人は、ときどき自分のことを責めて、悲しむことがあります。
「わたしのせいでよくないことになった」「あんなことをしなければよかった」という言葉を口にしてしまったり、
人がいうのを聞いたりしたことがあるかもしれません。
でも、そんなことは決してないのですよ。
とても悲しいことやつらいことに直面したときも、人は自分のせいだと嘆くことがあるようで、
「罰があたった」という言葉を使う方がいたり、ときには前世まで持ち出す方もあるようですが、それは違うのです。
誰かのせいや何かが原因でよくないことが起きるということは決してないのです。
ジャンヌ・ボッセ著 「しあわせは涙のあとに届くもの」より