人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

待つことは信じることです。①

2016年02月06日 | お気に入りの言葉

 子どもを育てるとき、お母さんはお子さんを待ってあげなくてはならないことが多いでしょう。歩けるようになること、おしゃべりできるようになること、靴を履けるようになること、字が書けるようになること・・・じっと見守りながら、待っています。「待つのが仕事」といえるほど、親は子どものことを待ち続ける存在のようですね。

子どもが大きくなると、待つことの内容が変わってきます。いろいろなことができるようになる反面、能力も知恵もついて、考えをしっかり持つようになるので、難しい問題も出てくるようです。友だちとうまく付き合えなくて、学校に行きたがらない。自分の目的を見出せなくて、悲観する。よくない遊びを覚えて、周囲に迷惑をかける・・・問題の大小の差はあっても、お子さんのいる多くのご家庭で経験のあることではないでしょうか。

でも、お父さんもお母さんも、お子さんを叱ったり、注意したりするのと同様に、待っていてあげることが重要なのだとわかっておられるでしょう。

いつかきっと、お子さんが悟って、変化することを信じておられるでしょう?待つことは信じることなのですね。

ジャンヌ・ボッセ著 「しあわせは涙のあとに届くもの」より