ヒサカキ(姫榊)である。
中国原産のサカキ科の常緑低木。
雌雄異株で画像は雄花。
常緑で葉っぱが一年を通して青々としているため「栄える木」が転じて「サカキ」。
また神世と人間界の境に植える木を意味する「境木」が転じてという説もある。
これは榊よりも小型なので「姫」がつけられたとか、榊ではないので「非」とつけられたとか諸説ある。
我が家のヒサカキが咲き始めた。
直接見ずとも、花の香りで咲いているのが分かる。
独特の臭いで、私は気分が悪くなるが、いい香りという人もいる。
榊は寒さに弱いため、この辺りでは代用としてこれを用いる。
そのせいか、庭に植えているお宅も珍しくない。
花期は3〜4月。
今日は朝からいい天気。
気温も17度まで上がって暑いくらいだった。
義父のデイサービスはお休みだったが、娘が部活だったので7時には起きだした。
台所のヒーターを点けて、新聞を取りに行き、居間のヒーターも点けねばと入ったら、こうである。
昨夜、寝落ちするなよーと言って私は休んだのだが、物の見事に寝ちゃったらしい。
そして、人が寝ていれば集る猫たちである。
麦と白玉が乗っかってないのは、カーペットからの熱で座布団がぬくぬくしていたせいであろう。
どん兵衛は最近、両前脚を前に伸ばして寝ていることが多い。
猫好きの人からすれば幸せな光景だが、夜間にちゃんと寝るという観点からすればよろしくない。
7時半に起こしたが、上体を動かしただけでまた寝てしまった。
その後も何度も声かけしたけど返事がかえるだけ。
猫たちは皆、外に行ってしまい、ラジオで「8時のニュースを...」の音声が。
それに娘が反応して飛び起きた。
「7時半じゃないの!!!」って、私が最初に起こしたのがその時間だよ。
慌てて朝食をとり、身支度を整えに廊下へ走り出す娘。
歯磨きなどを済ませて戻ってきたら、バツが悪そうに「送って下さい」である。
9時じゃなくて8時半集合だったようだ。
ため息ついて私も用意を整え、学校まで送っていった。
寝起きの悪さは息子に比べたらはるかにいい方だけど、この先、どうするのかねえ。
今は歩いて20分ちょいの距離に学校があるけど、高校となるとどこに行くにもバス通学。
志望校が駅の方なので、7時のバスに乗らないと間に合わない。
息子も度々、乗り遅れたり乗り違えたりで、駅まで送って行く羽目に陥ってたっけ。
娘が帰ってきてから買い出しに行き、13時前に帰ってきたら義父が出かけるところだった。
台所の引き出しをゴソゴソとあさり、名刺を取り出してポケットに入れていた。
あれ?と思って、マッサージに行くのかと聞けば、そうだと言う。
確か次の予約日は31日だったはず。
確認するように促したら、3日だから今日で間違いないとのたまう。
まだ3月に入ったばかりだとか、またわけの分からないことを言い出した。
今日は24日で、3月はあと一週間でおしまいですよ、来週は4月ですよと言ってやった。
ぽかんとした顔でしばらく納得がいかない様子だった義父。
とにかく今日は予約日じゃないから行くなと釘を刺して出してやった。
毎朝、新聞を見てカレンダーを見て日付を確認し、食後にもまた同じことをしてるのだが、ボケるってこういうことなのね。
明日から聖火リレーが始まるようだが、いわきも初日。
いつも行くツタヤ界隈の道路が昼前から通行止になるようだ。
スポーツ関係にはほぼ興味がなく、オリンピックも開催しなくていい派なので、これもどうでもいい。
娘の話だと、同じ中学校で走る子がいるとのこと。
だからといって、見に行く気などなく、情報として伝えてくれた感じだ。
標本木のソメイヨシノも開花したそうだ。
小名浜測候所が閉鎖されたため、市民グループが標本木の管理をしていて、情報を流している。
22日に開花宣言が出され、平年よりも13日早く、測候所開設以降で最も早い開花だそう。
7日の入学式まで花が保つといいのだけど。