一芸
ピアノや洋裁や絵が上手になるのも一芸
あなたの笑顔にふれて赤ちゃんが泣きやみ
つかみあいの子供がすぐ仲よく肩を組み
涙のお母さんがあなたの笑顔ですぐ慰められ
盲人の手をとって安全地帯へ導いてあげる
幾千幾万人のうち一人が到達できる一芸でなく
誰も気付かず思いもしない小さい一芸を
注意して身につければあなたの顔も声も一芸
河野進著 「今あなたは微笑んでいますか」より
一芸
ピアノや洋裁や絵が上手になるのも一芸
あなたの笑顔にふれて赤ちゃんが泣きやみ
つかみあいの子供がすぐ仲よく肩を組み
涙のお母さんがあなたの笑顔ですぐ慰められ
盲人の手をとって安全地帯へ導いてあげる
幾千幾万人のうち一人が到達できる一芸でなく
誰も気付かず思いもしない小さい一芸を
注意して身につければあなたの顔も声も一芸
河野進著 「今あなたは微笑んでいますか」より
和やか
美しい花を見て
怒る人がいるだろうか
悲観する人がいるだろうか
思わず微笑むにちがいない
和やかな心になるにきまっている
もっとたくさん心に木を植えて
人々に惜しみなく施してあげよう
みんなの心に微笑みの花を咲かせよう
ぞうきん 河野進著より
今日は、きらり町の清掃作業。
7時から8時過ぎまで、草取り。
団地の中央には、川が造ってあり、その近辺の草取り。
この川の景観は、すばらしいが、管理は一苦労。
幾筋
川にたずねた
「どこへ行くのか」
「ひくいところへ」
別の川にたずねた
「どこへ行くのか」
「ひくいところへ」
幾筋ながれても
争いがない
ぞうきん 河野進著より
あいさつ
「お早うございます」
「お早うございます」
とても感じのよいあいさつだ
気がつかないらしい
よいことってそんなものだろうな
ぞうきん 河野進著より
近くを
お家の近くを通りかかりましたので
一言ごあいさつをと思いまして
皆さま お元気ですか
わたしがたも皆元気でおります
お目にかかれて安心いたしました
あちらの方へお出での節はお立寄りください
どうぞ 皆さまによろしくお伝え下さい
さようなら これもうれしい来訪である
河野進著 「今あなたは微笑んでいますか」より
いない
主イエスさまがお産れになった時代でも
わたしのような罪びとはいなかった
わたしのような偽善者はいなかった
わたしのような盗人はいなかった
わたしのような不親切な者はいなかった
わたしのようなイエスを十字架にかけた者はいなかった
わたしのような裏切り者はいなかった
わたしのような御名をけがす者はいなかった
わたしのような忘恩者は昔も今も絶対にいない
河野進著 「今あなたは微笑んでいますか」より
訪ねられる
主イエスは毎日一軒一軒訪ねられる
あなたがたは 今信仰の家にいますか
あなたがたは 今祈りの家にいますか
あなたがたは 今喜びの家にいますか
あなたがたは 今奉仕の家にいますか
あなたがたは 今伝道の家にいますか
あなたがたは 今感謝の家にいますか
あなたがたは 今希望の家にいますか
河野進著 「今あなたは微笑んでいますか」より
悠々
川よ ひどく急いでいるな
後ろから追い立てるんだ
今日は ひどくゆっくりしているな
前がさっぱり動かないんだ
争って先がけするより
途中も皆と仲良く行きたい
どうせ海に落ちつくのだ
あくせくせずに 悠々と参ろう
ぞうきん 河野進著より
あせる
街路で車は追い越しだけをあせっている
田畑で増収穫だけをあせっている
企業は製品売り込みだけをあせっている
労働者は高賃金だけをあせっている
わが子の名門校入学だけをあせっている
わが家の生活の安定だけをあせっている
大国は軍備の拡充だけをあせっている
すでに世界は心のない砂漠に化しつつある
ぞうきん 河野進著より
雑草
根のない雑草はない
茎のない雑草はない
新芽のない雑草はない
葉のない雑草はない
花の咲かない雑草はない
実の実らない雑草はない
そして名のない雑草はない
ぞうきん 河野進著より
主イエスさま 今日もお恵みください
ごうまんな一言より 謙虚な一言を
悲しみの一言より 喜びの一言を
傷つく一言より 癒しの一言を
痛みの一言より 慰めの一言を
さばく一言より ゆるしの一言を
絶望の一言より 希望の一言を
氷山の一言より 聖書の一言を
ぞうきん 河野進著より
知る
祈る人は
祈ってくれる人を知る
信じる人は
信じてくれる人を知る
愛する人は
愛してくれる人を知る
家畜や 草木でさえ
知っているのだから
ぞうきん 河野進著より