕 at トイレ 』(Me Inside the Restroom)
上記の『ランチメイト症候群』と共通するテーマであったが、ここでは、男子生徒が主役になっていました。

https://jffh.de/ja/filme.html

『備北民報』にも記事掲載(2020年8月19日)

2020-08-24 15:46:07 | 映画
先日紹介した『山陽新聞』
山陽新聞Web版記事「独の日本映画祭で作品上映 新見・山森さん監督 サイトで公開」(2020年8月18日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
に続き、『備北民報』にも記事を掲載いただきました。


*記事文最後のPlamはPalmのミススペリングです。

Facebookでは、既にこの作品を観られた方のコメントが出ています。

いろいろな国の多くの方に観ていただければと思っています。

山陽新聞Web版記事「独の日本映画祭で作品上映 新見・山森さん監督 サイトで公開」(2020年8月18日)

2020-08-19 00:51:16 | 映画
このところ書いているように
(ハンブルク日本映画祭上映作品『約束~忘れられない人がいる』(山森 洋監督)をぜひご覧ください - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)参照)
英語字幕を作成協力させていただいた山森 洋監督の映画『約束~忘れられない人がいる』のハンブルク日本映画祭での上映が近づいてきました。

先日、このことで山森監督の付き添いで新聞の取材を受けました。

山陽新聞のWeb版では2020年8月18日付で紹介していただいています。

独の日本映画祭で作品上映 新見・山森さん監督 サイトで公開:山陽新聞デジタル|さんデジ

 ドイツで開かれる「第21回ハンブルク日本映画祭(JFFH)」(19日~9月2日)に、新見市正田でカフェレストラン「カヴァティーナ」を営む山...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 


紙の新聞では、8月19日号に掲載されるのだろうと思います。

さて、いよいよドイツ時間の今日(8月19日)から映画祭が始まります。

多くの方々に観てもらいたいと思います。



ハンブルク日本映画祭チケット購入方法

2020-08-14 23:15:19 | 映画
先日、紹介したハンブルク日本映画祭ですが、ぜひ映画『約束~忘れられない人がいる』を見たいけど、チケット購入方法がわからないという問い合わせがありましたので、以下に紹介させていただきます。

OGPイメージ

ハンブルク日本映画祭上映作品『約束~忘れられない人がいる』(山森 洋監督)をぜひご覧ください - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

先日の記事でも紹介させていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催になった第21回ハンブルク日本映画祭の上映作品になっ...

ハンブルク日本映画祭上映作品『約束~忘れられない人がいる』(山森 洋監督)をぜひご覧ください - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 


まずは、映画祭なのでチケットの購入が必要となります。

支払方法は、PayPalというシステムを使います。

もし『約束』一本だけ見てくださるなら5ユーロのチケットが必要になります。

日によってレートが変わると思いますが、昨日のレートでは658円くらいだと思います。

そのほかに40ユーロで10本見られるセット、80ユーロで全部見ることができるセット、DVDやポスターなどの特典がつくプレミアセット120ユーロがあります。

まず、PayPalの登録がまだない人は、その登録が必要です。

"PayPal"で検索し、日本のPayPalのページから登録(無料)します。

クレジットカードか銀行口座番号と連絡先などを登録します。

次にハンブルク日本映画祭のページ(一応日本語表示のところがあるけど日本語はほんの一部、大体がドイツ語、でも多分雰囲気でなんとなくわかる、Google翻訳が利用できるかも)からチケット購入のところをクリックすると自分のPayPal画面が出てきて楽に買えます。

https://jffh.de/ja

映画祭のページから行くとドイツのPayPalのページに行き、日本語訳もしてくれるけど不自然な日本語なのでわかりにくいです。

だから先に日本語でPayPalの登録をしておくのがおすすめです。

まあ気が向いたらでいいので見てください。

ちなみに訳で一番苦労したのは主人公が書く詩の言葉と挿入歌(とてもよい歌です♪)の歌詞の訳です!