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きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

幌尻岳清掃&幌尻山荘排泄物汲み下ろし登山のご案内

2006-09-01 | 会員の方からのおたより
きたネット正会員団体「日高山脈ファンクラブ」高橋さんから、以下のようなお知らせが届きましたので、ご紹介します。

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●2006年 幌尻岳清掃&幌尻山荘排泄物汲み下ろし登山のご案内

8月開催予定の幌尻山荘排泄物汲み下ろしは、大雨災害のため、
残念ながら延期しました。
しかしながら便槽には、推定で400kgの排泄物がありますので、
これを少しでも人力により下ろしておきたいと思います。

また例年開催しています、幌尻山荘から上部の命の泉、幌尻岳山頂、
七つ沼カール、トッタベツ岳の清掃登山もあわせて実施します。
幌尻山荘の利用方法変更に伴い、昨年にも増して山荘を避ける山行が行われ、
七つ沼カールは幕営地としてよく使われるようになりました。

そこで、紅葉を楽しみながら命の泉・七つ沼の清掃を行い、
さらに山荘排泄物の担ぎ下ろしを行う
「幌尻岳清掃&幌尻山荘排泄物汲み下ろし登山」を実施します。

なお、日程的に3日間もお付き合いできないという方のために、
最終日の幌尻山荘排泄物汲み下ろしのみに協力いただく方法も可能です。
皆様のご協力をお願いいたします。

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[1]期日:2006年9月16日(土)~18日(月・敬老の日)2泊3日
 ※排泄物、ゴミ運搬のため取水ダムまでの車両乗入れをします。
 ※宿泊は幌尻山荘。毛布借用により寝袋は必要ありません。
[2]主催:日高山脈ファンクラブ
[3]後援:日高北部森林管理署 平取町 平取町山岳会(予定)
[4]定員:15名(最終日のみの参加定員10名)
[5]日程:
9月16日(土) 山荘到着後、山荘周辺の清掃を実施
 8時 日高町道の駅出発  
 8時30分 振内鉄道公園出発
9月17日(日)
 5時 山荘出発→命の泉→山頂→七つ沼カール→山荘
9月18日(月) 山荘排泄物汲み取り後、担ぎ下ろしを実施
 ※最終日、日帰り参加者は5時 日高町道の駅出発、
 5時30分 振内鉄道公園出発(日高町道の駅到着予定18時)
[6]内容:山荘排泄物汲み取り、命の泉・カールのゴミ清掃回収
[7]持ち物:行動食(朝夕食のみ共同装備)・非常食・雨具・着替え・防寒着・沢靴・登山靴・その他必要と思うもの(共同装備として朝夕食材料・ゴミ袋・火バサミ・缶を分担)
[8]参加費:1,000円(食料・山荘使用料(半分は会で負担))
※傷害保険はファンクラブで加入します。
[9]申込方法:住所・氏名・電話番号・生年月日・血液型・緊急連絡先について、ハガキ・FAX・メールで下記事務局へ9月8日(金)までにご連絡ください。
【連絡先】
日高山脈ファンクラブ事務局 
〒079-2303 北海道沙流郡日高町栄町東2丁目 高橋健方
TEL&FAX 01457-6-3630  E-mail taken[at]pop21.odn.ne.jp
(事業担当者・事務局長 高橋健)
※[at]の部分を@に変えて送信してください。迷惑メール対策にご協力ください。

NHK 「おはようもぎたてラジオ便」9月放送予定

2006-09-01 | 会員の方からのおたより
NHK札幌放送「おはようもぎたてラジオ便」という番組の中の
毎週水曜日・午前7時49分頃から55分頃までの時間帯に
「北海道森林物語」というコーナーがあります。
これは、きたネット正会員の北海道林業技師会が企画に携わり、
また窓口になって製作している番組です。
森林と人の結びつきなどに関する情報を
市民のみなさんにお伝えすることを目的として、
北海道の森林にかかわる保全活動や研究、
ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。
以下、9月の放送予定をご紹介します。

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9/6(水)●一風変わったスズメバチ-チャイロスズメバチ
佐山 勝彦さん
[森林総合研究所北海道支所 森林生物研究グループ]
チャイロスズメバチは他のスズメバチと色彩が異なるうえに、
一風変わった習性をもつ。
女王バチは自ら巣を作らずに、他種の巣を乗っ取って繁殖を行う。
これまでは非常に少なかったが、近年増加傾向にあり、
攻撃性も強いことから注意が必要な種である。

9/13(水)●緑化樹見本園の紹介と緑化樹講座PR
平田 孝則さん
[北海道立林業試験場緑化樹センター]
道立林業試験場では、北海道に適したさまざまな緑化樹を展示することにより、
身近なみどり環境づくりについての理解や関心を深めてもらうとともに、
試験研究成果の実証展示により一般道民や緑化関係者へ研究成果を広く普及して
緑化樹の利用促進を図っている。
また、緑化樹講座などいろいろなセミナーを開催して
技術者や指導者の養成並びに知識や技術を普及している。
そこで、緑化樹見本園の紹介とこれから開催する緑化樹講座をPRする。

9/20(水)●江差産漆で街づくり
室谷 元男さん
[江差町歴まち(れきまち)商店街協同組合理事長・江差塗工房会員]
江差町で新しい漆塗り伝統工芸づくりを目指す「江差塗工房」(メンバー7人)は、
建物の解体から出る利用可能な太い梁や柱を使用し、
漆塗りの机・ベンチなど味わいのある家具や器に再生している。
いまでは中国産の漆が主流を占める中、塗装職人によって、
江差産の漆を育て地域の活性化を図ろうと、
岩手県から苗木を購入し、森林所有者から借用した山林において漆の植栽を開始した。

9/27(水)●自然とふれあい森林ウオーク
吉田 昭義さん
[オホーツク森の案内友の会副会長]
「オホーツク森の案内友の会」は、樹木医、グリーンインストラクター、
森林インストラクターなどが加入し、現在会員38名で、森林・林業・自然等の重要性について普及啓発を図り、
次の時代を担う青少年の育成及び会員相互の情報交換や親睦を深め、
森の案内人としての資質向上を目的として網走支庁管内を中心に活動しています。
今年、設立10周年を迎え、記念行事として網走市で
「卯原内ダム湖一周森林ウオーク」を9月23日(土)に実施しました。
卯原内ダム湖を一周する約8kmのコースで、
100名を一般公募して、秋の森林観察、森林体験、ネイチャーゲームも行いました。
森林ウオークを体験して、自然の不思議さや大切さについて楽しみながら学びました。