人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

つらくても自分を責めなくていいのです。②

2016年02月04日 | お気に入りの言葉

・・・・では、なぜ悲しみや苦しみに見舞われるのか。
 それは私にもわかりませんが、少なくとも悲しみや苦しみは私たちにたくさんのことを教えてくれていると思うのです。
  聖書に「立っていると思うものは倒れないように気をつけるとよい」という言葉があります。
 とてもきびしい言葉ですが、これは、「今とても物事がうまくいっているように感じていても決して慢心しないで、いつもしっかりと足元を固めて生活しなさい」という、励ましのメッセージだと思うのです。
 一生の間には、思いがけない出来事が起こります。自分の身に起こったときも自分の身に起こらなかったときも、今一度自分の足元を見直してみるきっかけをいただいたと考え、謙虚になりましょう。
 意味なく何かと結び付けて、自分を責める必要はないのです。

ジャンヌ・ボッセ著 「しあわせは涙のあとに届くもの」より