ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

仏花を買いに行く

2021-03-17 | 白い花

キンギョバツバキ(金魚葉椿)である。
ツバキ科の常緑高木。
ヤブツバキの変異種を園芸種として作り出したもの。
葉の先が三裂しており、金魚の尾鰭に似ていることからこんな名がつけられた。
これはフラワーセンターで咲いていたもので白色だが、赤色のものもある。


朝からいい天気だったけれど、風が一日吹き荒れていた。
気温は14度だったけれど、この風のせいで肌寒かったわ。

彼岸の入りで、お墓に花を供えに行こうと、まずは近くの園芸店に仏花を買いに。
たくさんの人が、束ねられた花を吟味していた。
菊の花束も、色の組み合わせが多様だし、微妙に花の種類も異なる。
一色のみでまとめられたものや、大輪咲きのものまであり目移りする。
でもいつもと変わらず、お墓用に菊、仏壇用に小菊とカーネーションを購入した。

残った草を取るのに手袋やシャベル、また花鋏も積んでいたので、そのままお墓に行こうと思っていた。
でも、あまりに風が強いのでやめた。
花を供えても、この風で吹き飛ばされかねない。
実際、昨日も早くから供えられた花が、風で飛ばされて散乱しているのを目撃しているし。
とはいえ、明日も風が穏やかになるわけでもなさそうでまいったね。

帰ってバケツに水を張り、買ってきた花束をそこに浸けておいた。
午後になって、仏壇の花瓶を持ってきて、小菊とカーネーションを活けた。
仏間に運び込もうとしていたら、散歩に出ていた義父が帰ってきた。
でも、私が手にしている花瓶を見ても無言。

あのさあ、あなたの奥様に供える花じゃないのかい?
仏壇には自分が供えるの一言があってもいいと思うんだが。
完全無視されたので、心の中で舌打ちして、仏壇に花瓶と水の入ったコップを供えた。
もう、どうでもいいんだろうね、この手のことは。
そのくせ、他所の人に義母の話をされると、忘れたことがないとか寂しいとか言うんだよなあ。

明日は風の様子を見てお墓に行ってこよう。
ひとまず、仏壇の方は終わったので、義妹がいつきても大丈夫。


猫箱からちみっと頭を出して、周囲を伺うクロさん。

台所の爪研ぎは、前足一本だと安定しないようだ。
この箱の中にあるのは、四方が囲まれているのでずれることもなく、よく中でバリバリやっている。
他の猫は入らないのだが、どん兵衛や白玉は体の大きさ的にきちきちで、そういう点で無理なのであった。
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